ひさしはあるくよどこまでも

硫黄島、好きだー!!

おしらせ

大岩根 尚 の個人ブログです。
薩摩硫黄島で、遊んで暮らしています。

硫黄島でのガイド等のご相談は
planetary(アットマーク)musuhi.earth
までおねがいします。

環境学博士にきく地球温暖化のはなし Vol.2 後編

すげー久しぶりに、こっちにも更新します。

温暖化ってどうなってんの?の対談記事、第三回、でましたー!
うんこの話です。
今の二酸化炭素の量、すげーって話とかもしてます。

どうぞ!

環境学博士にきく温暖化のはなし

SDGs関連リンク集つくりましたー

お久しぶりです、ひさしです。

先日、SDGsカードゲームで話題の、イマココラボさんのカードゲームファシリテーター研修に行ってきました。このことをきっかけにSDGsについて学び始め、ひとまずリンク集を作ってみたので共有します。何かに役立ててくださいねー。


<外務省の日本語訳>
SDGsの日本語訳
SDGs の169のターゲットと232の指標、日本語訳

<国連広報センター>
国連広報センターSDGsページ
 SDGs報告2018
 SDGs報告2018の原文(英語):こっちのほうが相互関連性わかりやすいUIですね。
 相互関連性の原文(英語):相互関連性って重要みたいです!要チェックや
SDGs facts and figures:SDGsの数値などの根拠が載ってます、これ見た方がいいやつ
ナマケモノにもできるアクションガイド
なぜ大切か
SDGsインデックス2018

<国連本部>
SDGs(英語)
SDGs指標(英語):どのくらい達成できたかを測るため232の指標

<日本政府系>
首相官邸SDGs推進本部
地方創生に向けたSDGsの推進について 内閣府地方創生推進事務局
自治体SDGs 内閣府
自治体SDGs ガイドライン 建築省エネ機構
産学官NGO取り組み事例 科学技術振興機構
平成31年度SDGs関連予算
SDGsアクションプラン2019

<研究所系>
IGES(地球環境戦略研究機関)のSDGs関連ページ
 SDGsを企業活動に統合するための実践ガイド IGES
 SDGs Compass 企業はどう活用するか IGES
 相互関連
 2017年9月の 最新動向レポート
Global Compact Network JapanのSDGsのページ
 SDGs Industry Matrix 企業取り組みや事例 Global Compact Network Japan
Better Business Better World 日本語要約版 ビジネス&持続可能開発委員会報告書
SDGs総研
東京財団政策研究所
企業活力研究所レポート2017

<企業系>
イマココラボのSDGs解説:きっかけくださってありがとうございます!背景とかわかりやすい解説。ヒルトンホテルの取り組み Travel with purpose
 ヒルトンホテル、ターゲットの2030年までの達成度合いの可視化
イケアの People and Planet Positive 朝日新聞SDGs特設サイト
ANA CSRヘッドによるレポート

<なんとiPhone Appもあるよ!>
SDGs App for iPhone 英語とウルドゥー語のみ対応!笑
 facts and figures まで連動しているので見やすい。よい
SDGs in action App for iPhone DLしてみたけどまだ使ってみてないです


ひとまずここまで。
リンクが違ってたり、こういうページもあるよ、てのご存知の方、教えてくださいませ。





というわけで、カードゲームについて。
イマココラボの2030SDGsカードゲームのファシリテーターとしては、たぶん鹿児島で初です!わーい。



じゃーすこし紹介しますね。
このカードゲームは、解説+プレイ+振り返りのセットになっています。

まずは解説で、SDGs関連の世界各国や企業の動向などを紹介するので知見を広げる。
ほいで、ゲームをプレイすると自分と世界の繋がりを直感的に理解できる。
さらに振り返りを通して自分の行動に自覚的になり、自分の行動を変えようと思える、というような仕組みになっています。

この一通りで4時間くらいはかかるのだけど、全体としてSDGsが生まれた背景や可能性を理解できる。僕自身受けてみてすごく良かった!世界の皆で、この目標を共有してより良い世界を作っていける、そういう確信が持ててくる体験でした。

昨日、少し時間をとって三島村のジオパークの仲間たちに背景とか関連の動向についてシェアしましたが、視点を合わせられていい時間になりました。

というわけで、興味ある方、お声かけください!

山陰海岸ジオパーク満喫ブログ、その4。

山陰海岸ジオパーク満喫ブログ、その4。
この日は、午後から鳥取大でのジオパークイベントでした。
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ジオパーク内での研究発表、ブラタモリでタモリさんをご案内された小玉先生の撮影ウラ話、それから僕の講演、事例紹介、わいわいトークという流れの1日でした。


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学生さんたちの発表は持ち時間が8分間!
短い時間の中で、自分たちなりの発見を、彼らなりの言葉で伝えてくれました。
面白いなー、そうだったのかー、って発表がある一方で、うーん、もうちょい!的な発表もあった。

こうして一歩引いて話を聞いてる自分も、今でこそローカルな現象の中から一般性を見出して他のことと繋げて考える、みたいな操作をしながら聞けるようになったけど、自分が卒論生の頃はそんなの全然無理だったなー。自分のフィールドでの経験しかもっていない状態でそれをやるのは、さすがに無理だったと思う。じゃあ卒論はどこまでやれたらいいんだろう?現象と向き合って、自分なりに疑問を持って調べる、とかなのかなー。どれだけその疑問が自分の中に深く入るか、が大切な気がする。
自分はどうやって成長してきたのだろうか。おもいだせない。。笑


続いて小玉先生、ブラタモリのウラ話。
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「ディレクターさんがすげー頑張ってストーリーを作る」というのはやっぱそうなんだなーと。タッキー番組で経験したけど、しっかり取材して考えて面白そうな筋を見つけてそれ以外を全部そぎ落とす、てのは論文書いたりプレゼン作るのと同じ作業だなーと思った。タモさん硫黄島にも来て欲しいなー。


そんで、ぼくの話。
科学的な内容をいかに活用するか、という話をお願いされてたのだけど、あんましそれができなかった。話を作る中で、なぜその話が必要なのかと考えはじめたら科学的な内容をいかに活用するかという話にとどまれなくて、地球環境の現状、これからどんな世界がやってくるか、だからこそ自分たちの社会や自分の生活をどう変えなきゃいけないのか、それに対してジオパークがどう役立つのか、そしてジオパークの弱点はココだから、みんなこうやって頑張ろう、みたいな話をさせてもらったつもり。
この週のアタマからノドをやられてしまって、声がでなくて申し訳ない限りでした。。

鳥取県のHPに掲載していただきました

次に、話してくれたのは、ガイド活動を実践されてる福原さん。
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僕としてはこの話が、今回の中でいちばん刺さった。

「ヨメにモテたい、子供にスゲーって言われたい」というモチベーションでのSUPヨガとか、温泉ヨガとか、磯遊びとかの活動。自分だけの興味で家族そっちのけでやるのではなく、自分の家族が一緒に遊べる活動をオープンにやることで、家族が一緒に遊べながらコミュニティができ、かつ地球に親しみ大切に思える活動もやれる。子供の成長に合わせて内容も変化させられるし、家族のふれあいの時間も作れる。これってすごいことだなー、と感動しました。

「ヨメにモテたい、子供にスゲーって言われたい」というのを軸にやれると、踏み外さない気がする。真似させてください。

話のあとは、それぞれのグループで感想や疑問の共有など、おしゃべりの時間。場をファシリテートしてくれた今井さんは可能性を感じたと言ってくれたけど、それはいままでこういう場があまりなかったから。今回は、学生さん、ガイドさん、行政、研究者、という多様な立場の人たちが同じテーブルについてフラットに話ができる場が作られていたのはすごくよかったなー。感想にも、いろんな立場の方と話せてよかった、ということが書かれていました。

自分たちの組織内の最適解を守り続けるのではなく、社会全体がVUCAな世界に適応してゆくために、自分たちは日常をどう変化させたらいいのか。そんな本質的な役割をジオパークが果たせるようになるにはまだ時間がかかると思うけど、社会全体がよい方向に転換するコレクティブ・インパクトが起こるためには、広く分野を横断した協働が必要だと言われていて、ジオパークのこういう取り組みはその素地を作るものだと思う。

まー、社会変革とか難しいこと言わなくても、いろんな立場の人と話すのって、新鮮で面白いよね。こういう楽しさを重ねることが強さに変わる、と信じたい!


この夜は懇親会。
懇親会では硫黄島の結婚式のムービーまで見ていただいて、すごくいい時間をいただきました。ありがとうございました!!

つづく。

いおうじま結婚フェス2018 を開催しました。

あけましておめでとうございます。
昨年は、入籍と2度の結婚式( 硫黄島&城山)と、お祭りのような一年でした。
自分たちの人生を振り返り、多くの皆様に支えられて生きてきたことを実感し、感謝を胸に抱きながら過ごしました。

人生の大きなイベントを、誰も描いたことのない形で、夫婦というチームとしてともに形にしてゆくなかで、違いに気づき、立ち止まって対話し、相手が大切にしたいものを認識し、自分も大切にする、ということができるようになってきたかなあ、ということを感じています。そしてその結果、お互いが想像していなかったような面白い未来が訪れるということを経験してきました。

そのひとつ、硫黄島で開催した結婚式&パーティについての投稿です。

硫黄島の結婚式は、「逞しく美しい夫婦」になることを硫黄岳先輩に誓う「山前式」として開催しました。これは、僕を硫黄島に引き寄せ、移住・起業の勇気を与え、結果的に由加里と出会わせてくれたものが硫黄岳だからです。
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こちらは高野仁さんの写真。あとはぜんぶ小牧ちゃんの写真です。

誓った相手は硫黄岳センパイですが、海を剥がしたらそのまま繋がっている地球そのものでもあります。自分たちの生活の文字通りの土台であり、多くの命や文化や歴史を育み、美しい風景や恵みを与えてくれ、自分たちの命を与え存えさせてくれた地球や地球の営み、その連続。そういう全てのものの象徴としての硫黄岳パイセンに対して、畏敬と感謝を、腹の底から叫びました。
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この山前式の内容については、ブライダルで10年近く勤め、プランナーとして370組の結婚式を見送ってきた由加里が、参列者の皆さんや硫黄岳の前で誓う大切な儀式となるよう考えてくれました。また、椅子や音声機材、電源の準備、司会や賛美歌まで、全てを友人知人の手作りで作り上げてもらいました。181027_0640
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山前式が終わったあとは、多彩な参加者のみなさまの力もお借りして自由参加のワークショップも開催。山晋作くんによる竹箸づくり、佐々木一誠さんによるヨガ、筒井さんご夫婦&大島くんによる線香花火づくり、久保ひとみさんによるマッサージのワークでした。

そのあとのパーティも、大地が作ってくれた最高のロケーションで。準備も片付けも、多くの友人知人にご協力頂きながら、これも全て手作りで開催。料理は知り合い紹介で BLUE STANDARD さんにお願いしました。島の食材も使ってもらいながら料理を提供していただきました。
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音楽ライブは、小中学校のこどもたちのジャンベにはじまり、桜井まみちゃんの歌、役場の2人によるボイパ&ボーカルの漫才のような名人芸、飛び入りのゆみさん&はるかさんによるギター&歌、コジマサトコによる歌、最後はあ・ぼーらのジャンベ。ライブのクライマックスには筒井さん&大島くんのサプライズで盛大な打ち上げ花火も!!島のみなさんもほぼ全員が参加して盛り上げてくれて、本当に、ここでは表現しきれないくらい楽しく幸せな時間でした。
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硫黄岳という壮大なロケーション、結婚式やワークショップ、パーティ、ライブの準備、進行、片付けまで。2人やそれぞれの友人知人が力を出し合って、誰も想像できていなかったピースフルな楽しい場が出来上がったことは、最高に嬉しかった。そして、それを小牧ちゃん&仁さんによる美しい写真や、てっちゃん&いでうちくんによる映像作品として、いつでも見返せる形に完成させてもらったことも、ぼくたち夫婦のこれからにとって本当に大切なことです。



行きたかったー、という声をたくさんいただきました。お誘いできなかった皆様、本当にごめんなさい。料理とか宿泊とか、取り回しのマンパワー(全部2人でのプロデュース、オーガナイズなので)の関係で、制限させていただきました。この規模の大遊びは当面ないと思いますが、硫黄島で楽しい体験をしていただけるよう準備してゆくので、ぜひお越しくださいね。

そんなわけで、10/26-28に硫黄島で開催した結婚フェスの写真&動画を投稿させていただきます!

長文、お付き合い頂きありがとうございました!

山陰ジオ堪能3 ジオツアー!

2日目は、地元ガイドの福原さんにご案内をいただきました。

まずは浦富海岸から。
普通まずは海岸におりるのですが、この日は北風ぴゅーぴゅーのさむーい日。
風あたりの強い場所を避けて集落歩きからはじめます。
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漁業により発達してきた集落のせまーい坂道の路地をぬけて千貫松島へ。


沖にみえてる松のついた岩が千貫松島。
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2代目藩主が「沖にあるあの岩つきの松を我が庭に植えたら銀千貫をあげるよ」と言われたことから千貫松島とよばれているらしいです。
岩はバキバキに割れた花崗岩。周囲には断層もいくつかある感じでした。



のらねこ。
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めっちゃ懐っこかったー。


途中展望台に寄って景色をみながら城原海岸へ。
ここでは花崗岩に貫入してきた赤い岩石が、岩岩してます。IMG_3176
節理が入ったとこだけ色がぬけて白っぽく見えてる。
この節理の方向が航空写真で見える大きな割れの方向と揃ってる萌え〜!
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この辺でおひる。
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浜坂集落にあるマル海ビルにて天ぷら定食ー!美っ味!
ほっこり一息ついたところで、午後の部スタート。


ちょっと戻って塩谷海岸へ。
この辺の安山岩には磁鉄鉱が入ってるので風化してできる砂には砂鉄が含まれてます。
Paper.メモ.110

マニアックな小道具が…!!これで砂鉄を集められます。
こういう工夫があると楽しく遊べ&学べますね。素敵。
僕はあんましこういうの作ってないなー。見習わなきゃ。


さらに、海蝕洞に入って遊びます。
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中の写真撮り忘れたー、けど風がないのであったかく感じました。


んで、このへんは北前船が風待ちをしていた港。
このへんの岩に穴をあけて直接 and/or 木材を埋めて係船したりしていた名残がまだのこってます、、が、写真撮り忘れたー!!
高台から見ると、確かに北西側に屏風的な岩があって風を防いでくれそう。
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集落の中には高台に神社が。灯篭などの奉納品をみると、防州、越後、東京などなど日本全国から。IMG_3208
北前船で全国から人が来てたんだなーってのがよくわかります。

こういう岩岩した海岸線だと大きな船が入って係船できるから当時は栄えた。
逆に鳥取砂丘みたいに砂砂した海岸だと遠浅になるし係船しにくいし風もあたるから船停められへんわ、でスルーされる。だから北前船の直接の恩恵には与れなかったみたい。
想像だけど、海が荒れてくると、わーどっかそのへんの港ににげこめー、船係留しろー、上陸してどっか泊まるぞー、風呂ー、めしー、酒ー、ってんで港は大賑わいになったでしょうね。


集落の中には北前船によって富を得ていた豪商のお屋敷があり、いくつかは、ゲストハウスだったりカフェだったりとして残っている。IMG_3210
ひろーい。お茶室なんかもあったりしちゃったりして。今はお休みシーズンらしかったのですが、ガイドの福原さんのおかげでコーヒーやお菓子をごちそうになりました。ありがとうございました!!



さらに移動して浜坂集落へ。ここは運河を発達させた街。
海から運河を通じて船であがってきて、家の裏手に係船し、そのまま荷物を運び込めるようになっている。IMG_3214
人が上がるための階段と、船に直接積み下ろしできるタラップとが両方作られてる便利!


この集落は温泉の出る集落。消雪装置のための水源掘削中に偶然温泉が発見され、いまでは各家庭に温泉の蛇口があるということ!!いいなあ。
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温泉マンホール


最後には、無理を言ってお願いして温泉へ!
集落名が「湯」。温泉小学校、なんていう冗談みたいな名前の学校もある。
住所は新温泉町「湯」のxx番。
というわけでおんせーん
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寒くて体調悪かったので、ほんと助かりました。


まとめ。
砂丘から岩石海岸へ。
北前船の往来により発達し、現在はカニ漁により栄える港。
そこには、地質や地形、季節風、そして海の幸なんかが要因になって街が発達し、人々の往来があり、いまに引き継がれている。人力や自然の力だけで人やものが行き来し、物的交流が生まれ、各港の豪商や文化を育てた北の海の豊かさ、すげえ。そして北前船からハブにされてた九州人からすると、へー、こんなのが…!という日本の文化の多様性を実感できて、面白い体験でした。

つづく!

山陰海岸ジオパーク堪能ブログ 2 海と大地の自然館

ジオパークの拠点施設、海と大地の自然館。

海も陸も地球の歴史も。
総合的な展示がすてきな山陰海岸ジオパークの拠点施設です。
もともと海系の施設が充実してる場所だったこともあり、でっかい水槽も。
いまなら漁師の網にひっかかったウミガメちゃんが水槽にいますよー。
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亀ちゃん菅森さんの影にかくれてるー、、写真、、気を抜きすぎててごめんなさい(笑)

展示室はパノラマで撮るとこんなかんじ、と貼りたいけどこのブログにアップロードできない、、泣


これはこのジオパーク全体の年代を表したもの。
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数千万年前に地下深くで固まったマグマ、
その上に噴出してきた火山岩、川や湖や海底で堆積して地層ができ、
さらにその上にぼっこしカルデラ噴火の地層がのっかり、
さらにさらに火山噴火で溶岩がトッピングされ、
そいつらが波風にけずられ侵食されて砂丘とか今の地形ができている、
とのこと。

「7,300年前のカルデラ噴火」という硫黄島に比べて
「50,000,000年前の花崗岩」から始まるここのストーリーはベリーロングですね。
どっちも昔だけど、10000倍も違うとすごいなー。どーでもいいけど、80才くらいでじーちゃんが老人ホームに入ったときに「若手」と言われてたのを思い出します。上には上がいる。



砂浜も礫浜もあるので、いろんな生き物がいる。
日本海のカニの話、ダイオウイカの標本なんかも展示されてます。
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なかでもすごかったのがこれ。
さわれる球面ディスプレイ。
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地球を回したい方向にぐいっと押すと、投影された画像がそっちにくるくると回る。
今あるデータだけでなくもちろん拡張可能で、地震、天気、海流、気温などいろんな情報の展示が更新できます。これは、、お高いでしょうね。

時間なくて見れなかったけど、3Dのシアターもあります。
専門書もずらりの図書スペースもあっていい感じでした。
時間外までご対応いただきありがとうございました!!


この日の晩ごはんは、スガモリさんと学生さんと3人でバイキング的なところへ。
アットホームで美味でした〜。

明日はいよいよ、露頭をみてまわります!

山陰海岸ジオパークを堪能した話 1 砂丘ビジターセンター

山陰海岸ジオパーク&鳥取大学からお仕事をいただき、そのへんを堪能してまいりました!!

たくさん描きたいことあるので、シリーズでお伝えします。

伊丹空港からバスで鳥取駅へ。
伊丹で1件、火山関連のヒアリングのお仕事ご協力した後に鳥取へ。
鳥取駅着いたのが14時頃。スガモリさんに拾ってもらって早速見学へ向かいます。

まずは鳥取砂丘ビジターセンターへ。
ここでは、手作りの装置による風紋実験がお気に入りですた!!扇風機で風を送って、風によって砂が動いて風紋ができてゆく様子を見せてくれるのだけど、これがスーパー面白かった!
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いろんな大きさの砂つぶが転がったり跳ねたり飛んだりしながら風に運ばれてゆく。のだけど、重いやつが動くの遅い、軽いやつらが動くの速いから、速いやつらが追いついて渋滞起こして山になる。これが何列にも重なって模様ができてゆく。
この、砂つぶちゃんたちの渋滞が描き出す模様が美しくて萌えた。
風紋ができてゆく様子のタイムラプス
実験しながら撮ってる。ピンをさしたところを風紋が越えてゆく様子、置物が風上に向かって倒れる様子。
「ってーか、なんで、渋滞が等間隔だったり、風向と直交の方向に並ぶんだ?」って疑問がでてきて考えてたのだけど、よくわかんなかった。風の流体力学の話になってくるのかなー?


手作りの展示。
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花崗岩が風化して川で流されてきて海にでて、北西の季節風で吹き返されて砂丘になる。クリスマス仕様になっててマジでかわいいでやんす。プロジェクションマッピングとか、3Dとかもすげーけど、愛を持って作ってるかどうかってやっぱり伝わるものがある気がする。


全国の砂。
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いろんな砂があるなー。
ボトルいただいたので、硫黄島の鉄コーティングの砂も詰めてお送りして、このラインナップに加えてもらいます。


きれいな砂のとこにだけ生息する微小貝。
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こんなちっちゃくて成体なんだって!


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2階の展示も充実してた。風紋をあしらった壁。これでもかこれでもかと砂推しで良い!

ジオサイト看板、はずしました!!

台風24号が接近中ですね。

せっかく作った看板ですが、ぶっ飛ばされてはいけない、ということで外してまわりました。
調査のため滞在中の、九大の先生&後輩達にお手伝いいただきながら。

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硫黄島の長浜湾の沈殿物の研究をしている酒本くん。


看板、外してみてびっくり。
ねじ止めしてあったボルト&ナット&ワッシャーが、サビサビ!!

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実はここまでサビが浮いてるのは、看板設置した6ヶ所の中ではここだけでした。
ここ、標高 50 mくらいある場所なんですが、切り立った崖に囲まれた湾なので、西風の強風のときにはかなり海水の飛沫が巻き上げられます。わずか半年の間でこんなにサビサビになるなんて…!地形でかなり条件が違うことがわかって面白い。



持ち帰ったボルト&ナット&ワッシャーは一晩水に浸して塩抜きをし、
いま乾燥中です。

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サビサビになってるのが少ないの、わかります?

これから明日にかけて台風で家に閉じ込められそうなので、乾いたら磨いたり油まわしたり、手入れしようと思います。


GO! KANBAN!

ジオサイト看板つくりました〜 その3 大浦みどころ編。

そんなこんなで、ジオサイト「大浦」の見どころについて。

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ここは本当に海がきれいな場所なんですが、ジオ的に見てもらいたいのは、あっちの崖!
大きく曲がってうねったような地層が見えています。
これが実はすごいやつで、7300年前の超巨大噴火の痕跡なのです。


この地層自体は、マグマの飛沫が固まった粉末である火山灰や、マグマの泡が固まってできた軽石なんかが、谷間にたっぷりと溜まってできたもの。
それが自分の熱でもう一度融けてお互いにくっつき、溶岩のようになってしまったものなのです。

まじか!?って感じですが、これにはちゃーんと証拠が。
崖の面や、崖から剥がれ落ちて転がっているブロックをよーく見ると、レンズ状の黒い筋のようなものが見えます。この黒い筋、もともと軽石だったものが潰れてしまったもの。
運が良ければ、軽石の気泡の部分がつぶれて細長くなってしまってるものも見ることができます。

(写真あとで入れる)。


軽石をぼくらが常温でぎゅっと押しつぶそうとしても粉々になるだけ。
気泡が細長くつぶれることができるのは、軽石が高温で柔らかくなったからです。
その温度は、だいたい600度以上と言われてます。

つまり「この場所に、火山灰や軽石が冷える間も無くあっという間に数十メートルの厚さに積もり、さらにその地層が、軽石や火山灰も融ける600度以上の高温になった」という証拠を、この崖全体が大迫力を持って語りかけてくれているんです。

そう考えたらけっこーすごいでしょ?



このすごい出来事を引き起こしたのが7300年前の鬼界カルデラの大噴火(アカホヤ噴火)というわけですが、7300年前という時間や、これが鬼界カルデラの噴火によるものだ、ということはこの露頭を遠目から見たからだけではわかりません。




もうひとつ、このジオサイトの見所は、その下の地層です。
けっこうな高さの崖になっていますが、これは一枚の溶岩です。
これだけの厚さの溶岩を流した噴火が、アカホヤ噴火の前に起こっていたことを示しています。

先ほど紹介したアカホヤ噴火の地層では、マグマの飛沫だった火山灰や、マグマの泡だった軽石が飛んできて積み重なったものですが、こちらの地層はすごい厚みのマグマそのものがどろりと流れてきて固まったもの。これだけの厚みのあるマグマを噴出するって、、なかなかのすごい噴火です。

この噴火は一体なんだったのか!?
アカホヤ噴火との関係は!?
ひょっとして、前兆だったりするの!?
どのくらい前に前兆噴火が起こるの?

…と疑問がでてきますが、実はこれらはまだきちんと解決されていません。
いま日本各地から研究者が硫黄島に集まり研究をしてくださっているところ。
成果に期待です。


というわけで、ジオサイト紹介その1、大浦港でした!
次は「カルデラ壁」のご紹介、のつもりです。
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