Jazz

2007年12月29日

What a Wonderful World

勿論、L.アームストング晩年の名曲。
これをスターウォーズのヨーダがデュエットするという。
このビデオをどう見るかはそれぞれの立場で複雑なところかも...。
でもエンディングの歌がスローになる部分で妙に聴いている者を納得させてしまうのはジェダイマスターのなせる業?
サッチモも雲上で時の流れの速さを感じているかも知れないね。



この曲はかつてロビン・ウィリアムズ主演の映画「グッドモーニング・ベトナム」やHONDAのCMで流れていたが、聴くのが久しぶりとかいうように時をおいても無性に聴きたくなるような曲だ(個人的には年末の第九の代わりに)。


とりあえず今回が2007年最後の投稿となりそうです。
では皆さん、善いお年を!


2007年12月26日

Nefertiti

ここのところMLBも休暇に入ったようで各チームのトレードにも大きな動きがみられない。最近のニュースも下記からあまり変わらない。

・ヤンキースとレッドソックスにぜいたく税が課せられた
・R.クレメンスが薬物使用を否定
・マーリンズ、M.カブレラの後釜にJ.カスティーヨを獲得
・田口、フィリーズと1年契約(slightly US$1million、もっと価値あるでしょう...)

という訳で、前々回の続きです。
YouTubeで"Neferutiti"と"Dolphin Dance"の動画投稿を探してみたところ、結構いろいろあった(エジプトの王女からイルカのショウも多士済々)。
そんな中で独善的にベスト3(好感を持てたと演奏ということで)を選んでみた。

・Nefertiti・・・この人セミプロかレッスンプロ?
・Dolphin Dance・・・ギターライクな曲でもあるよね
・Teen Town・・・14才の少年がジャコの代表作を演奏するとは、でも"not so bad!"

*Oh! ミステイク、"Dolphin Dance"じゃなかった。リンクを訂正(汗)

2007年12月24日

BEST IMPROVISATION

前回の続きです。
ウェザー・リポート(以下WR)のアルバムを除くと、ジャコ・パストリアスのリーダーアルバムとしては「WORD OF MOUTH」が代表作だが、個人的にはこちらの「BEST IMPROVISATION」の方が好みのアルバムだ。収録内容は1986年にヨーロッパでのコンサートライブが中心で、WR時代の代表作"TEEN TOWN"や"BLACK MARKET"(Joe Zawinul)、それに彼がしばしば好んで演奏するチャーリー・パーカーの"DONNA LEE"などが収録されている。その中でも"STUTTGART ARIA2"は、かなりジャコのハードなベースプレイが聴くことができて面白い(まあ、曲の閉じ方はWR的だが)。残念なのは"3Views of a Secret"が入っていないことか(こちらは前者のアルバムに入っている)
録音状況も「LIVE FROM THE PLAYERS CLUB」(悪すぎる)と段違いで良好。ただ最近ディスクにキズがついたのかプレーヤーのピックアップが老朽化したことが原因なのか分からないが音飛びが激しい。
ちなみにWR全般のアルバムでもジャコ・パストリアスが所属していた時代の「NIGHT PASSAGE」、「8:30」、「BLACK MARKET」が良いよね。

best improvisation


2007年12月22日

Live from the Players Club

12/1→12/15→12/20と発売日が伸びに伸びてしまったジャコ・パストリアスの「Live from the Players Club」が、漸く昨日発送されてきた。
その内容は、ウェザー・リポートのオフタイムに故郷のクラブで行われたライブ演奏が収録されている(1978年1月29日)。
マイルス・グループの珠玉の名演で有名な"Neferutiti"やハービー・ハンコックの"Dolphin Dance" などを演奏していて、ジャコがこれらのナンバーを如何にベースで表現するのだろうかと、ミーハー的に興味をそそられて先月予約しておいた。
然しながら、あまりにも録音環境が悪くノイズは多いし、観客の声も煩い(昔の海賊版のよう)。そのためか残念ながらジャコの演奏も幾分流しているように聴こえてしまう。
これだけ待たされた上に、定価2800円とは如何に...。
まあ、国内ではタワー・レコードが独占的に販売しているディスクらしくアマゾンなどではリストに載っていなかったので致し方ないと思うしかないか(苦笑)
とりあえず今夜は"Neferutiti"でも聴いて寝るとするか...。

music_cd


2007年08月18日

カテゴリー

とりあえず、Jazzのカテゴリーを設けて、過去の投稿記事から抜粋してみた。
今後も少しずつMy Favorite Jazzを投稿してみようと思う。


2007年08月15日

BLACK MARKET/WEATHER REPORT


あまりの暑さに、BLACK MARKETを棚から引っぱり出して聴いてみた。
いつもこのアルバムを聴くたびに思うのだが、最初のトロピカルなリズム溢れる‘BLACK MARKET’から次の叙情的な‘CANNONBALL’への移り方がとても心地良い。
暫し暑さを忘れ、その音楽に聴き入ってしまった。

black_market


*裏ジャケに映っているW.ショーター、J.ザビヌルの若いこと、そしてJ.パストリアスがその後悲惨な最後を遂げてしまうなんてまだ考えられなかった。「NIGHT PASSAGE」とともにウェザー・リポートのなかでも好きなアルバムだ。


2007年01月31日

Clifford Brown

「フィリー(フィラデルフィア)に行ったら、クリフォード・ブラウンというのを聴いてきな」とマイルスがA.ファーマーに言ったという、26歳の若さで交通事故によって世を去った天才トランペッター クリフォード・ブラウンのビデオが‘YouTube’にあった。

1956年にTV放送されたものらしいが、こういう貴重なビデオが残っていて、YouTubeにアップされているところに、アメリカ(人)の奥行きの深さを感じてしまう。

Clifford Brown on Soupy Sales TV Show

2007年1月の最後に、良いものをみせてもらった。


2007年01月24日

Eric Dolphy

前回の続きです...。

「1964年6月29日、西ベルリンでわずか36才の生涯を終えたエリック・ドルフィは、古典的なC.パーカーの遺産に発し、前衛のフリー・ジャズをつなぐ掛け橋的なプレィア-で、ジャズ史上特筆すべき存在だ。そして、彼の残したレコードは、ほとんど一作ごとに共演者が変わっている。フリー・ジャズ期のリーダー格プレィアーで、彼のようにレギュラー・グループを持たなかった人はいない。これが彼の存在を際立たせている理由の一つである。」(油井正一著「ジャズの歴史物語」)

確かに、E.ドルフィはリーダー作以外にも、O.コールマンはもちろん、ミンガスやコルトレーンのグループに参加して、その多彩な才能を発揮している。まあ、その根底には彼の力量とともに、共演者から信頼を得る人間性を携えているということだろう。




2007年01月22日

YouTubeはジャズの宝庫

今日友人が来て、「ネット上のストリーミング・ビデオはそのソフトが豊富だ」と力説していたので、久しぶりに‘YouTube’にアクセスしてみた。

以前はあまり意識していなかったのだが、試しに「Eric Dolphy」で検索してみた。まあ、E.ドルフィのビデオなんて草々見ることなんて難しいだろうなんて思っていたら、果たして、意外や意外にも、31個のビデオ(ダブりを含めて)が引っかかった。
そして、バスクラで演奏するE.ドルフィの‘God Bless The Child’のビデオが見られるなんて...(感激!)
もちろん録画の時期も60年代だろうということも重なって、画質も音も全然よくないが、それでも彼の真摯な演奏スタイルのビデオを見ていると十分に引きつけられる。
他にも、ビル・エヴァンスやコルトレーンのビデオが相当数あったりする。

なかには、ジョージ・ベンソンとサンタナが‘Breezin’を競演していたりする面白いものもあった(そのスタイルから言って合いそうもないが...)。
当時G.ベンソンはその‘Breezin’が突如大ヒットしたときに来日して、TVに出演(「ミュージック フェア」?)して、とても楽しそうにギターを弾いていたのが印象に残っている。小生もタブ譜を購入して練習したりして(^^)

「YouTube」はジャズの宝庫だね!
暫くは、かなり嵌りそうだ。


2006年11月05日

music CD#2

昨日の投稿の続きです...
ルイ・アームストロングがJAZZ界の王様なら、MLBの王様はベーブ・ルースと言えそうだ。幼少の頃、少年院に入っていたりして、黒人・白人の違いはあれその生い立ちは結構共通点が多そうな感じする。

そしてもう一つ、マイルス・デイヴィスがモダンジャズの帝王なら、さしずめ現代メジャーに於いてはバリー・ボンズ。と言うのも、マイルスが異端とされていたロックや電子楽器をJAZZに導入したのに対し、ボンズはメジャーでステロイドなど禁止薬物を使ったりしている。ともに卓越した技術や才能に恵まれながらも。

まあ、音楽とスポーツと異なる分野だが、アメリカ文化の生み出した一面を言い得て妙と我一人納得していたりして(^^)

CD#2


映画「小説家をみつけたら」(2000年、米)のなかで、主人公の少年が小説家の誕生日の夜にオフのヤンキース・スタジアムへ連れて行き、照明がグラウンドを灯す印象的なシーンでマイルス・デイヴィスの’IN A SILENT WAY’が使われていた。そしてこの映画全般を通してマイルス・デイヴィスの音楽が多く使われていたので、監督のガス・ヴァン・サントがマイルス・デイヴィスの音楽が好みなのかなと思ったりしたが、彼の代表作の「グッド・ウィル・ハンティング」には全く使われていなかった。多分製作スタッフのメンバーにマイルス・デイヴィスの好きな人間がいたのだろう。’IN A SILENT WAY’や’BLACK SATIN’を選曲するあたり相当のマイルス狂だね。



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