2011年3月11日

荷物をまとめ始めてたら,あっという間に昼食.
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・エビボールのトマトソース
・ジャーマンポテト
・白菜のおひたし
・パイナップル
・ご飯

半分くらいかなぁ.
食べたい気持ちはあるんだけど,飲み込む時にうぇっとする.

昼食後,ゆっくりしていると病棟の事務員さんが部屋に来た.
明日,支払う入院費の請求書.
限度額適用認定の紙を出す前に請求書を持ってこられたので,
額面上は約27万になっている.
手術当日から個室に入ったので,約10万円が差額ベッド代.

とりあえず,限度額認定証を出して,再度計算してもらうことに.
それから,保険の請求に必要な診断書を書いてもらう.
こちらは,次回診察までに(たぶん)できている,とのこと.

再計算してもらったら,支払う金額は約19万.
10万ちょいがベッド代なので,
医療費としては,限度額適用認定証のおかげで予定通り約9万.
やっぱり制度は知ってないとしんどいわ.
退院に向けて,痛み止めだけ処方してもらう.

やっぱり食べると気持ち悪くなるみたい.
うぇっとやってたら,今度は目まいが.
と思ったら目まいじゃない.
ベッドごと揺れてる.
すごい地震.
ぐらんぐらん揺れてる.
病院は,社会的弱者ばかり.
妊婦さんからは悲鳴も上がってる.
私も必死にベッドにしがみつく.
担当看護師さんが,ドアを開けてくれる.
窓ガラスが割れるかもしれないから,部屋の真ん中に座る.
こ,こわい.
これはかなり大きいはず.
窓の外では,高層ビルが波を打つようにぐらぐらしてる.

ちょうど母親がお見舞いに来る時間.
街にいたら看板とかガラスとか危ない.
電話してもつながらないし,テレビのアナウンサーもパニックになってる.

3時半ごろ,母親が半べそで病室に来た.
ちょうどバスを降りて駅前にいて,病院まで歩こうとしていた様子.
街中は,歩行者がパニックになっていたらしい.
とにかく,無事で何より.

母親とテレビを見ながら被害の様子を見る.
入院最終日がこんなことになるなんて.
母親が公衆電話で家にかけると,家族は無事だと判明.
都内で仕事をしている彼とは連絡がつかない...

入れ替わり,立ち替わり,看護婦さんや担当医が様子を見に来る.
もう退院が決まってるから,心配度は一番低い患者なはずなのに,
ちゃんと回ってくるんだから申し訳ない.
一応,吐き気のことを伝えると,
1か月くらいは胃腸が弱っている状況が続くと思う,とのこと.
確かに,ゲップが多いし,血液系には異常値が出てないし,
無理しないことにする.

夕方になると,こんなときでも,きちんと時間どおりに夕飯が配られる.

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でも,ガスが使えないからってメニュー変更.
主食がチンジャオロースの予定だったけどおにぎりとマフィンに.
おかずは
・大根の梅酢和え
・おひたし

今後,何が起きるかわからないから母親は食べておけというけど,
胸がいっぱいというか,食欲がでるわけもなく,
おにぎりを中心にできるだけ食べる.

地震の影響か,外では,騒がしくお産に急ぐ音も.
窓の外は,車のテールランプで真っ赤になった国道.
歩道には,スーツ姿の人がずーっと列になって歩いている.

19時半ごろ,ようやく彼と電話ができた.
怪我もせず,無事らしい.
職場と自宅が割と近いので,歩いて,既に自宅にいるらしい.
本当に一安心.

お見舞いに来ていた母親も,父親の車で帰って行った.
電話がつながらないから,公衆電話からかけて,
父親に病室まで迎えに来てもらう作戦で,上手くいった.
車で10分かからないところに自宅があるのに,
帰りは1時間以上かかったらしい.
歩いて帰る,帰宅難民が道をふさいで,全然前に進まなかったとか.

両親が帰った後,精神的に落ち着かなくて,
このブログもなかなか書き込む気にならなかった.
テレビも衝撃映像しか流れてないし,
マイスリーを飲んで,とにかく横になって休んだ.
明日はいよいよ退院.
人生初の入院手術,それだけでも忘れられない日になっているのに,
日本がこんなことになってしまうなんて,
あまりにもショックで絶対に忘れられない日になってしまった.


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