2025年05月04日
今週の2階新入荷 ヘビ、トカゲ
お久しぶりです髪の長い方の佐藤です。
今週のメインは�中国便!!�
珍蛇や珍蜥蜴がそれぞれ来てます。
GWセール継続中であり、なんと今回の新入荷はセール対象�となってますよ!
それでは早速新入荷のご紹介に行ってみましょ〜
シュウダ ‘ストライプ’ sold out
Elaphe carinata carinata



また来ました変異シュウダ!!今回はストライプ!
「ストライプ」の名で来ましたが個人的に過去に見たストライプとは違い、ラインが途切れ途切れで繋がっているように見えます。これはこれで素敵!
まだまだ成長の見込みのあるサブアダルトサイズ。
ここ数年は数あるナミヘビの中で最も勢いのあるヘビですね。
是非この機会にのめり込んでみては!
のめり込むと言えば、鼻が少しスレています。
1匹のみ。
早速ご購入頂きました!
ザウテルヘビ(サウテルヘビ)
Hebius sauteri



台湾や中国南東部や北ベトナムなどに分布する、日本のヒバカリに近縁なヒバァ。
本種に関係ありませんが本属の模式種でもある日本のヒバカリは日本固有亜種のヒバカリH.vibakari vibakari 、男女群島のダンジョヒバカリH.vibakari danjoensi、朝鮮半島や中国大陸のタイリクヒバカリH.vibakari ruthveni の3亜種がいるとされてきました。
しかしこの分類は長らく疑問視されており、ちょうど昨年の2024年にタイリクヒバカリH.v.ruthveni�がヒバカリH.v.vibakariと同義となりました。
このためヒバカリは日本の固有亜種ではなくなってしまったというお話。残念!
ダンジョヒバカリも今後の研究次第でどうなることやら。
話を戻しまして本種サウテルヘビは形態的にヒバカリと酷似し過ぎて過去にはダンジョヒバカリと混同されたこともあったそう。
具体的には男女群島のザウテルヘビと思われる個体の本格的な調査が行われて、1986年にそれらがダンジョヒバカリとしてヒバカリの亜種に記載されるまで男女群島に分布するのは長らく本種ザウテルヘビとされていました。
そのため未だに一部公的機関の刊行物では男女群島に棲息するのはザウテルヘビとされる記載が残ってます。
あと、本属の多くが「○○ヒバァ」もしくは「○○ヒバカリ」という和名を持つのに対し、本種は珍しく和名に「ヘビ」が付きます。
日本での記録(それはダンジョヒバカリですが)が古くからある種はこういった事が起こるのでしょうね。
餌には魚やカエル、オタマなどを好むので色々試してみましょう。
2匹来てます。
ハイナンサンビームヘビ
Xenopeltis hainanensis


みんな大好き「ハイナン(海南島)」の名が付いたヘビで由来は最初の発見地から。
実際には海南島以外にもベトナムや中国南部に分布しており海南島固有という訳ではありません。
過去にはそれら大陸から見つかったものを亜種X.h.jidamingaeとして提唱されましたが現在は大陸のものも海南島のものも同義とされています。
普段インドネシア便で来るサンビームヘビX.unicolorと比べて丸顔で全体的にずんぐりむっくりな印象を受けます。
飼育はサンビームヘビ同様でも良いのですが、食性がより爬虫類食を好む傾向が強いように思います。
1匹のみ。
シロクチカロテス
Calotes sp.cf.goetzi


青や赤に色が変わる面白いトカゲ。
今までシロクチカロテスと言えばCalotes mystaceusとされて来ましたが最近これが数種に分離され、本種はそのうち中国南部やタイなどに分布する、いわゆる今までシロクチカロテスとして流通していたものがこれ�C.goetziにあたるようです。
モリドラゴンやクシトカゲほどの繊細さは無く、現地でも身近なトカゲのひとつだそう。
しかし飼育下では導入初期などは特に脱水に気を付け滴下などによるマメな給水を心掛けましょう。
複数来てます。
クロスジソウゲンカナヘビ
Eremias przewalskii przewalskii

卵ではなく子どもの姿で産む卵胎生のソウゲンカナヘビ。
亜種のトラフソウゲンカナヘビE.p.tuvensisの陰に隠れがちですが本種の方がスラッとして精悍な印象を受けます。
痩せやすいのでマメな世話を心掛けましょう。
複数来てます。
カチンニセカロテス
Pseudocalotes kakhienensis


中国南部やミャンマーに分布する大型のニセカロテス。和名のカチンは模式産地であるカチン高原から。
写真では分かりにくいですが体側中央辺りに濃い青緑色を発色します。
インドからSalea kakhiensisとして報告されたこともありましたがおそらく誤りで(本当に居たらごめんなさい)、スペルミスもあるし色々しっちゃかめっちゃか。
確かに本種の属内でもガッシリとする身体つきはSalea�属と誤認するかもしれませんし、kakhienensisをkakhiensisと表記してしまう気持ちも非常に分かります(笑)
水の認識があまり得意ではないので導入初期は特に水切れに気をつけます。
1匹のみ。
ベルモリドラゴン
Gonocephalus bellii

最もメジャーなモリドラゴンでなんだかんだいつも入荷してすぐ売れてしまう人気種。
繊細そうな見た目ながらも大きな頭やわしゃわしゃとしたクレストで存在感抜群。
ペアで来てます。
以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今週のメインは�中国便!!�
珍蛇や珍蜥蜴がそれぞれ来てます。
GWセール継続中であり、なんと今回の新入荷はセール対象�となってますよ!
それでは早速新入荷のご紹介に行ってみましょ〜
シュウダ ‘ストライプ’ sold out
Elaphe carinata carinata



また来ました変異シュウダ!!今回はストライプ!
「ストライプ」の名で来ましたが個人的に過去に見たストライプとは違い、ラインが途切れ途切れで繋がっているように見えます。これはこれで素敵!
まだまだ成長の見込みのあるサブアダルトサイズ。
ここ数年は数あるナミヘビの中で最も勢いのあるヘビですね。
是非この機会にのめり込んでみては!
のめり込むと言えば、鼻が少しスレています。
1匹のみ。
早速ご購入頂きました!
ザウテルヘビ(サウテルヘビ)
Hebius sauteri



台湾や中国南東部や北ベトナムなどに分布する、日本のヒバカリに近縁なヒバァ。
本種に関係ありませんが本属の模式種でもある日本のヒバカリは日本固有亜種のヒバカリH.vibakari vibakari 、男女群島のダンジョヒバカリH.vibakari danjoensi、朝鮮半島や中国大陸のタイリクヒバカリH.vibakari ruthveni の3亜種がいるとされてきました。
しかしこの分類は長らく疑問視されており、ちょうど昨年の2024年にタイリクヒバカリH.v.ruthveni�がヒバカリH.v.vibakariと同義となりました。
このためヒバカリは日本の固有亜種ではなくなってしまったというお話。残念!
ダンジョヒバカリも今後の研究次第でどうなることやら。
話を戻しまして本種サウテルヘビは形態的にヒバカリと酷似し過ぎて過去にはダンジョヒバカリと混同されたこともあったそう。
具体的には男女群島のザウテルヘビと思われる個体の本格的な調査が行われて、1986年にそれらがダンジョヒバカリとしてヒバカリの亜種に記載されるまで男女群島に分布するのは長らく本種ザウテルヘビとされていました。
そのため未だに一部公的機関の刊行物では男女群島に棲息するのはザウテルヘビとされる記載が残ってます。
あと、本属の多くが「○○ヒバァ」もしくは「○○ヒバカリ」という和名を持つのに対し、本種は珍しく和名に「ヘビ」が付きます。
日本での記録(それはダンジョヒバカリですが)が古くからある種はこういった事が起こるのでしょうね。
餌には魚やカエル、オタマなどを好むので色々試してみましょう。
2匹来てます。
ハイナンサンビームヘビ
Xenopeltis hainanensis


みんな大好き「ハイナン(海南島)」の名が付いたヘビで由来は最初の発見地から。
実際には海南島以外にもベトナムや中国南部に分布しており海南島固有という訳ではありません。
過去にはそれら大陸から見つかったものを亜種X.h.jidamingaeとして提唱されましたが現在は大陸のものも海南島のものも同義とされています。
普段インドネシア便で来るサンビームヘビX.unicolorと比べて丸顔で全体的にずんぐりむっくりな印象を受けます。
飼育はサンビームヘビ同様でも良いのですが、食性がより爬虫類食を好む傾向が強いように思います。
1匹のみ。
シロクチカロテス
Calotes sp.cf.goetzi


青や赤に色が変わる面白いトカゲ。
今までシロクチカロテスと言えばCalotes mystaceusとされて来ましたが最近これが数種に分離され、本種はそのうち中国南部やタイなどに分布する、いわゆる今までシロクチカロテスとして流通していたものがこれ�C.goetziにあたるようです。
モリドラゴンやクシトカゲほどの繊細さは無く、現地でも身近なトカゲのひとつだそう。
しかし飼育下では導入初期などは特に脱水に気を付け滴下などによるマメな給水を心掛けましょう。
複数来てます。
クロスジソウゲンカナヘビ
Eremias przewalskii przewalskii

卵ではなく子どもの姿で産む卵胎生のソウゲンカナヘビ。
亜種のトラフソウゲンカナヘビE.p.tuvensisの陰に隠れがちですが本種の方がスラッとして精悍な印象を受けます。
痩せやすいのでマメな世話を心掛けましょう。
複数来てます。
カチンニセカロテス
Pseudocalotes kakhienensis


中国南部やミャンマーに分布する大型のニセカロテス。和名のカチンは模式産地であるカチン高原から。
写真では分かりにくいですが体側中央辺りに濃い青緑色を発色します。
インドからSalea kakhiensisとして報告されたこともありましたがおそらく誤りで(本当に居たらごめんなさい)、スペルミスもあるし色々しっちゃかめっちゃか。
確かに本種の属内でもガッシリとする身体つきはSalea�属と誤認するかもしれませんし、kakhienensisをkakhiensisと表記してしまう気持ちも非常に分かります(笑)
水の認識があまり得意ではないので導入初期は特に水切れに気をつけます。
1匹のみ。
ベルモリドラゴン
Gonocephalus bellii

最もメジャーなモリドラゴンでなんだかんだいつも入荷してすぐ売れてしまう人気種。
繊細そうな見た目ながらも大きな頭やわしゃわしゃとしたクレストで存在感抜群。
ペアで来てます。
以上で新入荷の紹介となります。
佐藤
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