h_nekomata

月明かりの信号所

ブログの説明はPC版ページのブログパーツ部分に記載しています。

24 Jul

215系 ホリデー 快速ビューやまなし号に乗車

215系 横コツNL3編成
↑215系 横コツNL3編成

 早朝・夜間に運用が無く運用に余裕がある特急型電車を有効活用するべく登場した、有料座席定員制・東海道本線(東京口)向け通勤ライナーの「湘南ライナー」。着席通勤の機運向上に応え、好評により増え続ける需要に対応するべく1992年(平成4年)から登場したオール2階建て車両215系 DDL(Double Decker Liner)。車体は211系のダブルデッカーグリーン車と415系1900番台(ダブルデッカー試験車)の車体構造を、足回りは211系をベースに改良を加えて登場しました。
 運用としては登場当初から本来の用途である湘南ライナー(「ホームライナー小田原」「おはようライナー新宿」を含む)で使用され続けています。また湘南ライナーは、平日朝夕ラッシュ時のみ運転のため、運用の空く日中時間帯は、登場当初 東海道本線の快速 アクティーとして運用されていました。また定期列車ではありませんが、湘南ライナーの設定が無い土日・休日を中心に、低温・降雪・霜の影響(※)が見込まれる冬季を除いた期間には、中央東線の行楽向け臨時快速列車 ホリデー快速 ビューやまなし号としても運用されています。
※・・・215系は耐寒地・降雪地向けの装備を持たないため。

 登場から暫くは登場当初のような運用が続けられていましたが、2001年(平成13年)12月に東海道本線 快速 アクティーから撤退、その後 日中時間帯は、新宿駅発着の東海道本線・横須賀線方面への湘南新宿ラインの列車に投入されましたが、それも2004年(平成16年)10月に、湘南新宿ラインで使用される車両が全てE231系に統一されると、日中時間帯の定期運転が消滅。以後 旅客営業を行う定期列車は、朝夕ラッシュ時の湘南ライナーのみとなっています。そのため現在は平日 日中は運用が無く、土日・休日は上記のホリデー快速の運用が無い日は、一部車両の回送運転が行われるのみで運用がありません。

 この車両は外観・内装共に好きな車両で、登場したばかりの頃、215系 充当の快速アクティーに何度か乗車しに行きましたが、平日・土日休日共に日中 東海道本線・横須賀線界隈で定期運用を失って以降、しばらく乗車していませんでした。今回 折角時間に余裕があるので、久しぶりに乗車しに行くことにしました。
 ホリデー快速 ビューやまなし号は、名前の示す通り種別が「快速」なため、普通自由席は特別料金不要・乗車券のみで利用可能、普通指定席は事前に別途 座席指定券の購入が必要ですが、全区間一律520円と、乗車時間がある程度長い場合はかなり割安に感じます。なお転換リクライニングシート完備のグリーン車は、東海道本線、横須賀線などの東京近郊路線 普通列車とは異なり、乗車距離に応じて料金が加算されていく「指定席グリーン車」なため少々料金は高めですが、それでも同一区間を特急 あずさ・かいじ の自由席に乗車するよりは少々割安な料金設定になっています。また青春18きっぷ を使用する場合は、グリーン車は指定席グリーン車なため併用して乗車出来ませんが、普通自由席は勿論、普通指定席も別途座席指定券を購入すれば利用可能です。

 今回は電動車で首都圏では少数派になりつつあるMT61形主電動機の音も楽しみたいので、普通自由席でダブルデッカーになっていない、先頭制御電動車 クモハ215形の車両端・台車上部の平屋部分の座席に乗車。ちなみにE231系近郊型など、首都圏近郊路線の普通列車グリーン車を利用した事がある方は既にご存知かもしれませんが、215系を含めてJR東日本 近郊型電車のダブルデッカー車両は、車両限界の制約があるため、ダブルデッカー部分は2階席・1階席共に手荷物を置くスペースが狭いため、手荷物が多い場合は座席上部に網棚のある各車両 両端部の平屋席を利用するのがオススメです。なおついでに書いておくと、215系の場合、普通車は ダブルデッカー部分の座席にも上部に小さいながら網棚があり、また座席も片持ち式の固定4人向かい合せ式クロスシートなため、座席の座面下に小さい空間があるため、転換リクライニングシートのJR東日本 近郊型電車のダブルデッカーグリーン車よりは、多少ではありますが手荷物を置くスペースは広いです。このホリデー快速 ビューやまなし号は、観光客数がピークを迎える混雑期には、かなり人気のある列車で、これだけ多くの定員を誇る車両でも車内が一杯になる事が多々あるのですが、今日は始発の新宿を出て次の三鷹駅を発車する頃にはある程度の席が埋まってはいたものの、比較的落ち着いていたように思います。ただこの車両の最大の売りである、ダブルデッカー部分の2階席は新宿駅で殆ど席が埋まってしまうような状況でした。やはり運賃と速達性のバランスが良い列車で人気が高いので、早めに普通指定席なり指定席グリーン車なり座席を確保しておいた方が安心して乗れるなと再認識させられましたね。、
 215系は車両形式の附番からも解るように、近郊型電車に部類される車両ですが、本来の用途が座席定員制通勤ライナー用車両なため、普通車は4人向かい合せ式オールクロスシート・2ドアで車内は比較的ゆったりとしていて、しかもトイレは男性向け小便用と男女共用を共に備え、またトイレとは別に独立した洗面台を装備、また現在は携帯電話の普及により撤去されてしまいましたが、かつてはカード式公衆電話も装備していました。装備を見る限りは、近郊型と言うよりも、かつての165系のような急行型電車に近い作りに仕上がっています。おかげで特別料金不要の列車とは思えな程快適に乗車する事が出来ました。

 215系は上記のように、個人的にかなり好きな車両ではあるのですが、運用する側では結構使いどころの困る車両でもあるようで、実際 通勤ライナーの無い日中時間帯の首都圏の近郊列車での運用が無くなったのは、片側3ドア・4ドアの車両と比べて駅停車時 乗客の乗降時間がかかり、遅延の原因となるのが最大の要因でした。元々 211系の様に増結用の付属5両編成の製造も計画されていましたが、結局実現せず全編成10両固定編成での運用を強いられ、乗降扉はデッキは無いものの、急行型・特急型電車のような幅狭の1枚扉によるものが片側2ヵ所のみと言う構造のため、今の首都圏の近郊列車で運用するには少々無理があったのかなと思います。まあただでさえ頻繁に15両編成の普通列車が運転されている区間で、付属編成なしの短い10両 or 11両編成の列車が来ると、15両で列車が来るつもりで 実際はホーム上の車両の止まらない位置で待っていた乗客が、慌てて先頭車両に駆け込むと言う状況が片側4扉車でさえも頻繁に見られるので、無理はないなと思います。そのため、駅での乗降時間を稼ぐためなのか、かつて日中時間帯の快速 アクティーで215系充当の列車に乗ると、他の113系・211系 充当列車よりも駅間で走行中はスピードを出してカッ飛ばして走っていた印象が強いですね。また本来の用途である、湘南ライナーも、元々この座席定員制通勤ライナー自体が早朝・夜間に運用の余裕がある特急型電車を有効活用するべく登場した列車と言う特性上、215系以外の使用車両は185系、251系、また現在は湘南ライナーからは撤退していますが、かつてはそれに加えて183系/189系、E351系、E257系と、どれも乗降口と客室がデッキで仕切られ、リクライニングシート完備の特急型電車と言う事で、「同一料金で乗れるなら、4人向かい合せで、背もたれも傾斜しない215系よりも特急型電車の方がいい」と言う機運も高いらしく、ライナー券は215系以外の車両が充当される列車の方が比較的人気が高かったりするようです・・・

 215系も平成4年〜平成5年にかけて製造された車両と言う事で、経年的には車齢20年以上経ってはいるのですが、オールステンレス車体で、また上に何度も書いているように、ここ約10年間は湘南ライナー以外の定期運用が無く、累計走行距離は車齢に対してかなり短いと思うので、個人的には全然まだまだやれる車だと勝手に思っています。確かに昼間の定期運用を失ったばかりの頃は、当時 車齢もまだそこまで高くなかったので「何か勿体ないと言うか可哀想な車両だな」と思いましたね。また当時は205系、211系、651系、253系なんかも首都圏では現役バリバリで活躍していましたし。ただ215系も車齢がある程度高くなって来てしまい、そう言う感覚は無くなりはしませんでしたが、それでも自分の中では ちょっとだけ薄れて来てしまったかなと思います。そういえば以前 E259系 2代目 成田エクスプレスに乗車した時に、大型トランク用荷物棚に盗難防止用のダイヤルロック式の錠がついているのを見た時は「215系も、昼間は平屋の座席の一部に183系 幕張車 臨時特急ウィング の時みたいに汚れ防止用のシート被せてから 自転車とかオートバイみたいなダイヤルロック錠でもつけた上で 大型手荷物用置き場にして、東京〜成田空港の特別料金不要・成田エクスプレスのサポート役的な特別快速みたいな列車で一花咲かせてあげられないもんかな・・・」と勝手に想像を膨らまさせたりした事もありました。あとは足回りが211系がベースって言うのが、長年使うには今のご時世ちょっと致命的な感じもします。何より界磁添加励磁制御と言う事で、主電動機は頻繁に整流子の清掃が必要な直流直巻電動機、また制御方式の特性上 始動から抵抗器全短絡状態に持っていくまでは旧来の抵抗制御なので、電気的接点も最近の車両と比べたら多いですからね。メンテナンスフリーで省電力、無段階制御可能なVVVFインバータ制御全盛期で、最近では従来からの誘導電動機も完全密閉化され始めているだけでなく、同期電動機まで実用化され始めるなど、かなり進歩しているご時世ですから その点ちょっと厳しいかな・・・とも思います。そういえば、噂の出どころは知りませんが、一部鉄道ファンの間で、485系改造 ジョイフルトレイン(宴,ニューなのはな・・・etc.)置き換えのため、215系がその代替用としてジョイフルトレイン化されるのでは?などと噂されていたのを聞いたり事もありましたが、最近はその手の話は聞かなくなった気がします。個人的には現状の10両編成・クロスシートの状態で昼間も気軽に利用出来る列車で走ってくれると嬉しいんですが、色々と難しそうですね。



IMG_20160724_113714
↑普通車ダブルデッカー部の2階席の様子です。座席上に手荷物用の網棚はありますが、車両限界の制約上 本当に申し訳程度に小さいものになっています。ちなみに他のJR東日本 近郊型電車の乗降口のある平屋部からダブルデッカー部2階席へ行く通路は、2階席の定員を稼ぐため螺旋階段状になっていますが、215系の普通車は日中 首都圏近郊列車で運用時の乗降時間短縮を兼ねて、階段は直線状になっています。

IMG_20160724_113919
↑車両 両端部の平屋部と妻面内装になります。貫通路の扉のデザインに、651系、183系/189系 グレードアップあずさ・あさま や 113系 サロ124形&211系 ダブルデッカーグリーン車などJR東日本 黎明期の車両の雰囲気を感じますね。また209系などと同様に、化粧板はグレーが基調になっています。私の知人で少々口の悪い方が以前 新車で登場したばかりの209系の内装を初めて見て「(車内の配色がグレー基調な上に側窓が遮光ガラスで車内の雰囲気が何処となく暗いせいなのか)なんだよコレ。公園の公衆便所みたいじゃねーか。」と言っていた事がありましたが、こちらは遮光ガラスではない事や壁に凹凸があまりない事が原因なのか、そこまで暗い印象は受けませんね。

IMG_20160724_110444
↑一応 近郊型電車と言う事で、優先席用で座席モケットの色が違うタイプの座席があります。ただ窓や周辺の壁に、優先席である事や、優先席付近携帯電話電源OFFを示すステッカー等は無く、また現在は普通列車の定期運用が無いので、殆ど機能していないように思います。

IMG_20160724_110048
↑215系は、他の近郊型電車ではグリーン車でも殆ど見かけない、トイレとは独立した洗面台を装備しています。近郊型を名乗る電車にしては面白い装備だと思います。
11 Jul

普段あまり撮影しないのですが

N700系新幹線1000番台(N700A) JR東海所有車 G26編成
↑N700系新幹線1000番台(N700A) JR東海所有車 G26編成

 普段あまり新幹線は撮影しないのですが、夏場になり、強い日差しに当たった蛍光色の強い白色の車体が、都市の風景に映えてキレイなので、久しぶりに東海道新幹線を撮影してきました。
26 Jun

写真のみ先に

東武200系(後期型) 208F 普悠瑪カラー
↑東武200系(後期型) 208F 普悠瑪カラー
4 Jun

神田川沿いでE351系を撮影

E351系0番台 長モトS23編成+長モトS3編成
↑"E351系0番台 長モトS23編成+長モトS3編成
東京駅まで乗り入れるスーパーあずさ6号を撮影してきました。

E351系0番台 長モトS3編成+長モトS23編成
↑E351系0番台 長モトS3編成+長モトS23編成

 最近 小田急方面へ出掛けるようになり、また新宿駅をよく利用するようになったため、E351系を度々見かけていたのですが、そういえば暫く撮影していないなと思い、今日は思い切って撮影しに行ってきました。
 撮影を思い立った切欠としては、確かに このE351系は既にE353系投入による特急 スーパーあずさ からの置き換えがアナウンスされていると言うのもまあ理由の一つではあります。ただ元々好きな車両でもあり、特に登場してきた時は衝撃的に感じた事に加えて、JR東日本の特急型電車では久しぶりの高運転台タイプの電車だったので嬉しかったのをよく覚えていますね。
 台頭する高速バスに速達性でも対抗するべく、中央東線特急用の振り子式電車として登場したE351系ですが、ただでさえ東日本地区の電車で振り子電車が投入されたと言うだけでもかなりインパクトがありましたが、私はそれ以上に651系チックな高運転台構造と大型のLED式前面愛称表示器を配したデザイン、塗装色に採用されている紫系の色(グレースパープルとフューチャーバイオレット)の色の感じがとても好きでしたね。また中央東線は山岳地帯を走行するため山間を縫うように線路が敷かれた曲線区間が連続し、列車の高速運転の障害となっていたため、それを解消するために、E351系が登場した当時は、トンネル・高架橋などを多用した大規模な新線架け替え計画なども構想されていて、E351系はその新線架け替え後の高速運転を見据えた車両と言う位置付けで登場した車両だった故に、登場した時は夢のある車両だなと思いました。E351系の製造・開発費用・保守費用の高騰の煽りを受けて予算を取られてしまった影響で、ほぼ同時期に房総地区特急用183系 初期車の置き換え用として登場した255系が253系の車体断面構造を流用するなど、結果的に現在のJR東日本の特急電車の合理化・コストカット路線の走りになってしまったという逸話があるなど、個人的にこの車両にはそう言う悪いイメージも持ってはいるのですが、それでも私は単純にこの電車は非常に好きです。
1 Jun

軽く出かけてきました。

小田急ロマンスカー60000形 MSE 60052F+60255F
↑小田急ロマンスカー60000形 MSE 60052F+60255F

 最近写真を1枚ずつ掲載してばかりで殆ど書いていませんが、学生時代によく出かけていたため懐かしくなり、小田急方面へよく出かけています。小田急5000形も小田急ロマンスカー10000形 HiSEも居なくなり、正直なところ「もう小田急にはあまり未練も無いな。あとは小田急ロマンスカー7000形 LSEが引退したら、もう小田急方面はどうでもいいかな。」くらいの気持ちで居たのですが、最近は小田急ロマンスカー7000形 LSEや小田急ロマンスカー60000形 MSE目当てでちょくちょく出かけていますね。小田急ロマンスカー60000形 MSEは、乗車してみて残念に感じたり、不満に感じる点も多々あるのですが、現在現役の小田急の特急型電車の中では、乗るのも撮るのも結構好きで気に入っている車両です。
31 May

近場で撮影(越中島支線)

DE10 1500番台 1697号機 工7283レ
↑DE10 1500番台 1697号機 工7283レ

 小名木川貨物線で(越中島支線)軽く撮影していきました。この撮影地はどうも私と相性が悪いのか、ここで撮ろうとすると、荷なしで機関車単機で来たり、運休で来なかったりする事が多いのですが、今日はちゃんと荷も付いていましたね。ただ今日はスノープラウ付きの1697号機だったので、足元にフェンスが掛かるこの場所で撮影したのはちょっと勿体なかったかもしれません。
・ハンドルネーム・ブログタイトル変更しました。(09/09/22)
詳細
・ハンドルネームを再変更しました。(11/11/29)
詳細

Archives
ブログ説明
 旧HN 「猫又」→「十六夜の白狐」、旧 ブログ名「鉄道好きな猫又の日記」です。(共に2009年9月22日変更)
 鉄道ネタがやや多いですが、私が思いついたことを雑記的に書いています。写真は拘りなく自分で楽しむ程度で気軽に撮っているのでなかなか上達せずヘタクソですがご容赦下さい。
このブログへのリンクはアダルトサイトなどからのリンクは禁止としていますが、基本的にフリーです。なのでこのブログにリンクを貼る場合にはメールやコメント欄に一報を頂けると有難いですが基本的に連絡は不要です。

風来狐:fu_raiko★yahoo.co.jp(★を@に変えて下さい)
Recent Comments
Mozilla Firefoxバナー
Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード

※私が使っているインターネットのブラウザです。(フリーソフト(無料))皆さんも良かったら使ってみて下さい。「お気に入り」などはInternet Explorerと互換があります。このブログの閲覧はこのmozilla Firefoxの使用を推奨しています。
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Profile
記事検索
クリック募金(DFF)
リンクバナー
みんなのプロフィールSP

ブロ電™切符


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 野球ブログへ
にほんブログ村 その他ブログへ
人気ブログランキング【ブログの殿堂】









QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ