今年もあっと言う間に夏が過ぎた。
暑い暑いと思ってるうちにいつの間にかピークは過ぎ去り,
いつのまにかまぶたを閉じて夏を思い浮かべる地点にいる。






ここんとこ,この数年でくみ上げた自分の中の本当のことを人に話す機会が何度かあった。
その考えの出発点は自分の体験に基づいているもので,その内容はたぶん全ての人類にとって大事なことなんじゃないかと思えるくらいのことだ。そして,その大事なことをやるために僕の残りの人生を使おうと思っている。

しかし話している最中の自分の中に,自分の中に小さなささくれのようなものがあるのに気づいた。
気にしなければ気にしないですむんだけど,何かちくりと痛むもの。この感情はなんだろう。


しばらく考えてたんだけど,久しぶりにこの曲を聞いてピンときた。

僕の中で,その考えに対するピークが去っていたのかも知れない。
自分の頭の中からひねり出したものでも,手に取って何度も見せびらかしているうちに手垢はつく。
輝きは少しずつ,でも確実に減ってゆく。
磨いていなかった,そのことがささくれだったのだと思う。
次第に古びてゆくアイデアに,自分が面白さを失ってしまっていた。


重要だと思うことを実行に移す,実現させるための具体的な行動とか,
考えをさらに深めてこういう方法で実行する,という思考の詰め,それができていなかった。


夏のレプリカ (講談社文庫)
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森博嗣の夏のレプリカをいま読んでるんだけど,
「人生の目的は目標の達成にはない,行程にある」みたいな内容のことが書いてあった。
一つの真理を導きだしたつもりになって,その上にあぐらをかいた時点で水は澱み,濁り始めていた。
僕は新しいものを求めようとするその行程を怠ったらダメになる人間なのは知っている。

ピークが去った,そのささくれに気づけただけまだ良かった。
それなら玉を磨いて次のピークをつくらなくては。

今週は怒濤だ!やったるでー!