2025年01月13日
今週の2階新入荷 ヘビ、トカゲ
こんばんは髪の長い方の佐藤です。
年末年始セールはお陰様で大盛況に終わりました!ありがとうございました。
ところで年も変わって2025年、今年も入門種から珍種まで幅広くニーズに応えられるようなラインナップを揃えて行く所存です。
今年もよろしくお願いいたします。
それでは早速新年一発目の『今週の2階新入荷』に行ってみましょ〜
セイブリボンヘビ
Thamnophis proximus

ガーターヘビ属の中でも特に体型が細長いものをリボンスネークと呼びます。
ガーターとは細長い体型の他に、尾が長いので立体活動が得意なことや、食性がより魚食性の強いことなどが差異として挙げられます。
ヘビ類としては珍しく、多頭飼育での事故が少ないので広いケージにまとめて複数容れ、昼行性のためライト類を使用してトカゲのようにわちゃわちゃと飼ってやるととても面白いかと。
図ったかのようにオス3匹、メス2匹が来ているので全てまとめて購入してしまいたくなりますね。
価格もお手頃ですし。
ヒゲミズヘビ
Erpeton tentaculatum




龍の髭のような髭状突起が特徴的な東南アジアの水棲ヘビ。
今回はストライプ型と斑紋型が来ています。
以前は腹側がパステル調に色抜けするストライプ型の方が流通の多かった気がしますが、近年は逆転しているように感じます。採れる場所にもよるのかもしれませんね。
陸地に上がることはまず無いため腹板は退化(微妙にあります)しており水中生活に完全に特化しています。
本種の一番の特徴である髭状突起は長らく用途が謎とされてきましたが、近年研究により神経細胞の内蔵された感覚器官であることが分かっており、これで濁った水中でも待ち伏せ型の捕食が可能。
飼育の際には魚を与えますがバランスを考えて金魚ばかりにならないよう様々なものを与えてみましょう。
個人的には奇天烈な見た目の割に、水棲ヘビ内では特別難しい印象ではありませんので是非チャレンジされてみては。
複数来てます。
グリーンアミーバ
Ameiva ameiva



中央アメリカから南アメリカに広く棲息する小型のテグー科のトカゲで、アフロユーラシアで栄えるカナヘビグループのカウンターパート的存在。
成長するとオスはさらに緑がベッタリ乗って安価なトカゲとは思えない美しい姿に。
シクラカベカナヘビ
Podarcis siculus

イタリアなどヨーロッパ南部を中心に栄えるカベカナヘビ。
沢山の亜種が知られており今回来たのは基亜種もしくはcampestris亜種辺り?
飼育繁殖共に容易でカナヘビ(小型トカゲ)飼育の入門的存在でもあります。
繁殖に使えそうな立派なオス個体が来てます。
キタカナヘビ
Takydromus septentrionalis

日本に棲息するニホンカナヘビや南西諸島の鮮やかなカナヘビ達と同じクサカナヘビ属Takydromusのカナヘビ。
名前に「北」や学名も北を意味するseptentrionalisが付けられていますが、特別北方に分布しているからという訳ではありません。
むしろ同属にはニホンカナヘビやアムールカナヘビといった、より北に分布する種も居ます。
ここでの北はおそらく同属内でも主に南方で繁栄するしっぽの長いグループのTakydromusの中では本種が最も北に分布することから。
尻尾が長いことによってその長い尻尾を器用に枝や葉に絡ませて身軽に移動します。
複数まとめて少し大きなケージで枝や植物を多用したレイアウトで飼ってやるととても楽しいかと思います。
ミドリガストロカナヘビ(ミドリソバハラカナヘビ)
Gastropholis prasina

全長50cm程となるやや大きなカナヘビで初登場時はその希少性と美しさから今では考えられないような高価な値段で取引された美麗種。
飼育も繁殖も容易なことが功を奏して年々価格は落ち現在も手の届きやすい価格に落ち着いています。
本種は本来深い緑色をしていますが最近のブリードが進んだ個体は今回のように淡いミントグリーンのものも見られます。
個人的には野生本来の色味を残して行きたいのですがこれはこれで美しい。
再生尾個体の為特価での販売です。
ブロードレイフラットロックリザード
Platysaurus broadleyi


南アフリカ西部の僅かな地域に棲息するヒラタトカゲ。
名前の通り岩の隙間に身体をねじ込むため扁平な体つきをしています。
性的二型がありオスはビビットカラーで鮮やかになりますが、メスもメスでシックな配色で個人的にはどっちも好き。
今回来たのは色がバッチリ出てきたオス1匹です。
フラワーカロテスモドキ(チャンタブリニセカロテス)
Pseudocalotes floweri


久々のニセカロテス。
ニセカロテスはアノールやクチサケヤモリのような独特の雰囲気を持ち、カロテス属とは体格も動きも異なります。
標高のやや高い薄暗い山林に棲息するので冷涼多湿を心がけますがある程度の容積のあるケージならケースの一部にホットスポットをつくってみるのも良いでしょう。
もちろん強い光から逃げられるように植物や枝を多用して影になる場所もつくってやります。
前回のジャワニセカロテスすら久しぶりで珍種扱いだったのに今回来たのはタイ東部のチャンタブリー県やカンボジアの山林で見られる珍ニセカロテス。
おそらくペアで来ておりオスと思わしき個体はデュラップ(咽喉垂)が発達してます。
以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
年末年始セールはお陰様で大盛況に終わりました!ありがとうございました。
ところで年も変わって2025年、今年も入門種から珍種まで幅広くニーズに応えられるようなラインナップを揃えて行く所存です。
今年もよろしくお願いいたします。
それでは早速新年一発目の『今週の2階新入荷』に行ってみましょ〜
セイブリボンヘビ
Thamnophis proximus

ガーターヘビ属の中でも特に体型が細長いものをリボンスネークと呼びます。
ガーターとは細長い体型の他に、尾が長いので立体活動が得意なことや、食性がより魚食性の強いことなどが差異として挙げられます。
ヘビ類としては珍しく、多頭飼育での事故が少ないので広いケージにまとめて複数容れ、昼行性のためライト類を使用してトカゲのようにわちゃわちゃと飼ってやるととても面白いかと。
図ったかのようにオス3匹、メス2匹が来ているので全てまとめて購入してしまいたくなりますね。
価格もお手頃ですし。
ヒゲミズヘビ
Erpeton tentaculatum




龍の髭のような髭状突起が特徴的な東南アジアの水棲ヘビ。
今回はストライプ型と斑紋型が来ています。
以前は腹側がパステル調に色抜けするストライプ型の方が流通の多かった気がしますが、近年は逆転しているように感じます。採れる場所にもよるのかもしれませんね。
陸地に上がることはまず無いため腹板は退化(微妙にあります)しており水中生活に完全に特化しています。
本種の一番の特徴である髭状突起は長らく用途が謎とされてきましたが、近年研究により神経細胞の内蔵された感覚器官であることが分かっており、これで濁った水中でも待ち伏せ型の捕食が可能。
飼育の際には魚を与えますがバランスを考えて金魚ばかりにならないよう様々なものを与えてみましょう。
個人的には奇天烈な見た目の割に、水棲ヘビ内では特別難しい印象ではありませんので是非チャレンジされてみては。
複数来てます。
グリーンアミーバ
Ameiva ameiva



中央アメリカから南アメリカに広く棲息する小型のテグー科のトカゲで、アフロユーラシアで栄えるカナヘビグループのカウンターパート的存在。
成長するとオスはさらに緑がベッタリ乗って安価なトカゲとは思えない美しい姿に。
シクラカベカナヘビ
Podarcis siculus

イタリアなどヨーロッパ南部を中心に栄えるカベカナヘビ。
沢山の亜種が知られており今回来たのは基亜種もしくはcampestris亜種辺り?
飼育繁殖共に容易でカナヘビ(小型トカゲ)飼育の入門的存在でもあります。
繁殖に使えそうな立派なオス個体が来てます。
キタカナヘビ
Takydromus septentrionalis

日本に棲息するニホンカナヘビや南西諸島の鮮やかなカナヘビ達と同じクサカナヘビ属Takydromusのカナヘビ。
名前に「北」や学名も北を意味するseptentrionalisが付けられていますが、特別北方に分布しているからという訳ではありません。
むしろ同属にはニホンカナヘビやアムールカナヘビといった、より北に分布する種も居ます。
ここでの北はおそらく同属内でも主に南方で繁栄するしっぽの長いグループのTakydromusの中では本種が最も北に分布することから。
尻尾が長いことによってその長い尻尾を器用に枝や葉に絡ませて身軽に移動します。
複数まとめて少し大きなケージで枝や植物を多用したレイアウトで飼ってやるととても楽しいかと思います。
ミドリガストロカナヘビ(ミドリソバハラカナヘビ)
Gastropholis prasina

全長50cm程となるやや大きなカナヘビで初登場時はその希少性と美しさから今では考えられないような高価な値段で取引された美麗種。
飼育も繁殖も容易なことが功を奏して年々価格は落ち現在も手の届きやすい価格に落ち着いています。
本種は本来深い緑色をしていますが最近のブリードが進んだ個体は今回のように淡いミントグリーンのものも見られます。
個人的には野生本来の色味を残して行きたいのですがこれはこれで美しい。
再生尾個体の為特価での販売です。
ブロードレイフラットロックリザード
Platysaurus broadleyi


南アフリカ西部の僅かな地域に棲息するヒラタトカゲ。
名前の通り岩の隙間に身体をねじ込むため扁平な体つきをしています。
性的二型がありオスはビビットカラーで鮮やかになりますが、メスもメスでシックな配色で個人的にはどっちも好き。
今回来たのは色がバッチリ出てきたオス1匹です。
フラワーカロテスモドキ(チャンタブリニセカロテス)
Pseudocalotes floweri



ニセカロテスはアノールやクチサケヤモリのような独特の雰囲気を持ち、カロテス属とは体格も動きも異なります。
標高のやや高い薄暗い山林に棲息するので冷涼多湿を心がけますがある程度の容積のあるケージならケースの一部にホットスポットをつくってみるのも良いでしょう。
もちろん強い光から逃げられるように植物や枝を多用して影になる場所もつくってやります。
前回のジャワニセカロテスすら久しぶりで珍種扱いだったのに今回来たのはタイ東部のチャンタブリー県やカンボジアの山林で見られる珍ニセカロテス。
おそらくペアで来ておりオスと思わしき個体はデュラップ(咽喉垂)が発達してます。
以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
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爬虫類倶楽部中野店
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