と思う。

あれね、大規模な奴ね。

世界的に見ても日本ほど地震が多い国はないと思う。
そのせいか、日本人ほど「地震に強い」人種もいないんじゃないだろうか。

根室で震度4の地震がありました。
へー、そう?

もちろん大変なことなんだけど、ふた月に1回くらい震度2とか3の地震はあるし、
けっこう揺れる地震も年に1回はあるから、国民はあんまりおどろかない。
冷静に考えると、すごいことだよねこれって。

大学の英語の講義とき震度3ぐらいの地震が来て、2メートルにはなろうかとい
うアングロサクソンなアメリカ人の講師が窓から飛び降りるんじゃないかと思う
くらい怯えて暴れ回っていたのを、学生たちはボーっと見ていたのをいまでも覚
えています。

わたしが地震に興味をもったのは高校の時の理科の自主研究みたいなやつで、地
震の研究をしてからだ。研究っていってもほとんど記録の洗い直しみたいなの
だったけど。実は大学とかでの研究も規模の差こそあれそんな域を出ないってこ
とを知ったあたりから興味を持ちだした。

地震の世界は「断層ひとつみつけるだけで、博士号がとれる」という世界らしい。

まぁそれはともかく、日本では地震が起こる。これはどうしようもないことだ。

最近読んだ経済学の本では、「行政の側から地震保険への強制加入を進めるべき
だ(自動車の自賠責みたいなやつ)」とか「耐震性の弱い建物、倒壊率の高そう
な地域に多め税金を課して被災を防ぐインセンティブを」とか書いてあったけ
ど、そういった具体的な動きになかなかなり得ないのは、単に政府が無策なので
はなくて、地震というモノがそんなもので計れるような規模のものではないとい
う点にあるんじゃないかと思う。

去年は耐震強度の偽装問題が話題になったけど、ちょっとその道の人から言わせ
たら、
「じゃあ偽装してへんマンションなんかあるんか?」とか、
「ぜったい倒壊しないマンションなんてあるんか?」っていう疑問がわいてくる
と思う。

日本人の多くが持っている意識のなかに、ひそかにこういったあきらめみたいな
のがあるから、地震保険とかはあまりなじまないと思う。そもそも本当に東海大
地震が来たら、保険なんていうちんけな尺度ではかれるものではないことが起き
るんだろうから。

これは「テポドンに載った核兵器が東京に落ちたときのための保険」みたいなの
が発売されようがないのと同じじゃないかな。

さて大地震の脅威の前にわれわれ人間がなせること。

1.あからさまに倒壊しそうなマンションには住みたくないなー
→でもそんなマンションしかないんじゃないかな。

2.土地はともかく建物の所有は控えた方がいいかもなー
→建物の所有者は地震保険に入るべきです。取り壊し費用の一部くらいはもらえ
るから。更地になったら土地を売れば、食っていくことくらいはできるよ。

3.しょうがないよ、こればっかりは。

追伸
きのう、新宿東口のかに道楽に行ったんだけど、建物がかしいでるのか単に立て
付けが悪いのか、防火シャッターが開かなくなってるのよ。あれだけの大規模な
店舗ビルであれはまずいんじゃねーのかね。避難経路無しみたいなもんだよ。重
大な消防法違反だよ。そういうえば今住んでるビルもなんか傾いてるのか SOHO
のドアがところどころこすれるようになってるよ。やばいねそろそろ。