堺市の自民系市議5人が19日、堺市役所内で会見し、大阪府の橋下徹知事が代表に就任する地域政党「大阪維新の会」への合流を表明。これにあわせて同日に、堺市議会で新会派「大阪維新の会」を発足させた。市議らは「今の行政の仕組みでは子や孫に借金を残すだけ。知事と連携し、新しい仕組み作りに参画したい」と語った。

 ■事実上の“橋下党”

 合流するのは、堺市議会「自民党・市民クラブ」に所属する馬場伸幸、北野礼一、西井勝、西林克敏、米田敏文の5市議。4月初旬に維新の会に加わる府議らから府と大阪市の再編などをまとめたマスタープランの説明を受けて参加を協議し、堺市議の意見を反映させることを条件に参加を決めた。

 市議らは昨年の堺市長選で、各党相乗りで支持した現職市長に対して、現市長の竹山修身氏を応援した橋下知事と対立。馬場議員は「知事へのアレルギーは残っているが、知事の強烈なリーダーシップがなければ仕組みを変えることはできない。恩讐(おんしゅう)を超えてやっていきたい」と連携を強調した。

 18日に堺市議らと会談した橋下知事は「基本的な枠組みについて合意ができた。非常に感謝しており、構想実現に向けて一緒に戦っていきたい」と述べた。

 「大阪維新の会」をめぐっては、府市再編などを掲げる知事に賛同する府議22人が今月1日に同名の新会派を府議会で設立。これらのメンバーを中心に19日午後に大阪市内のホテルで旗揚げされる予定で、事実上の「橋下新党」となる。

 新党には現時点で、この日会見した堺市議5人を含め、府議24人、大阪市議1人の計30人が参加を表明。ほかにも数人が加入の意向を示しており、35人前後までふくらむ可能性がある。

 新党は国会議員を選出しないため、政治資金規正法上の「政党」には該当しない。橋下知事はこれまでに「あくまで大阪を変えるという一点でやっていきたい」として、山田宏東京都杉並区長と中田宏前横浜市長らが結成した「日本創新党」とは一線を画す考えを示している。

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