JR宝塚線の事故ですが、多くの報道、Blogではこう言ってます。
「運転手のミスが事故を招いた」
もちろん今回の場合は過去のオーバーランもあり、速度オーバーに関しても弁護の余地はありません。

が、だから事故が起きた、では許されません。
今回の場合は資質論になっていますが、人間のミスを100%無くすことは不可能です。
そして、鉄道業界では鉄道を安全に走らせられるようにする様々な技術があります。用語の説明はリンク先へどうぞ。
ATS:自動列車停止装置(Auto matic Train Stop)
ATC:自動列車制御装置(Auto matic Train Control)
CTC:列車集中制御装置(Centrali zed Traffic Control)
ATO:自動列車運転装置(Auto matic Train Operation)
これらは全て実用化されています。
東京では、超過密ダイヤで知られる山手線、京浜東北線でATCが導入されています。
新幹線も(開業と同時に!)ATC、CTCが導入されています。
この場合は制限速度を超えると自動的にブレーキがかかるわけです。
首都圏各線はATS-Pタイプの制御装置が導入されているので、こちらもスピードの出しすぎは自動的にブレーキがかかります。
※関東各線での導入のきっかけも、JR中央線、東中野駅の追突事故がきっかけという一面はあるのですが、、、。

技術系の業界には「フェイルセーフ」と言う考え方があります。
何か異常を検知した場合に、機械がアラームを出して止めるようにするシステムです。事故による損害をまず第一に防ぐわけです。
ここで言う異常はマシントラブルに限らず、オペレータの操作ミスも含みます。
鉄道、航空のように人の命を預かる業種では徹底されて然るべき考え方であることは、業界の方なら言うまでもないかと。
運転手一人のミスで70人余りの命が犠牲になるんだとしたら、一番責めるべきはミスをフォローできないシステムの不在でしょう。今まで偶然事故が起きていなかった、と言われても文句は言えないと思います。

都市圏の過密ダイヤを導入するに当たって、適切な設備投資を行っていたかどうかは今後検証されそうです。鉄道各社には今一度の見直しを願いたい所です、、、。

追記。報道にある「速度100km/h」が事実であるとすれば、理論上速度オーバーだけで事故が起きることは無いはずです。となると置石なのか他に原因があるのか、ってことを調査する必要があると思います。そこは国土交通省にやってもらいましょう。
れすれす。

>誠さん
元鉄道マニアですからw
でも、「フェイルセーフ」と言う言葉自体は仕事でもたまに使います。
工場関係者(と言っても業種によるんでしょうけど)なら考え方の基本くらいは有るような気がします。
だからこそJR西日本への風当たりはより厳しいのではないかと、、、。