京急600形(三代目) 608F
↑京急600形(三代目) 608F
 京成本線の京成高砂駅以東へと乗り入れる京急車の運用。この京急600形(三代目) 608Fは8両固定編成で唯一の京急600形(三代目)の4次車になります。登場時に内装・走行機器共に設計が見直され、主電動機を大出力タイプに変更する代わりに編成のM車比率を下げ(※6M2T→4M4T)、将来的に4両、6両、8両の組み換えが容易な形にした事が特徴で、外観的にはパンタグラフがシングルアームタイプになっている事が一番目立つ点でしょうか。この編成 製造当初は編成中に三菱電機製と東洋電機製の異なる会社で製造された制御装置が搭載されていて、その頃は結構不調が多い車両だったと思うのですが、何年か前に4両固定編成と制御装置になど一部機器の交換がなされて、編成中の制御装置が全て三菱電機製に統一されて以降はあまりそういった話は聞きませんね。

 今日は京成本線内で京急車を撮ろうと思い出掛けて来ました。京急車の京成高砂駅以東 京成本線乗り入れ運用は、原則 京急600形(三代目)か京急 新1000形 6次車以降(ステンレス車)が使用されますが、極稀に他の地下鉄乗り入れ対応8両編成が使用される事もあります。
 京急 新1000形 ステンレス車が撮れればと思っていたのですが、今日は京急600形(三代目)でしかも貴重な4次車の608Fでした。元々撮りたかった種類の車両ではありませんでしたが、こういうのは意外と狙うとその運用に入ってくれなかったりしてなかなか撮れないので良かったと思います。
 この時期は日差しが強く待っている間は辛いですが、こういった水や青々とした木々を入れて撮ると涼やかで結構いいですね。
 
京成3400形 3408F
↑京成3400形 3408F

京成3700形 3758F
↑京成3700形 3758F