放射線治療科からのお知らせ



平成30年11月17日(土)

TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前ホール

におきまして、


第3回広島放射線治療チーム医療研究会を開催しました。


これは広島大学で推進しておりますプロジェクト、


世界最高水準の放射線治療チームの育成と、


地域及びアジア近隣諸国への展開プロジェクトの一環となります。


今回のテーマは「小児・AYA世代に対する効果的なチーム医療」とし、


国内の小児・AYA世代を専門に活動されている先生方を

お招きして研究会を行いました。


 

セッション1では「効果的なチームビルディングと実践」を掲げ、


本プロジェクトのこれまでの活動を報告すると共に、


アクリート・ワークス(https://accreteworks.com/)、

守屋文貴先生による、


医療機関特化型チームビルディング研修を行いました。



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セッション2では「小児・AYA世代に対するチーム医療」を掲げ、


兵庫県神戸市、チャイルドケモクリニック院長、楠木重範先生をお招きし、


小児・AYA世代の患者支援に関するご講演をいただくと共に、


「小児・AYA世代がん治療におけるチーム医療の現状と課題」及び


「小児・AYA世代に対するよりよい放射線治療チームの実現に向けて」

というテーマに関して、


それぞれ4名の先生方にご講演をいただきました。


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参加者は総勢58名で、医師、看護師を始め、放射線技師、医学物理士、


チャイルドライフスペシャリスト(CLS)、歯科衛生士、心理士、作業療法士、

保育士、メディカルソーシャルワーカー(MSW)といった、

極めて多様な職種の方々からのご参加をいただきました。

 

 

今回は小児やAYA世代に対する医療といった、

非常にデリケートで難しい課題を敢えてテーマに設定しました。

日本の各所で行われている様々な活動を幅広く学び、

現状の課題を共有し、その問題を各々が考える事で、


将来におけるチーム医療の役割や可能性について考え、


本プロジェクトの今後の方向性に関する手がかりとする事が目的でした。


 

研究会ではディスカッションも非常に活発に行われ、


それぞれ20分で用意していた枠が全く足りないほど、


様々な意見や質疑応答の飛び交う、大変有意義な時間となりました。


それぞれの思いを共有できる、良い場になったのではないかと思います。


 

またチームビルディング講習では限られた時間の中で大変多くの学びがありました。

そこで学んだ、

チームにおける目的・目標・計画を意識して明確化する事の大切さは、


多くの参加者の心に刺さり、

私の職場でも早速活用している姿が散見されました。

 

アンケートにも多くの前向きなご意見をいただきました。

参加者の皆様の多くにとって、

たくさんの学びのある有意義な研究会になったのではないかと思います。


ご協力くださいました先生方に、改めて御礼を申し上げます。


 

本プロジェクトは今年で三年目で、来年度から後半戦に入ります。


今後もより高い成果物を得られる事を目指し、


メンバーと共に活動を行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


(医学物理士 M.K. 投稿)




 平成
301027に、

放射線医学教室開講60周年祝賀会が開催されました。

2009年に放射線医学教室が

放射線腫瘍学講座と放射線診断学講座に

発展的に分離して本年で10年経過し、

これまでの両講座の歩みを振り返る会となりました。

祝賀会に先立って、

日本医学放射線学会理事長である東海大学の今井 裕先生から

我が国における放射線医療の将来展望

というご演題で講演戴きました。

現在話題になっている人工知能(AI)とのかかわりなど、

大変示唆に富む内容でした。

祝賀会では、広島県医師会会長の平松恵一先生、

広島大学学長の越智光夫先生をはじめ、

多くの先生方からご祝辞を戴きました。

また、腫瘍学講座、診断学講座のこの10年間の出来事を

スライドで紹介させていただきました。

私自身、スライド作成を通じて、

改めてこの10年間の様々な出来事を振り返ることができました。

会の初めと終わりには

広島大学の医学部・歯学部の学生による

日本舞踊やダンスの披露もあり、大変盛り上がった会となりました。

今後の10年、20年に向けて、両講座が引き続き連携し、

切磋琢磨していきたいとの決意を新たにしました。  (講師 K.T)

 
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祝賀会後の両講座スタッフの集合写真(影本正之同門会長と玉田陽子さんと)




2018
1021日から1024日まで

アメリカのテキサス州サンアントニオで開催された

60回米国放射線腫瘍学会(ASTRO)に参加致しました。

ASTROは年に一度開催されるアメリカの放射線腫瘍学会で、

放射線治療関係では世界最高峰の学会です。

開催地が毎年変わり、一昨年はボストン、昨年はサンディエゴ、

今年はテキサス州サンアントニオで開催されました。
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 私自身は今回” The Efficacy and Tolerability of S-1 in the

Treatment ofPreoperative Chemoradiotherapy for Locally Advanced Rectal Cancer.”

というタイトルでTS-1という抗がん剤を用いた

直腸癌の術前化学放射線療法の有用性について

ポスター発表の報告をいたしました。

例年ポスター発表では印刷したポスターを掲示するのみで

プレゼンテーションの機会はありませんでしたが、

今年からポスターの発表者も7分間の

プレゼンテーションをすることになりました。

初日が発表日でしたが私自身の発表ブースでは

発表者同士での意見交換が盛り上がり例年よりも

ディスカッションをすることができたため

ただポスターを貼るだけの例年の発表よりも

やりがいを感じる発表となりました。

 当科では演題が採択されればASTROに参加できる

システムになっていますが、新入局員は演題発表なしで

ASTROに参加できる入局特典があります。

当科新入局員のA先生も今年はのびのびと参加・・・

といきたいところが、演題採択されたものの

留守番役を買って出てくださったT先生の代わりに

英語でポスター発表するという重役を与えられてしまいました。

しかしハワイに語学留学にも行ったというA先生は

見事に英語でのプレゼンをこなしとても立派でした。

 様々な施設から最新の報告がされる中、

やはり免疫療法と放射線治療を併用する話題が年を増すごとに増え、

放射線治療の重要性が免疫療法によりさらに増した印象を受けました。

世界の最先端医療を学び目の前の患者さんに

最新の医療を提供できるよう日々研鑽に努めたいと思います。

(医科診療医 I,N)

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