2011年4月8日-10日

週末にかけて,パソコンにかじりつく.

20代で卵巣がんになった人,境界悪性といわれた人,
病院から電話があって病理検査の結果を伝えられた人,
手術前は良性だろうと思われていたのに,
病理の結果が悪性,境界悪性だった場合の予後に関する論文,
若年患者の予後に関する論文.
そして,日本癌治療学会のがん診療ガイドライン.
http://jsco-cpg.jp/item/22/index.html
特に,治療アルゴリズム
http://jsco-cpg.jp/item/22/algo.html
は参考になった.

妊孕性(にんようせい)温存を希望する場合,
つまり,妊娠希望の患者の場合の記述もあり,
かなり限られた初期の段階なら問題のある卵巣の切除だけで
どうにかできる可能性もあると読めた.

ただ,人によって,状態によって治療法も全く異なる可能性が
あることも分かった.
とにかく,月曜日に審判がくだらない限り,どうすることもできない.
これで心の準備もできた.

あとは,一緒に行ってくれる母親の心の準備をさせなければ.
電話をして,大学で言われたことを伝えた.
だから,良性かも,なんて期待しちゃダメ.
結果がどんなんでも,取り乱したり泣いたりしちゃダメ.
お母さんも心の準備をしておいて.
と.

お母さん,嫌だからね,はちこがそんなの嫌だからね,絶対嫌.
なんでそんなこと聞いてきちゃったの?
もしかしたら良性かもしれないじゃない.
どうして,もう,お母さん嫌だ.

お母さん,一番嫌なのは私だよ.
一番ショックなのも私だよ.
聞いてきたのは,心の準備がしたかったの.
もしかしたら良性かも,って私も思ってたし,
良性だったらいいな,って思ってたけど,
状況からして良性じゃなさそうっていうのも気づいてた.
でも,少しでも期待したまま月曜日に本当のことを聞いたら
絶対ショック受けて,今のお母さんみたいに泣いたり,
取り乱したりしちゃうでしょう?
だから,聞いてきたの.
お母さんも今は泣いていいけど,月曜日は泣かないでね.
あたしは耐え切れなくて泣いちゃうかもしれないけど,ね.
とにかく,なるようにしかならないから.
じゃあ,月曜日ね.


とはいえ,私だって不安で怖い.
さっき調べたブログ,
しんどい,という記事を最後に何年も更新されてなかったり,
亡くなってしまって,旦那さんが代わりに訃報を報告していたり,
テレビでも,震災で子どもが行方不明の両親が,
瓦礫の中を探し続けている様子が映し出されていたり,,,
私自身は,先にゆく立場になりそうで,
こうやって残された人の姿を見ると,
どうしても自分の周りと置き換えて想像してしまう.
そして,そんなことさせたくない,と思って涙が出てくる.

残念なお知らせを受け入れる準備はできたけど,
私がどんなに受け入れたって,
周りも受け入られるという訳ではないらしい.

家に帰ってきた彼は,
こんな話はドラマや映画の中だけでいいんだよ.
なんではちこが.
って言ってた.
冗談で,じゃあ,死んじゃったらブログ,ドラマ化してね,
なんて笑って言ったけど,
彼の目は笑ってなくて,私を抱きしめたまま泣いていた.

27歳のカップルに,この状況はあまりにも重過ぎる.
結婚直前なのに,これからなのに..


でも,まだ手遅れな悪性だって決まったわけじゃない.
大学の先生が言ってたように,まだきっと治る道があるはず.

とにかく,月曜日,きちんと医師の言葉を聞いて,
自分たちが納得できる人生を選んでいこうと決めた.


明日は,運命の日になる.


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