JR福知山線脱線事故(05年4月)で、井手正敬氏(74)らJR西日本歴代社長3人の起訴の可否を審査している神戸第1検察審査会は25日午前、審査を申し立てた遺族3人から意見を聞いた。午後には神戸地検の担当検事からも意見聴取し、近く、最終判断するとみられる。

 申立人からの意見聴取は検審が必要と認めれば可能だが、実際に意見を聞くのは異例。遺族は午前10時半から、同検審がある神戸地裁内の会議室で意見陳述した。一方、午後の聴取で検察官は、井手氏らに事故の予見可能性がなかったと説明するとみられる。

 審査を巡っては遺族ら35人が先月、同検審に意見陳述の機会を設けることと井手氏、南谷昌二郎氏(68)、垣内剛氏(65)の3人の起訴議決を求める意見書を同検審に提出した。【吉川雄策】

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