ひさしはあるくよどこまでも

硫黄島、好きだー!!

中学校講演。

 今日は中学校で講演でした。
 といっても相手は中学生ではありません。
PTAの家庭教育学級という組織で、中学生の保護者(お母さんたち)向けに話をさせていただきました。
IMG_3153

 タイトルとして考えたのが「東大を卒業して気づいた、世の中のお母さんたちに伝えたいこと」っていうあざといもの。1分くらいで考えて提出したタイトルだったんだけど、いやー、これは我ながらお恥ずかしいタイトルだった。。

 子育て経験もないし、結婚もしてないし、、という僕がお母さんたちにお話しするなんて、、いいのかなあ?って思いながら準備しました。まあ結局どこに行っても自分の全部をさらけ出すのは変わらないので、腹を据えて自分の本音を話させていただきました。

 南極で感じたこと、いま村でやっていること、そしてなぜこういうキャリア選択をしたのか。


 南極観測隊の研究と調査生活。
ほとんど人が入っていない南極の内陸にキャンプを張って点々としながら石を集めるだけの誰にでもできる簡単なお仕事の内容や、石を集める目的、調査生活では何食べてたか、トイレどうしてたか、どんな生き物に会ったのか、なんてことを、美しすぎる写真の数々とともにご紹介しました。

 いま僕が村でやってること。
 硫黄島の天然硫黄を用いて花火を作ったり、温泉の海でシーカヤックしたり、噴気の海に潜ったり、という地球に絡むような遊びの企画。研究者のサポートとして調査に携わらせてもらったりしながら現場の最先端の研究をフォローすること。複数の研究分野の最先端の知識をそろえて、僕が学生実習の講師をやったり、最先端を地元の学校にも教えにゆく、という教育の企画。そしてそういう遊びや教育で地元にお金を落とし、継続的に地域が活性化する仕組みを作ること。地域にある素材と、これまでの研究経歴や知識、人脈、を活かして、過疎地の離島で地方創世の先端事例を作ってやるぜ、というお話をしました。

 キャリア選択
 911アタックを見て世界を知りたいという欲求が生まれ、友達に代返頼んで世界一周。帰ってきたら地質学や恩師と出会い、縁あって東大に進学。しかし研究生活が行き詰まり、苦しみの中で考えたこと。南極へ行く決断の過程、そして研究者を辞めて役場に行くことにした経緯。いくつかの決断の中で大切にした考え方、価値観についてお話させていただきました。


 幸い反応は上々で、子供に聞かせたい!という意見まで頂きました。あまりに素敵な反応だったため調子に乗ってしまい、近い将来実現したいと思ってる夢の話までしてしまいました。喋りすぎたかな。。

 とはいえ、これまで夢だと思って考えてきたこと、実現の方法が分からなかったりしたことも、地道な努力を重ねながら口に出して人に聞いてもらっているうちに、自分の知らなかった解決方法を教えてもらったり、いつの間にかサポーターが現れたり、ということが起こってきました。
 なんか実現しそうにないなと立ち止まったことは何度もあるんですが、やっぱり目指さなきゃつまらんと、いつの間にかまた立ち直って、ということを繰り返してきました。そうやって何回でも立ち直り続けてればじわじわと夢も現実味を帯びてくることということが、いつの間にか実感、確信に近いところまで育ってきているような気がします。

 というわけで、ほら吹きだと思われようが僕は自分の夢を声にだして言う。
 ほら吹きながら、そっちの方向にじわじわ向かってやる。


 僕は自分にフィット感高くない道を選んで進んでたから、なんかここじゃない感みたいなのがずっとあって、だからこそ「自分はどこで生きてゆくことを選び、何者になろうとするか」なんて、小難しくてめんどくさいことをずっと考えてきた。それは僕の中のはなし、すごく個人的なことなんだけど、そうやって考えたことが今こうして他人の何かに役立つのであれば、それってすごく嬉しいことだなーと。悩んだ甲斐があった。

 7月は似た講演があと3件。
 楽しんでもらえるよう、頭ひねります。

youtubeをご覧の皆様へ。

 最近、会話のなかで原点に立ち返って考える機会が度々ある。

 「僕はここで何がしたいんだっけ??」

 シーカヤックで洞窟につっこんで天井から降ってくる温泉浴びたいとか、火山に登って火口付近のごーごー言ってる噴気みて興奮したいとか、地層とか地形の見方を学んでもらって「見えていた世界が変わる!」感を味わってもらいたいとか、ぼくがここでやりたいと思っていることの中心にあるもの。それが、これでした。



 「事件は現場で起きてんだ!」
 情報はネットで何でも得られるけども、「体感」「経験」は得られないよね。
 その場に居なきゃ伝わらないものが絶対ある。


 こないださくらインターネットのスタートアップ祭りに参加させてもらったとき、田中社長が言われた「ログミーで熱量は伝えられない」ってのに鳥肌がたった。

 まさにその通りだと思う。



 僕は2011-12年に南極に行かせてもらった。

 

 これ、いま検索してでてきた南極の映像。本当に、美しい。
 でもワンクリックで見られた景色と、自分が2年以上も前から準備してやっとそこにたどり着いて、寒さのあまり鼻先や頬が痛くなったりしながら見られた景色は、やっぱり感動が全くちがう。その後に自分の中に残るものが全くちがう。


 結局、大事なものは全部タダ「本は買えるが知識は買えない、家は買えるが家庭は買えない」、ってのが記事にあったけど、自分がオモロいオッサンになるために大切にすべきことは、結局は経験とか体感とか、数値化できないものなんだと思う。



 さて冒頭の問いに立ち返ってぼくの原点について。

 ぼくが結局やりたいのは、五感を使って体感してもらうこと、経験してもらうこと。
 それも、他では絶対できないようなスペシャルな経験をしてもらいたい!ということ。
 この原点を忘れずに、実現に向かってきちんと仕組みをつくりあげてゆくのだ!!

対策のお話し合い。

 またまた硫黄島に来ています。

 今日は、硫黄島のみなさん11名に開発センター(公民館)に集まっていただき、8月10日からの現地審査対策の説明&対策の話し合いをしました。審査の日程とか、ポイントとか、準備とか、そういうことをご説明。地元の方からも、審査に向けた新たな動きも始まりました!わーい!
 その後に、2階の博物館でジオラマや3Dパネルのご説明。僕のかわりに、みなさんが諸々ご説明できるようになっていただけたらと!

11667930_392578940950872_1176434331_n


 今回感じたのは、もっともっと島に来て何度も何度もお話して説明すること覚えてもらって、自分なりにアレンジしてもらって、、というのをやらなきゃな、ということ。お客さんや研究者の方々とばかり来ることが多かったけど、もっともっと地元フォーカスでやんなきゃ。てーかこっちに住まなきゃ!
 そのための具体的な諸々を、きちんと考えて作ってゆこうと思ったのでした。
 さーこれから、もっともっととぶぞー!

認定にむけて。

 ジオパーク認定に向けて、絶賛準備中の今日この頃。
 忙しさを増してきました!

 まず、認定に何が必要かってのを整理しますね。
・申請書提出(4月に済。)
・新期申請プレゼン(5月に済。)
・現地審査(8月!いまこれの準備)
・委員会(審査員がマルかバツか話し合う。)→認定!

 てな感じ。
 つーわけで、今は現地審査に向け準備をしているとこです。

 じゃあ実際にお客さんが楽しんでくれるためには、どういう順番でサイトを回ろう?とか、どこでどういう話をしたらよいだろう?とか、どんな小道具使ったらいいだろう?とか、そういうことを考えてツアーコースを組み立ててみたり、他方、もっと多くの人に関わってもらうために、どうやったら多くの人が楽しんで関わってくれるだろう?ってことを考えてみたりしてます。

 そんなことをやりながら、ツアーのための連絡調整、内容を考えたり作り込んだり、ときどき講演させてもらったり。

 やることたくさん!もりもりがんばりまーす!!

硫黄島に来てます。

というわけで、花火づくりのために硫黄島に来ました!

梅雨の晴れ間。驚くほど気持ちのよい晴れ!
最近ずっとあめだったから、青空、青い海がまぶしい。
竹島の海もめっちゃきれい!!




ちょっと今回はInstagram 始めました、のご紹介も兼ねて、ごりごりに加工した写真を貼ってみてます。


硫黄岳先輩ほんといい感じ。



変色海水も美しい。










格好良すぎて鼻血。



車窓からの横着shot!




大島くんと矢野さんと。



平家城、今日は茶がつよい。



緑も美しく逞しく。



このあとはヒミツのあの場所で硫黄を採取。
あ〜感じる〜〜、地球のパワー感じる〜。
今回もすごくいいモノがとれましたよ。



日差しは夏っぽさを感じさせながらも、空気はさらっとしてて気持ちいい。
ほんと、saikouの一日でした。

そんなこんなで、8月末の「花火師に教わる硫黄島の硫黄を使った線香花火作りツアー」に向けじわじわと準備をしておりますよ。
お知らせ、もう少しおまちください!

今年もやります、花火!

今年も花火を作ります。

昨年、硫黄島の硫黄を使って花火を作りました!
大島くんと山中先生と溝田先生と硫黄島に行って、天然硫黄をとって精製して、
大島くんがそれを炭・硝石と配合してくれて火薬を完成。
筒井時政玩具花火研究所の筒井さんにまで来ていただいて、
線香花火を手作りしようツアーを実現させました。

深夜の裏メニューで、浜で焚き火、肉を焼いたりなんかもしちゃいました。
超楽しかった!!


ので、今年も、花火ツアーやっちゃいます!
今年は、8/24-26の2泊3日と、27-28の1泊2日。
カヤック体験なんかも組み込んで熱いツアーにしてしまいます!
と、いうわけで、明日から花火づくりの準備に島に行って参ります!


興味がある方、ぜひぜひお問い合わせくださいませ〜!!

memento mori

マルヤガーデンズでの講演を聞いてくださり、それがきっかけで雑誌に取りあげていただき、お話しするようになった清水哲男さん。

写真展を開催されるとのことで、見に行ってきました。

11051920_810003445740573_7960381751329334557_o


前情報ほぼなしで行ってみたのだけど、、やられた。
引き込まれてうっかり泣きそうになりました。

wiki
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を記憶せよ」などと訳され、芸術作品のモチーフとして広く使われる。


memento mori が「死を想え」的なことだとは知っていたけど、まさか肉親のことだとは。。

長年連れ添って気遣い合う老夫婦のやせ細った手、深く刻まれた皺。
老いだけでなく病もある、まさに互いの死を想いつつの生活。
相手がいなくなることが現実味を帯びているからこそ、既に味わい始めているその寂しさ。
だからこそのいたわり。
愛とか情とか、そういうきれいごとを越えた向こう側の感情が印象的でした。

自分の両親もいつかこうして少しずつ年をとって、日常的に死が意識されるようになってくる、その事実が改めて思い起こされました。

こりゃーたまらん。
みといてよかった。


父の日だね。


みすちるのこの歌も memento mori だけど、桜井さんはどこにその意味を込めたんだろう。

火山と、、

 おとなりの口永良部島が噴火したので、硫黄島は大丈夫ですか?ってよく聞かれます。

 昨年9月の御嶽山のこともあったし、全国で火山が活発化してて、火山ってすごく怖い、ヤバい、というイメージが広がっています。これは事実。火山は怖い。でも、2000年の有珠山の噴火の時は、噴火までにきちんと前兆を捕らえられて避難が完了してたので、人的被害はゼロだったんですね。噴火は予測できることもある、ということ。

 「岩の塊」である火山の先っちょからマグマが出てくるためには、岩を割って火口までのぼってこなくちゃ出られない。岩が割れるときには必ず音(振動)が出ます。これをたくさんの耳で聞いてあげると山のどの辺りにマグマが上がってきてるかがだいたい分かる、ってのが大雑把な予測のしくみです(これに加えて、地層を調べて今までどこまで噴石が飛んでるかとか、どのくらい火山灰がでてるかを調べるとさらに噴火の規模や被害の予測が正確になります)。

 ただ、必ずしもマグマが山頂の火口まで上ってって噴火がおこる訳ではなくて、地下水がマグマで熱せられて一気に膨張、爆発するってタイプの爆発もあります。マグマ水蒸気爆発ってやつ。これだと、地下水がマグマに接しさえすればよいので、岩を割らなくても、例えば岩のすき間を通ってマグマにしたたればよい。この場合は必ずしも振動が出る訳ではないから予測しづらい。御嶽山とか口永良部島の噴火はこのパターンだったみたい。

 天気予報がわりと当たるからか、火山とか地震に関してもっと正確に予測できないのか、って言われることがありますが、頻度が違いすぎます。火山観測をやっている大学や気象台の方々は、なるべく正確に予測しようと、少しでも被害を減らそうと、日々本当に献身的な努力をされています。気象台の知り合いの方に火山のことで問い合わせをすると(僕は火山に関しては素人です)全力で答えてくださいます。
 しかし数十年から数十万年に一度しか起こらない噴火や地震を、数時間単位で毎日予測&答え合わせができる気象予報と同じくらいの精度で正確に予測するのはまずもって無理な話というわけです。

 そもそも、地球対人間のチカラ関係ってそういうもんだと思います。向こうが圧倒的な主導権をもってる。どんだけ精密に観測して正確に予測できるようになったところで地震を止めたり噴火を止めたりってのは不可能です。プレートテクトニクスが動いている地球の仕組み上、日本では火山も地震も絶対活動し続けます。
 どんなに技術が進歩しても、最終的には「にげる」しかできません。社会生活を継続するために、被害を最小限に食い止めるために観測、予測をしますが、結局の結論は3文字。にげる。生き延びたかったら早めに離れる、しかありません。そういうもんだと思って付き合うしかないんだと思います。
 そして逃げた先でいかに早く新しい生活を成り立たせるか。人間関係を作ってゆくか。自分が快適だと思えるよう適応し、かつ環境を変えてゆけるか。誰かに文句を言ったところで噴火がおさまるわけでも、被害が軽減されるわけでもない。起こってしまった事実をふまえて、きちんと自分の人生を前に進める覚悟を決めることが大事なのかなと思います。

 覚悟、なんて抽象的な話ではなくて、、という方は、火山の仕組みを勉強してみたらいいと思います。人間は「分からないもの」に不安を感じます。なぜ地下にマグマが溜まるのか。なぜ噴火が起こるのか。なぜ火山ができるのか。地球のしくみ、火山噴火という現象を理解した上で現状の観測体制がわかれば、「よくわからない恐ろしいものに対する不安」から「生き延びるための対策」という具体的な行動へ、目線が変わってくると思います。行動すると圧倒的に不安は軽減されます。


 火山怖い。でも火山っていいとこもありますよね。
 まずは温泉!そして阿蘇とか硫黄島とか富士山とか、火山が作り出す景色の美しさは本当に素晴らしい。しかし口永良部島や御嶽山なんかの例をみて、火山入山を禁止すべき、という考えも分かる。でも僕は火山が好き。火山でなくては得られない絶対的な経験、というのがあるからです。火山に登ってみれば、地球には絶対に敵わないってのが一発で解ります。そこでしか得られない感動を体験することは、生きている自分の本能に直結する経験だと僕は思います。生きてる実感が得られる。これは自分の身をそこに運ばないと絶対に分からないことです。


 ちょっと調べてみたのですが、
1995年以降20年間での交通事故死者数は141673人。
1721年以降294年間での火山噴火による死者数は、数えられるだけで19099人。この数字にはこないだの御嶽山の犠牲者を足してあります。
 年間に均すと交通事故が7084人、火山が65人。

 さて、クルマと火山、どっちが危ないですか?

 もちろんクルマ使用者/登山客の母数は全然ちがいますし、街でおこる/山でおこるなど条件も違うから単純に比較できるものではないと思いますが、年間4000人以上もの方が命を落とす原因になっているクルマやバイクを普通に使い続けているこの社会、結構すごいと思いません?4000人ですよ!?これに比べたらレバ刺しとかぜんぜん安全じゃない?レバ刺し…レバ刺し!!!

 いかん話がそれた。
 じゃあ何故、そんなに危ないものを使い続けるのか?ってことです。
 それは危険と引き換えに得るものがあるからでしょう。便利だから。ないと困るから。


 じゃあ、クルマは必要だからOKで、火山は必要ではないから入山禁止にすべき?
それもちゃいますよね。もしかしたら、交通事故で大切な方を亡くしたから二度とクルマは使わん、て方もいるでしょうし、F1やカースタントみたいに、死ぬ覚悟をもってクルマに乗るスポーツもあるわけです。これはどちらが正しいというものでもなく、自分の人生のなかでこういうことを経験して、その結果自分は今後、クルマとこういう距離感でつき合うことを決めた、という事だと思います。クルマを使おうが使うまいがいずれ確実に死ぬことが分かっている自分の人生において、危険さも便利さも併せ持つクルマをどう位置づけるのか、という話。

 火山に関しても同じです。マルかバツか、っていう単純な二択ではなくて、要は自分自身がどういう経験をしてきたか。今後火山とどのくらいの距離感で付き合いたいと思っているか。0と100の間で、自分はどの辺なのか、自分が決めるべきだ、ということだと思っています。

 この答えは本人の中にしかありません。だから考えてほしい。
 危ないと言われたから逃げる、大丈夫だと言われたから居る。もちろん基本はそれでいいと思うのですが、例えば大丈夫だと言われたからと言ってそこに居続けて噴火の被害にあった場合、どう責任とるんだ、なんて言ってる間に自分が死ぬ訳です。自分の身は自分で守るしかない。絶対に死にたくないなら今すぐ逃げる算段を開始することです。でも慣れ親しんだそこでの生活は失われます。

 命をかけたいほど好きだからカースタントを続けるのか、家族のためにスタントをやめるのか。
 この土地が好きだからここに居続けるのか、命を大事にするために避難するのか。 
 自分は何を大事にしているのか、どんな価値観をもっているのか。
 両極端の間の、どこに自分はプロットされるのか。

 他人に判断を委ねず、自分の立ち位置を探してほしいと思います。
 そうして出た答えがその人の正解なのだと思います。
 経験は人によって違うから、全員が同じ立ち位置にはなることはありません。
 ちょっとずつ違う。
 そしてその答えは、人生のステージが進むにつれて変わってくるものだと思います。

 だから考え続けて欲しいと思います。

 これは、火山やクルマだけでなく、世の中を構成する全てのものごとに当てはめて考えたいことです。自分の人生の中で何を大切だと思っているか、ってこと。


 おとなりの口永良部島が噴火したので、硫黄島は大丈夫ですか?ってよく聞かれます。
 それで最近考えていたこと。科学的な観測によってある程度までは予測可能ですが、完全ではありません。そしていつかは必ず噴火します。最終的には逃げるしかありません。命が絶対に大事なら今すぐ逃げることです。のがしたくないモノが今の生活にあるなら、ギリギリまで留まるのも正解でしょう。自分は人生をどう生きたいのか。火山とどう付き合いたいのか。自分のこれまでの経験や、そのなかで培ってきた価値感と向き合って、自分と火山との距離感を考えてほしいと思います。
 今ぼくは、当事者ではなく他人事として噴火を見ています。これが自分の身に起こったときに同じように前向きに考えることができるか。それは分かりませんが、今僕はこう思ってます。

 さて、あなたはどうでしょうか。

K2

 本当に、久しぶりに一週間続けて家に居る。笑
早起きして、部屋掃除して坐禅くんで、飯作ってたべて。
夕方も早めに帰って飯作って食べて、夜またちょっと仕事して。
休憩がてら、友達に送ってもらった梅でシロップ作ったり梅味噌仕込んだり。

 やっとリズムが取り戻せてきた感じ。
すごく落ち着いてて、昼間も集中できてる。
あー、今のこの感じ、いいな。

 なんでだっけ?って考えたら、ニュートラルに戻すための自分の時間がきっちりとれてるのが重要かも、ってことになった。本読む時間も映画見る時間も、コンスタントに出張行ってたらさすがに無理ね、出張行く体制整えるだけで精一杯。

 とはいえ出張行かないって選択肢は無いから、、例えば半月ごとに出張と庁舎勤務を固める、みたいなリズムの作り方は考えてみよう。



 昔のブログを読み返してて、なんかいろいろ参考になるー笑。 D論とか南極行きに向けて自分を高めてゆく姿勢、我ながら真摯でいい笑。
 自分で書いたことなんて全く忘れてしまってるのだけど、いかにも僕が書きそうな「あーそうそうその感覚よね」って相づちうちたくなる微妙な感情がわりとうまく表現されてて、ああこれって本当に自分で書いたんだな、みたいな意味わからん感動してる。

 そういう、集中的に自分を高める期間を通して、いつの間にか自分を高める状態が定常状態になってきたんだな、と気づいた。いいことだ。九州に居た頃、もともとの自分の性質は全然そうではなかったので、これはいいもの手に入れさせてもらったなと感謝。
 振り返ってみると、宮崎の片田舎から九大、東大、南極、そして村と、自分の活動のステージ、影響の範囲が3-5年ごとに広がってきてる。いま33歳。単純計算であと6回はステップアップできるはず。そしたら宇宙に手が届くかな〜笑。

アファメーション
ルー・タイス
フォレスト出版
2011-12-14



 そんなこと考えてたからか昨日、この本が本棚でやたら存在感を主張してたので久しぶりに開いてみた。「本当にやりたいのでなければ、むりやり自分を奮い立たせて進んではいけない」的なくだりに目がとまってドキッとした。
 ステップアップを前提に考えてるけど、自分の進むべき方向はどっち?本当にそっちに行きたい?なんで行きたいの?ここじゃない理由は?その前に自分の真ん中はどこ?

 石川直樹さん、こんどはK2目指してる
たまたま硫黄島でお会いできてすこしだけお話させてもらったのだけど、チカラぬけた感じのしなやかな印象だった。あの人が、いまはK2のふもとに。なんかすげーな。
 やー、こないだのJPGUのときに南極の新学術集会に参加させてもらったのだけど、、雪と氷の極限の世界への憧れもまだまだあるなあ、、笑。

 この先の方向性、チカラ抜いて自然にしなやかに、考えたいなー。

意識を外す

 鹿児島に来て一年半ちょい。

 どんどん面白いことやって、つながりが増えて、それが次の仕事につながって、面白いからまたがんばれて、、という正の連鎖が続いてスーパーマリオ状態で走りまくってきましたが、3週間くらい前に何のきっかけか、精神が完全に張りを失いました。身体にチカラが入らない。やる気が出ない。いわゆる鬱ってやつ。

 そりゃーそんなに長い期間走りまくってたら疲れるのは当然のことで、しばらくしたら治るだろーって思い様子みてたんですが、活動度が下がった状態を自分で完全には肯定できず、しっかり休養とる決断もできず、、結局中途半端にだらだら過ごしてしまっていました。ずるずると精神の張りは失われ身体の疲労は蓄積し、さらにそういう状態の時間を重ねる罪悪感もじわじわとふくらんでく状態。

 こらあかんってことで、これまでのように走ったり泳いだり坐禅組んだり、ってのをやってみたのですがどうもスッキリしない。ニュートラルに戻れない。さてどうするか、ってかんがえたときに、尊敬してる知り合いが「リセットするときには、映画けっこう見てるよ」って言ってたの思い出しました。

 よし、映画。ツタヤへGO!

 2本借りてみてみました。
舟を編む 通常版 [DVD]
松田龍平
松竹
2013-11-08



LUCY/ルーシー [Blu-ray]
スカーレット・ヨハンソン
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
2015-07-23



 2時間没頭、かける2。めっちゃスッキリ!
 見終わったときに、最近の走る泳ぐ坐禅では得られなかった爽快感がありました。

 何が良かったんだろう?って考えてみたときに思い当たったのは「没入感」。
 一旦現実から意識を逸らして、映画の世界に入ってしまうこと。意識のチャンネルをガチッとデジタルに切り替えること。そこかなと。

 確かに走るも泳ぐも坐禅も、脳みそ使って考え事する余地が微妙に残るから結局意識逸らせてなかったのね。じゃあもっと、他のものにも没入したい。他にはなんだ?小説!

 物語のチカラを使ってハワイに飛びました。

サウスポイント (中公文庫)
よしもと ばなな
中央公論新社
2011-04-23



 うん、スッキリ!いいぞ没入。

 仕事以外のものにきちんと没入する時間を、日常的に作ってやればもっとスッキリした毎日が過ごせるのかな?ってことで次の小説へ。




 読み始めました。
 のっけから、ことば選びが丁寧できれい。これは期待できる!

 というわけで、本&映画ブーム到来です。オススメあったら教えてくださいな〜。
Recent Comments
記事検索
月別アーカイブ
最新記事
  • ライブドアブログ