2006年05月21日

<特集>新社会人の群像

昨今の日本の景気回復は堅調のようだ。しかしながら、この春社会に飛び立った新人たちの労働環境は、以前過酷な状況にある。今春から働き出した若者たちの姿を追った。

「いきなり大阪に出張でした。当初は20日ほどの予定だったのが結局は1ヶ月弱で・・・。もう精神的にボロボロですよ・・・。」そう語るのは、この春東京の会計事務所に就職したhachigiku氏。初めての現場が出張ということで、戸惑いも大きかったという。

「慣れない現場で、先輩方に迷惑かけ続けて自己嫌悪になったり・・・。もう散々でした。」取材班に粛々と語るhachigiku氏。学生時代は闊達な笑顔で、数々の異性を虜にしたであろうその顔も、今では表情が曇りがちだ。

取材班との別れ際、hachigiku氏はこう呟いた。「こんなに働くのがしんどいなんて。うつに悩む人が多いわけですよ。これではニートやフリーターのほうがよほど健全なんじゃないかな。」聡明で誠実な人柄が印象深いhachigiku氏の言葉であるだけに、取材班一同の胸に迫るものがあった。

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
カバンの中を見せてくださいとの取材班の言葉にこころよく中身を出してくれたhachigiku氏。
出るわ出るわBL本の山…

マジでつらそうですね。
もう少ししたら東京に行く用事があるので、hachigikuさんがどんなやつれ方をしているのか楽しみです。
Posted by sakunosuke at 2006年05月22日 19:43
sakunosukeさん江

つらいですよ〜。
しかしざんねんながら、やつれてはいないかもしれません。
仕事中、ずっとお菓子食べ続けているので。
Posted by hachigiku at 2006年05月28日 19:59