ブログネタ
DVD鑑賞記 に参加中!
DVD REVEIWSecret Window
[DVD/レンタル/劇場観賞あり]
ソニー・ピクチャーズ

075 シークレット・ウインドウ2004年アメリカ
八ちゃんの降水確率:0%
八ちゃんの満足度:★★★★
八ちゃんの評価:★★★

なぜ追われる、なぜ終われない。

作家のモート・レイニーは、静かな田舎町で執筆活動をしていたが、突如「自分の作品を盗作された」とある男に言われ、必要以上に追い込まれていた。絶対にそんなことはない、完全なオリジナルだと思っていたが、彼の持ち込んだ原稿と全く同じ。
一体、なぜそんなことになったのか…
思いも寄らない展開に彼自身も苦しめられていく。

「シークレット・ウインドウ」をアマゾンで探す
八ちゃんの感想
ジョニデ、スクリーン初観賞!

シザーハンズなどをはじめ、出演作をいくつか観ているにも関わらず、俳優などにうとい八ちゃんがジョニー・デップを知った作品が、この映画だったのです。いろいろなブログで「ジョニデ」「ジョニデ」って騒いでるから、「ああ、人気俳優なんだ〜。知らなかった」と、(笑)
シザーハンズに出ていたことを(エドワードがこの人だと)知ったのは随分後の事。ジョニデ=モートが最初の印象なのでシリアス派俳優だと勘違いしていました。
去年映画館で観た中では結構鳥肌が立った部類だったんですよ。サスペンス系の映画など劇場ではあまり観なかったせいもある。何度か予告編を観て、是非観たいと思っていましたから。実際、劇場で観るとストーリーに吸い込まれるように見入ってしまったものだ。これまで観ていないジャンルだったからでしょううかね。
他の紹介記事を見ると「見え見えの展開」などと紹介されていましたけどね。(笑)
ラストの謎解きの部分は、「ああ、そういうことだったのか!」と、思わず興奮してしまいましたた。
サスペンス・ミステリー。観ているものと一緒に謎解きが進む映画。予告編ではいったいどのようにして、誰が仕組んだのか…と興味そそる内容で紹介されていますが、じっくり観ると、やっぱりありえないような、腑に落ちないような伏線がいっぱいあるんですよね。だいたいシューター(ジョン・タートゥーロ)が平気で人殺ししているのに、冷静に考えれば絶対秘密にする必要なんかないもんねぇ。
盗作を言いがかりにするなんて、自分の作品だと自信があるなら、もっと平然と出来るだろうに…

でもおかしくなっていくのは結末に納得のいかない、その自分の作品と妻の浮気。
結局「そういうことだった」謎解きがすべて結びつきます。謎解きの始まりで出てくる自分自身との対話が一気に見せ場へと繋がって非常に興奮しましたよ。
映画館で観たとき、ラストのとうもろこしばっかり食ってるのが気になってしょうがなかったんだけど、気が付かなかったけど、「ヒミツの窓の下のヒミツの花畑」ではなく、とうもろこし畑だったのね…。
ハイドアンドシークと比べてみよう!
演技とタイミングだろうが、前半のモートとのやりとりが可愛いなぁ。


データファイル
監督:デビッド・コープ
製作:ギャヴィン・ポローン
製作総指揮:エズラ・スワードロウ
脚本:デヴィッド・コープ
音楽:フィリップ・グラス、ジェフ・ザネリ
出演:ジョニー・デップ、ジョン・タートゥーロ、マリア・ベロ、ティモシー・ハットン、チャールズ・ダットン、レン・キャリオー
配給:ソニーピクチャーズ(コロンビア)
シークレット ウインドウ コレクターズ・エディション(ぽすれん)
『ネバーランド』のジョニー・デップ主演、スティーヴン・キングの原作「秘密の窓、秘密の庭」を映画化したサスペンスミステリー。湖畔近くの別荘で執筆活動に励む作家のモート。そんな彼の下に正体不明の男が突然訪ね、彼に盗作疑惑の話を持ち掛ける。(ぽすれんで借りる

ぽすれん