2011年1月28日

再診で今持っている疑問をすべて解消するために,質問票を作ってまとめた.
私が用意した質問は,
● 内膜症性卵巣のう腫について
  • 他臓器にのう腫が発生している/転移する可能性は?
  • 遺伝性の病気か?
  • 子どもへの影響?
● 診断後に気づいた痛み
  • 左股関節痛 歩行時,2・3年前から
  • 左下腹部痛 3・4年前から → おなかが弱いだけだと思っていたが人間ドックでS字結腸ポリープ発見
  • それぞれ関係は?別途治療の必要性は?取れば治る?時期は?
● 治療方針について
  • 一度の手術だけで終わりか?
  • ホルモン療法などがあるらしいが?有効性は?
  • 内膜症の根治方法は?子宮摘出だけ?
● 手術について
  • 切らないリスクは 茎捻転,破裂,悪性化.では切ることのリスクは?
  • 切ることで腫瘍の増大が加速する可能性は?
  • 他臓器への影響は?(傷つける可能性,他)
  • 開腹と腹腔鏡の比較,開腹の差と傷の大きさ,安全性以外のポイントは?安全性とは?
  • 執刀医は誰か?いつ会える?
  • 開腹に切り替える判断基準は?
  • 癒着があったときの対応方法は?
  • 輸血はあるか?
  • 他に手術中にありえる変更点は?
  • 切り替えたときの執刀医は?
  • 生理日でも大丈夫?
● 妊娠について
  • 術後不妊になる可能性は?
  • 妊娠にリスクない期間はどれくらいを見ておけばいい?
  • 内膜症患者の不妊率は?
  • 術後治療が妊娠に与える影響は?
それから,病院には母親にも付いてきてもらった.
私だけではきっと先生の言ったことをすべてはメモできないし,
母親は病気についてよく分かってないので,
直接私と一緒に話を聞けば勉強になるだろうと思ったから.

診察室に入ると,先生が座って待っていた.
まずは忙しいのに時間をとってくれたお礼と,今日来た目的を話した.
そして、恐る恐る作ってきた質問票を渡して,さっそく質問開始.
● 内膜症性卵巣のう腫について
  • 他臓器にのう腫が発生している/転移する可能性は?
→ある.が,たとえば肺などに発生している場合,症状が出ないと特定できない.

  • 遺伝性の病気か?
  • 子どもへの影響?
→遺伝性がある,とする学説もある.
しかし実際のところ,多くの女性がなっている病気のため,
遺伝性があるかどうか判断できるような統計的データがない.

● 診断後に気づいた痛み
  • 左股関節痛 歩行時,2・3年前から
  • 左下腹部痛 3・4年前から → おなかが弱いだ けだと思っていたが人間ドックでS字結腸ポリープ発見
  • 性交痛 2・3年前から
  • それぞれ関係は?別途治療の必要性は?取れば治る?時期は?
→本で調べて書いてあると,全てが不安になってしまう気持ちは分かる.
股関節痛,ポリープは直接関係があるとは言いにくい.
ただし,術後,それらの症状が良くなる可能性もある.
残念ながら,やってみないと分からないところ.

● 治療方針について
  • 一度の手術だけで終わりか?
  • ホルモン療法などがあるらしいが?有効性は?
  • 内膜症の根治方法は?子宮摘出だけ?
→一度で終わりと言い切れない.
早ければ2,3ヶ月,1年で同じようにのう腫が出てくる場合もある.
ホルモン療法については,進行を抑えられるだけ.
しかもホルモンバランスが変わるので,半年ペースでしか治療できない.
また,擬似閉経を起こさせるので,更年期症状が出てくるなど,副作用が多い.
内膜症の根治は閉経すること.
子宮だけを摘出しても治らない.子宮と卵巣ともに摘出する必要がある.
なので,手術が現段階で最善の治療方法だといえる.
● 手術について
→原則として,2/28に行う術前説明時に話す.
  • 執刀医は誰か?いつ会える?
→自分が行う.
  • 開腹に切り替える判断基準は?
→原則として,出血がひどい場合.
  • 他に手術中 にありえる変更点は?
→卵巣を残す予定だが,状態によっては卵巣摘出する可能性がある.
  • 生理日でも大丈夫?
→手術可能.
だが,生理中だと出血が多くなる傾向があり,できるだけ避けたい.
ベストは生理直後の手術.

● 妊娠について
  • 術後不妊になる可能性は?
  • 妊娠にリスクない期間はどれくらいを見ておけばいい?
  • 内膜症患者の不妊率は?
  • 術後治療が妊娠に与える影響は?
→もともと子宮内膜症なので,妊娠しにくい状況になることはありえる.
手術をすることで,切ったところが癒着することもあり,
妊娠を考えるのであれば全てを全て切除すれば良い,ともいえない.
妊娠をするベストなタイミングは,手術直後.
今回は結婚式を控えてるので,最悪の事態を避けるため,
と考えたほうが良さそう.
手術をしておなかの中の様子を見て,将来に備えるという考え方が良いと思う.
必要あれば,結婚式後,妊娠前にもう一度手術したら良い.


正直,ここまでしっかりと答えてくれるとは思わなかった.
手術そのものに関する質問は,次回2/28ということになったが,
知りたかったことは大体分かったし,かなりスッキリすることができた.
母親も,今日の質疑を通して内膜症性卵巣腫瘍を理解してくれた様子だった.
改めて,ここでお願いしようと心に決めて,家路についた.

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1月28日 婦人科
再診 210円


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