うぅ・・・連日の30℃越え 日本ってこんなに暑い国だっけ?
こう暑いんじゃ外に出るのもおっくーなんで
家にこもってテラダモケイやりますか!
ひさしぶりだし まえから作ってみたかった
温泉・露天風呂に挑戦してみる!


【はじめに作業手順を考える】
作業手順は…
1.イメージ作成
2.デザイン・設計
3.露天風呂の作成
4.人と動物の配置
5.仕上げ
1.イメージ作り
とは言っても露天風呂にイメージするもないと思うが
おしゃれな露天風呂とかあるかもしれないし・・・
っない! 露天風呂は昔っからこうと決まってる
富士眺望の湯 ゆらりより霊峰露天風呂 Copyrightc Fuji kanko Kaihatsu Co.,Ltd.

下呂温泉 湯乃島館より飛山之湯

おォォ気持ち良さそう やっぱ温泉いいやね
2.デザイン・設計
イメージとしては 露天ならではの岩風呂にしたいし
たっぷりのお湯を張ってみたい

材料は 数々のテラダモケイ作成で残っている
スチレンボードや色紙などが使えるので
新しく購入しなきゃいけないものは・・・
まず決めるのは 露天風呂を作るベースとなる大きさ
1/100建築模型用添景セット ディスプレイケース 2Lと同じ大きさ
150 × 105mm にするとして・・・

お風呂の岩は 道端に落ちてる砂利を少々拾ってきて
5mmほどの大きさに細かく砕いたものを用意しておく
カナヅチで砕いて簡単にできた

それと たっぷりのお湯 これには
レジン液を使ってみようと思っている
岩風呂の形は まぁひょうたん型で
スチレンボードで作るとして 準備はこんなもんか
楽天通販で材料調達
1/100建築模型用添景セット No.62 温泉・露天風呂編 白×グレー 1シートに
ケミテック クラフトアレンジ UVレジン液 ハイブリッド クリア 65g 1本と
tama工房 レジン着色剤 10ml ホワイト 1本 を購入


届くまでにさくっと露天風呂のベースを作ってみる
3.露天風呂の作成
①ベースから作る
厚さ 3mm と 1mm のスチレンボード
それと砂利っぽいカラー紙から 150 × 105mm を切り出す


次に 厚さ3mmのスチレンボードを 温泉の形に切り抜く
余白にベンチや人物を配置することを考えて
ベースの大きさに合わせて ほどよい大きさで・・・

次にカラー紙を貼るため両面テープを隙間なく貼る
紙を貼る際 接着剤だとどうしてもヨレて見栄えがよくないから


カラー紙を貼ります これは裏から見たところ

もう一度ウラ側から切り抜く
あせらず丁寧にやれば綺麗に切り取れる

次に 1mmのスチレンボード お風呂の底になる
スチレンボードとカラー紙を ただ両面テープで貼るだけ

切り抜いた 3mmと 底になる1mm のボードを重ねて貼り合わせます
ここでは 後でレジン液を入れるため 隙間から液が滲み出ないように
接着剤でびちっと貼り合わせる


②岩を配置
原器くんの大きさは約 15〜17mm なので
だいたい 5mm 程度以下の小石を用意する
そうねぇひと握りくらいの分量があれば十分足りると思う
準備した小石を大まかに配置して感じを見る

ここからは根気よく木工用ボンドで接着
小石を並べていく なるべく隙間がないように
まず1週目


さらにもっと小さい小石で ベースとの境目を隠すように
隙間を埋めていく

細かい小石はペンチで砕いて作ります

2週目


そして温泉に入るための 導線になる部分や
温泉の中の 目隠しになるような岩
温泉に浸かって ちょっと腰掛けるところや
背もたれになりそうなところも設置して ディティールを整える

こんな感じで

この部分 少し空けてあるのは 後で温泉の出口を作るため

ひとまずベースの完成!
※ ちょっとここで・・・
UVレジン液が届きました

じつをいうとレジンを扱うのは初めてなので
使い勝手などなど 本番の前に実験しておく
レジン液の扱い方などについてはレジンクラフトのブログが沢山あるので
それを参考にさせていただき 上手に作るポイントは
①気泡の抜き方 ②ホコリ対策 ですかね
UVライトは 以前安売りしていたものを買っておいたのだ ふふふ
やっと出番がきた!

サクッと練習
簡単に温泉を作って

色つけしたレジンを流し込む
気泡が沢山できている 気泡の抜き方は色々あるが
実験なので このままで1日放置してみる


白が少し多かったので原器くんのシルエットが溶けてぼやけてる
あと予想通り 1日放置したせいで液が浸透して
部分的に紙が透明化していて
見えないところに気泡があったり 気をつけなきゃ

ここで問題点に気がついた・・・
レジンで表現した水面は きれいな平面になってしまい
揺らぎがない
たぷたぷのお湯に揺らぎがないと ただの鏡面
旅のカタログに載っている 誰も入っていない温泉ならまだしも
オイラが作りたいのはそんな温泉ではない!
温口からドドドとあふれ出る お湯・・・
ゆらゆらと揺れる水面から立ち上がる 湯けむり・・・
どうせやるなら水面を作らねば・・・う〜む(悩)
これでやってみよう

リキテックス社製
グロスポリマーメディウム 50ml
アクリル画で絵具に混ぜて使ったりするもので
乾くと透明で艶がでるから 水表現もできる
文房具や画材のちょっと大きめのお店なら扱っていて
比較的入手しやすい
4.人と動物の配置
ようやく No.62 温泉・露天風呂編 白×グレーが届いた

どれどれ さっそく作ることに
まずは温泉の入口となる門の部分

そういえば なんかのオマケについていた
スマホカメラ用マイクロレンズ
なかなかの代物で 原器くんの細かな制作工程も
これでバッチリ撮れるのだ

付属の樹木は 根っこの部分がポイント
きれいに切り取り 根の部分のガイドにそって筋切りをする



人物を作る ピンセットでポーズを作り


温泉の岩に腰掛けさせる いい感じ

これは本来岩になるパーツだが
今回は使わないので タオルに見立てて 改造


元気くんの頭にのせれば タオルに見えるかな

湯口のところ ボックス状のものに窓がついている
これ自体はなんの変哲もないが・・・


やっとこれを使うときが来たのだ
ふふふ だいぶ前に100円ショップで見つけて買っておいたライオン


そう・・・湯口といえば ライオンの口からお湯が出てくるやつ
これやってみたかったんだぁ ライオンの頭部をカットして
湯口と合体させて


開けておいたスペースに設置!


ふふふ ライオンの湯口完成!
女子を作る タオルに曲線を作ることで立体的になり

こんな感じに

お猿さんいってみよう

お猿さんって 基本的に猫背なのだ
まるまっている感じにする

岩の上に乗せてみると
こんな感じ


温泉に入ってくる女子を作る
まずタオルにアクションをつけて

風呂桶も持たせよう
風呂桶は細かいのでちょっと大変
つまようじを使うと比較的楽に作れる


これを持たせてポージング

入り口にする岩場に立たせる いい感じ


温泉につかるカップル

女子は正座してる感じにポージングして

男子にはおちょこを持たせて
女子はお酌 仲よさそうに作る


温泉に配置して 桶は水面に浮かべるので
レジンを流し込んだ後に配置する

ベンチには・・・

一休みするお猿さんを配置 笑

そのほか人物とお猿さんを配置して いったん完了




お尻 隠した方がいいかな ちょっとセクシー

このマイクロレンズ優秀! 湯けむり風に撮れた





さて次はレジン液でたぷたぷのお湯を張るのだ
実験で白が多すぎたのでだいぶ控えめにして
お風呂に流し込む

これは猫用のホットプレート 温めると気泡が取れやすい

ホコリよけにボールをかぶせて 待つこと10分ほど



残った小さな気泡を取り除いて
UVライトで硬化させる


レジン液やUVライトの取り扱いには
いろいろ注意点があるのでよく調べておいた方がいい
10分ほどで硬化完了!カチカチの鏡面になった
つぎにグロスポリマーメディウムで水面の揺らぎを表現していく
使うのは100均で売っている水彩用の筆

まずライオンの口から出るお湯を作る
少しづつメディウムを盛り上げて


水面の表現は 少しづつメディウムを塗っていき
乾いたらまた塗る作業を何回か繰り返す


すみずみまで丁寧に塗って
こんな感じに 乾けば透明になっていく

5.仕上げ
岩のまわりに滲み出た液の部分を隠す
桜を作った時に使った模型用の草が余っていたので
これで岩の周りを埋めて隠していく

こんな感じで

ぐるっと1週 ビフォーアフター


滲み出た部分をうまく隠せていい感じの岩風呂になったと思う

最後に温泉の門や灯籠などを配置して・・・

完成! 夏の露天風呂って感じ








こう暑いんじゃ外に出るのもおっくーなんで
家にこもってテラダモケイやりますか!
ひさしぶりだし まえから作ってみたかった
温泉・露天風呂に挑戦してみる!


【はじめに作業手順を考える】
作業手順は…
1.イメージ作成
2.デザイン・設計
3.露天風呂の作成
4.人と動物の配置
5.仕上げ
1.イメージ作り
とは言っても露天風呂にイメージするもないと思うが
おしゃれな露天風呂とかあるかもしれないし・・・
っない! 露天風呂は昔っからこうと決まってる
富士眺望の湯 ゆらりより霊峰露天風呂 Copyrightc Fuji kanko Kaihatsu Co.,Ltd.

下呂温泉 湯乃島館より飛山之湯

おォォ気持ち良さそう やっぱ温泉いいやね
2.デザイン・設計
イメージとしては 露天ならではの岩風呂にしたいし
たっぷりのお湯を張ってみたい

材料は 数々のテラダモケイ作成で残っている
スチレンボードや色紙などが使えるので
新しく購入しなきゃいけないものは・・・
まず決めるのは 露天風呂を作るベースとなる大きさ
1/100建築模型用添景セット ディスプレイケース 2Lと同じ大きさ
150 × 105mm にするとして・・・

お風呂の岩は 道端に落ちてる砂利を少々拾ってきて
5mmほどの大きさに細かく砕いたものを用意しておく
カナヅチで砕いて簡単にできた

それと たっぷりのお湯 これには
レジン液を使ってみようと思っている
岩風呂の形は まぁひょうたん型で
スチレンボードで作るとして 準備はこんなもんか
楽天通販で材料調達
1/100建築模型用添景セット No.62 温泉・露天風呂編 白×グレー 1シートに
ケミテック クラフトアレンジ UVレジン液 ハイブリッド クリア 65g 1本と
tama工房 レジン着色剤 10ml ホワイト 1本 を購入


届くまでにさくっと露天風呂のベースを作ってみる
3.露天風呂の作成
①ベースから作る
厚さ 3mm と 1mm のスチレンボード
それと砂利っぽいカラー紙から 150 × 105mm を切り出す


次に 厚さ3mmのスチレンボードを 温泉の形に切り抜く
余白にベンチや人物を配置することを考えて
ベースの大きさに合わせて ほどよい大きさで・・・

次にカラー紙を貼るため両面テープを隙間なく貼る
紙を貼る際 接着剤だとどうしてもヨレて見栄えがよくないから


カラー紙を貼ります これは裏から見たところ

もう一度ウラ側から切り抜く
あせらず丁寧にやれば綺麗に切り取れる

次に 1mmのスチレンボード お風呂の底になる
スチレンボードとカラー紙を ただ両面テープで貼るだけ

切り抜いた 3mmと 底になる1mm のボードを重ねて貼り合わせます
ここでは 後でレジン液を入れるため 隙間から液が滲み出ないように
接着剤でびちっと貼り合わせる


②岩を配置
原器くんの大きさは約 15〜17mm なので
だいたい 5mm 程度以下の小石を用意する
そうねぇひと握りくらいの分量があれば十分足りると思う
準備した小石を大まかに配置して感じを見る

ここからは根気よく木工用ボンドで接着
小石を並べていく なるべく隙間がないように
まず1週目


さらにもっと小さい小石で ベースとの境目を隠すように
隙間を埋めていく

細かい小石はペンチで砕いて作ります

2週目


そして温泉に入るための 導線になる部分や
温泉の中の 目隠しになるような岩
温泉に浸かって ちょっと腰掛けるところや
背もたれになりそうなところも設置して ディティールを整える

こんな感じで

この部分 少し空けてあるのは 後で温泉の出口を作るため

ひとまずベースの完成!
※ ちょっとここで・・・
UVレジン液が届きました

じつをいうとレジンを扱うのは初めてなので
使い勝手などなど 本番の前に実験しておく
レジン液の扱い方などについてはレジンクラフトのブログが沢山あるので
それを参考にさせていただき 上手に作るポイントは
①気泡の抜き方 ②ホコリ対策 ですかね
UVライトは 以前安売りしていたものを買っておいたのだ ふふふ
やっと出番がきた!

サクッと練習
簡単に温泉を作って

色つけしたレジンを流し込む
気泡が沢山できている 気泡の抜き方は色々あるが
実験なので このままで1日放置してみる

紫外線に当てると固まってしまうので
光の当たらないところで放っておいて
何もしなくても気泡は抜けていて 固まっていない状態

白が少し多かったので原器くんのシルエットが溶けてぼやけてる
あと予想通り 1日放置したせいで液が浸透して
部分的に紙が透明化していて
見えないところに気泡があったり 気をつけなきゃ

ここで問題点に気がついた・・・
レジンで表現した水面は きれいな平面になってしまい
揺らぎがない
たぷたぷのお湯に揺らぎがないと ただの鏡面
旅のカタログに載っている 誰も入っていない温泉ならまだしも
オイラが作りたいのはそんな温泉ではない!
温口からドドドとあふれ出る お湯・・・
ゆらゆらと揺れる水面から立ち上がる 湯けむり・・・
どうせやるなら水面を作らねば・・・う〜む(悩)
これでやってみよう

リキテックス社製
グロスポリマーメディウム 50ml
アクリル画で絵具に混ぜて使ったりするもので
乾くと透明で艶がでるから 水表現もできる
文房具や画材のちょっと大きめのお店なら扱っていて
比較的入手しやすい
4.人と動物の配置
ようやく No.62 温泉・露天風呂編 白×グレーが届いた

どれどれ さっそく作ることに
まずは温泉の入口となる門の部分

そういえば なんかのオマケについていた
スマホカメラ用マイクロレンズ
なかなかの代物で 原器くんの細かな制作工程も
これでバッチリ撮れるのだ

付属の樹木は 根っこの部分がポイント
きれいに切り取り 根の部分のガイドにそって筋切りをする

筋切りに使うのは シャープペンシルの芯を 針に変えたもの
取扱注意だが 細かい作業には便利なのだ
カッターと違って切れるわけではない
筋を入れるときれいに折り曲がる 貼り付けて樹木の根に

人物を作る ピンセットでポーズを作り


温泉の岩に腰掛けさせる いい感じ

これは本来岩になるパーツだが
今回は使わないので タオルに見立てて 改造


元気くんの頭にのせれば タオルに見えるかな

湯口のところ ボックス状のものに窓がついている
これ自体はなんの変哲もないが・・・


やっとこれを使うときが来たのだ
ふふふ だいぶ前に100円ショップで見つけて買っておいたライオン


そう・・・湯口といえば ライオンの口からお湯が出てくるやつ
これやってみたかったんだぁ ライオンの頭部をカットして
湯口と合体させて


開けておいたスペースに設置!


ふふふ ライオンの湯口完成!
女子を作る タオルに曲線を作ることで立体的になり

こんな感じに

お猿さんいってみよう

お猿さんって 基本的に猫背なのだ
まるまっている感じにする

岩の上に乗せてみると
こんな感じ


温泉に入ってくる女子を作る
まずタオルにアクションをつけて

風呂桶も持たせよう
風呂桶は細かいのでちょっと大変
つまようじを使うと比較的楽に作れる


これを持たせてポージング

入り口にする岩場に立たせる いい感じ


温泉につかるカップル

女子は正座してる感じにポージングして

男子にはおちょこを持たせて
女子はお酌 仲よさそうに作る


温泉に配置して 桶は水面に浮かべるので
レジンを流し込んだ後に配置する

ベンチには・・・

一休みするお猿さんを配置 笑

そのほか人物とお猿さんを配置して いったん完了




お尻 隠した方がいいかな ちょっとセクシー

このマイクロレンズ優秀! 湯けむり風に撮れた





さて次はレジン液でたぷたぷのお湯を張るのだ
実験で白が多すぎたのでだいぶ控えめにして
お風呂に流し込む

これは猫用のホットプレート 温めると気泡が取れやすい

ホコリよけにボールをかぶせて 待つこと10分ほど

着色がうす過ぎた なんか透明だけど・・・まいっか
気泡はほぼなくなったが 実験した時と同じく
気泡はほぼなくなったが 実験した時と同じく
だいぶ紙にしみていて けっこう液が漏れている
しかしこれは想定の範囲内 対応策も考えてある


残った小さな気泡を取り除いて
UVライトで硬化させる


レジン液やUVライトの取り扱いには
いろいろ注意点があるのでよく調べておいた方がいい
10分ほどで硬化完了!カチカチの鏡面になった
つぎにグロスポリマーメディウムで水面の揺らぎを表現していく
使うのは100均で売っている水彩用の筆

まずライオンの口から出るお湯を作る
少しづつメディウムを盛り上げて
白っぽいのは完全に乾けば透明になる


水面の表現は 少しづつメディウムを塗っていき
乾いたらまた塗る作業を何回か繰り返す


すみずみまで丁寧に塗って
こんな感じに 乾けば透明になっていく

5.仕上げ
岩のまわりに滲み出た液の部分を隠す
桜を作った時に使った模型用の草が余っていたので
これで岩の周りを埋めて隠していく

こんな感じで

ぐるっと1週 ビフォーアフター


滲み出た部分をうまく隠せていい感じの岩風呂になったと思う

最後に温泉の門や灯籠などを配置して・・・

完成! 夏の露天風呂って感じ








<あとがき>
この作品ができるまで
日数:6月27日〜7月14日
時間:約25時間
人物:失敗なし
-おしまい-
TERADA MOKEI / A 1:100 scale ARCHITECTURAL MODEL ACCESSORIES SERIES
- No.62 HOT SPRINGS
/ Paper Model / Paper Craft / Paper Cut /
/ Paper Model / Paper Craft / Paper Cut /