2007年04月05日

ダニエラという女

  度重なる出張のため、3月は大変忙しく、今月もまた出張があって忙しいことになりそうだが、その合間に「ダニエラという女」というフランス映画を見に入った。
 ちなみにR−18指定。主演は私の大好きな女優、モニカ・べルッチ。彼女が出ていた「アパートメント」は、今でも大好きな映画である。
 今回彼女は、娼婦役で登場。娼婦のバー(フランスにはこんな風俗店があるのだろうか)にて、宝くじが当たり、大金が入ったとする男が、大金を払うかわりに一緒に過ごして欲しいとお願いする。見た目冴えない男の依頼に対し、彼女は承諾して男の部屋で暮らすが、やがて失踪。再びもとの娼婦がいるバーに彼女はいた。その後、また話は二転三転する−という内容である。フランスの名優、ジェラール・ドパルデューも登場して、ギャングのボス役を好演しているが、内容が「コメディ」であるため、思い切りコワーい悪役を演じているわけでもなく、結構親しみのある役柄であった。
 さて、この映画は「ラブコメディ」とされており、この映画にドロドロとした内容を期待していた私にとっては、それを知って少々拍子抜けしたが、実際に見た内容もその通りの内容だった。いわゆるフランスでの「お笑い」には、ついていけない部分があったので、今回もその「お笑い」が登場するのだが、どうも笑えなかったのである。笑いが高度なのか、それとも低度なのか、わからない。フランスの事物は素晴らしいと思うし、映画全般においても、全般的にフランスの質は高いと思う私であっても、やはり日本やアメリカのお笑いの方が一般的に面白いと感じる。シリアスな内容はやはり、フランス映画が一番だと思うが。


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この記事へのコメント
久しぶりです・・・・・

元気そうでなによりです。

「ドロドロとした内容を期待していた私にとっては、」

こらなら、わが町にはありますよ・・・・! (笑)

外側から見た、辛口意見もくださいね。

それでは、また・・・・・
Posted by Honda at 2007年04月07日 00:29