2005年08月13日
久々の日記
確率淘汰:死亡率計算の最終回
1000年が経過するごとに、事故死率を1/4倍、1/9倍、1/16倍、1/25倍・・・と減少させていく。
計算結果をプロットすると以下のようになる。

このグラフは今までのグラフとは明らかに違う。
100000万年まで事故死率は増加し、約29%の人が死亡するが、それ以降の死亡率の増加がほとんどなく、1億年経過しても、死亡率は約29%であり、71%の人は確率により淘汰されないのである。
以上の考察から、科学技術の進歩により確率による淘汰から免れることは可能である。
だが、それには永遠に研究を続け安全性を向上していく必要がある。
仮にどこかで科学の進歩が止まり、事故死率が一定値を取れば、必ず死亡率は100%に近づいていく。
不老不死の実現は終わることのない戦いであると言うことができるのである。
最も、人類が上で述べたように努力を続けたとしても、29%の人は死を免れることはできない。
これは確率的な人類の選別であり、人間が意図的に操作できない要素である。
21%の人は永遠の無へと消えていき、71%の人は永遠の可能性を手にする。
確かにこれは不公平で、理不尽な現象であるが、これが残酷な現実であると受け止めるしかない。
では、どうすれば生き残ることができるのか?
誰が生き残るのか?
生き残るための対処策は、常に事故の危険がある場所に行くのを避けたり、非常事態に備えて生き残る訓練を行うくらいしかない。自己を守る能力を磨き、常に生き残る方法を考えていく必要があるかもしれない。
何が何でも生きたいという強い意志を持つことが、生き残るための最善の策であると言える。
それでも、人類は確率的に無条件に選別されるため、誰が生き残るかは実際にその時になってみないと分からない。
ストーリーの結末としては、いわゆる善人が生き残り、悪人が死ぬというのが、大衆受けするのかもしれない。
だが、おそらくは、善人も悪人も関係なく、ランダムに選ばれた者が死んでいくというのが現実である。
事故死の確率計算のデータをまとめた記事を
http://genetics.fc2web.com/file/probability.html
へ置いたので、見てみてください〜。
というわけで、久々の日記です。
締め切りを過ぎた翻訳の仕事をせずに事故死の確率計算をしていたことは置いといて、近況報告します。
夏休み入ってから、家に引きこもって翻訳してます。
ヒト成長ホルモンとか副腎ホルモンなどが老化対策に良いですよ〜という内容です。
ミクシィを始めました。
「ミクシィ」ってのは友達の紹介で入会することができ、登録している人たちで友達の輪を広げていこうというサイトです。
100万人くらい登録しているらしいので、昔の友達を見つけたりすることも結構あるらしいです。
といっても薬学部入るより前の友達は俺が不老不死のサイトを作ってるの知らないので、あまり見つかりたくないのですが。
19日からはシカゴに行きます。
A4Mの国際会議を見に行くためです。
世界のアンチエイジング医療を知るチャンスなので、気合を入れて参ろうと思います。
人脈作りも必須です。
1000年が経過するごとに、事故死率を1/4倍、1/9倍、1/16倍、1/25倍・・・と減少させていく。
計算結果をプロットすると以下のようになる。

このグラフは今までのグラフとは明らかに違う。
100000万年まで事故死率は増加し、約29%の人が死亡するが、それ以降の死亡率の増加がほとんどなく、1億年経過しても、死亡率は約29%であり、71%の人は確率により淘汰されないのである。
以上の考察から、科学技術の進歩により確率による淘汰から免れることは可能である。
だが、それには永遠に研究を続け安全性を向上していく必要がある。
仮にどこかで科学の進歩が止まり、事故死率が一定値を取れば、必ず死亡率は100%に近づいていく。
不老不死の実現は終わることのない戦いであると言うことができるのである。
最も、人類が上で述べたように努力を続けたとしても、29%の人は死を免れることはできない。
これは確率的な人類の選別であり、人間が意図的に操作できない要素である。
21%の人は永遠の無へと消えていき、71%の人は永遠の可能性を手にする。
確かにこれは不公平で、理不尽な現象であるが、これが残酷な現実であると受け止めるしかない。
では、どうすれば生き残ることができるのか?
誰が生き残るのか?
生き残るための対処策は、常に事故の危険がある場所に行くのを避けたり、非常事態に備えて生き残る訓練を行うくらいしかない。自己を守る能力を磨き、常に生き残る方法を考えていく必要があるかもしれない。
何が何でも生きたいという強い意志を持つことが、生き残るための最善の策であると言える。
それでも、人類は確率的に無条件に選別されるため、誰が生き残るかは実際にその時になってみないと分からない。
ストーリーの結末としては、いわゆる善人が生き残り、悪人が死ぬというのが、大衆受けするのかもしれない。
だが、おそらくは、善人も悪人も関係なく、ランダムに選ばれた者が死んでいくというのが現実である。
事故死の確率計算のデータをまとめた記事を
http://genetics.fc2web.com/file/probability.html
へ置いたので、見てみてください〜。
というわけで、久々の日記です。
締め切りを過ぎた翻訳の仕事をせずに事故死の確率計算をしていたことは置いといて、近況報告します。
夏休み入ってから、家に引きこもって翻訳してます。
ヒト成長ホルモンとか副腎ホルモンなどが老化対策に良いですよ〜という内容です。
ミクシィを始めました。
「ミクシィ」ってのは友達の紹介で入会することができ、登録している人たちで友達の輪を広げていこうというサイトです。
100万人くらい登録しているらしいので、昔の友達を見つけたりすることも結構あるらしいです。
といっても薬学部入るより前の友達は俺が不老不死のサイトを作ってるの知らないので、あまり見つかりたくないのですが。
19日からはシカゴに行きます。
A4Mの国際会議を見に行くためです。
世界のアンチエイジング医療を知るチャンスなので、気合を入れて参ろうと思います。
人脈作りも必須です。
h_kanata at 06:25│Comments(0)│TrackBack(0)