2012年02月10日

■予算委員会

 国会では予算委員会での質疑が始まりました。テレビ画面を通じ質問に立つ同期の仲間や後輩達の頑張る姿にエールを送りながら一抹の寂しさも感じる複雑な思いです。
 訂正や謝罪を繰り返す田中防衛相では米軍再編や普天間問題には対応出来ないのは明らかですが、クイズ形式で醜態を晒させるだけではなく安保の大切さを自民党こそ正していくべきだと思います。もっともそこまで入っていけない程大臣の能力に問題ありなのかもしれませんが…。

その他の議論もかみ合わないものばかりで、稲田さんの指摘に岡田副総理に至っては「前回マニフェストのどこに最低保障年金7万円を配ると書いてあるんですか?」と開き直り答弁。2009年マニフェストの18Pには確かに「消費税を財源とする最低保証年金を創設し、全ての人が7万円以上の年金を受け取れるようにする。」と書いてあります。
「全ての人」とは適切な年金加入者の事を指すようですが中々そうは読めずに期待した国民が多かったのは事実です。聞きようによっては引っかかった国民が悪いと言わんばかり。これではまともな消費税や社会保障の議論には進まないと心配します。

 62回全関東八王子夢駅伝が快晴の中開催されました。開会式での実行委員長交代による黒須前市長から石森市長への襷の伝達セレモニーは、感動的でした。早速初めてのスターターを務めた新市長の姿を前市長と見守りましたが、様々な事業でも市政の襷もしっかり引き継ぎ、堂々の公務ぶりが始まっています。
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2012年02月03日

■そごう閉店

 本市最後の百貨店、「八王子・そごう」が28年の歴史に幕を閉じました。大したユーザーではありませんでしたが、それでも様々な人生の節目、節目ではお世話になり、数々の思い出が詰まった店の閉鎖は切ない思いです。
 市長選では「街づくりの失敗がそごうの撤退を招いた」と政争の具にされましたが大型店が時代に合わなくなったとはいえ、売り上げは200億円をキープし、グループ28店の中では7〜8位にあったそうです。
 残る店舗もある中で、何故八王子のデパート群だけが全て無くなったのかの歴史の検証をしなくてはなりません。あえて「失敗」を指摘するなら近年の街づくり以前に、32年前、駅ビル建設に一部の方々が猛反対し、議会には請願が出され、結果として立川の駅ビルに3年数ヶ月遅れで当初計画より小さな駅ビルとなってオープンした当時の判断はどうだったのか?ここは犯人探しや責任の擦り合いでは無く、私達次世代に責任ある政治家がピンチをチャンスに変える街づくりを進めなくてはなりません。

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 多くの市民と職員が迎える中、初登庁を無事に終えた石森新市長も就任会見で駅前の顔づくりをまずは積極的に取り組む事を強調しておりました。
JR八王子〜京王八王子の一体整備、マルベリーブリッジの改修等、就任早々、攻めの街づくりに期待すると共にしっかり支えて行きたいと思います。

 例年通り今年も節分は朝の高尾山薬王院を皮切りに夕方の八幡八雲神社まで6ヶ所の豆まきにお招きいただき福を撒いてまいりました。八幡神社では一小の先生方が揃って裃をつけ参加していました。地域がしっかりしている証でしょう。朝の高尾は−6℃。身の引き締まる寒さの中、立春で再び新年を迎え「今年こそ」と新たな決意で頑張ります。
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2012年01月27日

■石森新市長

IMG_9253 石森孝志新市長が誕生しました。先月15日の出馬表明以来40日の短期決戦でしたが多くの皆さんのご支援に支えられ何とか目的達成をする事が出来ました。これから公約の一つ一つ実現に向け努力されると信じますし、私も一日も早く国政に戻って石森新市政の目指す街づくりを後押ししたいと念じます。IMG_9127 敗れたとは言え12000票差まで迫った両角氏の健闘も労いたいと思います。本当はしっかりとした政策を持って戦いたかったのでしょうが、反現職の同床異夢連合に囲まれ、批判とパフォーマンスに終始した感は残念でした。大きな選挙と失敗を体験した事で何かを感じてくれるなら又一緒に出来る仕事もあると期待したいと思いますが、選挙の義理に縛られて中々身動きがとれないのかも知れませんね。いずれにしても新市長には批判票の重みも踏まえて広く市民の声に耳を傾け、開かれた市政を望みますし石森さんならそれが出来ると期待します。私も連帯保証人としてしっかり支えていく事をお約束申し上げます。

IMG_9282 一方、黒須市長が多くの支援者、職員に見送られ12年間務めた市役所を後にしました。選挙中は自身が候補者であるかのように批判にさらされる場面もあり気の毒でしたが、本人は意に介せず石森候補の応援を正々堂々行いました。まことしやかに傀儡後継者と揶揄されましたが二人の政策の優先順位は大きく異なり影響力を残すような政治はありえませんし、「後輩達の応援団になりたい。」という市長の言葉は立派だと思います。先輩達が後輩の足を引っぱる八王子のおかしな政治風土を変える第一歩だと期待しますし、この12年間で行った行財政改革はいずれ歴史が正しい評価をするものと思います。今後は、海外姉妹都市との民間交流はじめボランティア団体への参加や自らがつくった「八王子学園都市大学・いちょう塾」へも講師ではなく受講生として参加したいそうです。私が選挙中提案した市の施設見学会の説明員は「バカにすんな(笑)」と怒ってましたが「市長以上に詳しく説明できる人いないんですよ(笑)」と返すと「そうだな(笑)」とまんざらでもなさそうでした。

 33才、市議初当選から37年。現役の政治家からは引退しますが故郷のためにこれからも様々な分野で元気に活躍いただく事を祈ります。

 本当にお疲れ様でした。
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2012年01月20日

■思い出の旗

IMG_9001 私が会長を務めるボーイスカウト(BS)・ガールスカウト(GS)連合育成会の会旗が先日新年会で披露されました。披露といっても初ではなく実は40年以上も幹部のお宅に眠っていたものがこの度見つかっての事です。この旗は当時の幹部だった長沼のSさんが寄贈して下さったものなのですが、そこには悲しい歴史がありました。Sさんのお嬢さんは小さい頃からGSに参加していた活発な方だったのですが20才の時、不慮の事故でお亡くなりになったそうです。通夜や告別式を手伝う後輩のスカウト達の姿に心打たれたご両親がせめてもの娘の証にと作って下さった物ですが、当時元本郷にあったBSの倉庫はたびたび不審火にあい、大切な旗にもしもの事があってはいけないと幹部の質屋さんの耐火倉庫にしまっていたのです。保存状態が良かったので新品同様の素晴らしい旗でした。その後、連合会長の交代等もあり、いつしか取り出す機会を逸し、今日に至ってしまったようで、「そなえよ
つねに」のスカウトとしてはいささかかっこ悪い話ですが、昨年の震災を機にスカウトの技術や、各団の倉庫にある備品が全国的に見直され、一連の整理の中で発見されました。折角なのでご遺族にも連絡しその会に参加していただいたのですが、故人のお姉様からの話に皆で涙し、改めて素晴らしい歴史と伝統ある八王子のスカウト活動を盛り上げて行く決意をしました。
 震災が気づかせてくれた絆の一つなのかもしれませんね。

 選挙戦もいよいよ終盤、昨日は茂木政調会長、今日は安倍元総理、林芳正元防衛相も応援に駆けつけていただき、みぞれの中街頭に立っていただきました。残りあと一日、正々堂々と戦い抜いて新市長のもと「魅力あふれる八王子」を目指して街づくりを攻めに転じて行きたいと願います。
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2012年01月13日

■出たい人、出したい人

 どじょう内閣のにわか改造は同じ顔ぶれが党と政府を行ったり来たりと人材不足を露呈するばかりです。
あんなに擁護していた一川、山岡両氏を結局交代させるなら復興支援や北朝鮮の政変等々いくらでも重要な議論があったにもかかわらず長い冬休みを取った政治空白は何だったんでしょうか?蓮舫行政刷新相や平岡法相を代えるならその理由が週刊誌の通りなのかを総理は説明する責任があります。いずれにしても改造の大義が「臭いものに蓋をする延命」だけなら税制改正のような大きな仕事は中々国民の信頼を得る事は難しいのではないでしょうか?

 さて、地元ではいよいよ15日から市長選です。
IMG_8708成人式の翌日には石森候補予定者の総決起大会がオリンパスホールで行われ、応援に駆けつけてくれた石原幹事長もびっくりするほど会場あふれる大盛況で終了しました。本来政党間の対立ではない首長選なので、民主の市議も含め党派を超えた良識ある仲間がそろい勇気百倍ですIMG_8678相手方を応援している中にも私の支援者がいますがここは筋を通して正々堂々と戦いたいと思います。残念なのは5日までに市議を辞すれば市議会の補欠選挙が行われたのに(都議は知事選時)その機会が奪われた事です。昨年の4月からわずか9ヶ月。
政治は生き物ですから任期途中の転身を否定しませんが「公」の気持ちがあるのなら市民の市政へのパイプをつなぐ機会をあえて断絶するのは市議の仕事を否定する事にもなります。きっと市民は気がつかないと高をくくっているのでしょうか?都議を辞する為に長い時間をかけて都政に迷惑をかけない努力と体制をつくってきた石森さんと比べ、政治家としての責任感の違い、出たい人と出したい人の違いが際立ちます。
 58万市民の舵取り役です。間違いのない選択をお願いします。


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2012年01月06日

■戦う政治

 新年から早や一週間、連日全開で活動を続けております。神社の元旦祭、町会の新年会、お会いする多くの方々が「今年こそ」と声をかけていただき、改めて特別な年のスタートを感じます。
 さて、永田町では年末年始をはさんで民主党からの離党者が続出、にわか新党騒ぎで賑やかです。毎年この時期に新党おばけが出るのは一月一日現在の国会議員数で政党交付金の配分が決まる基準日だからです。
それぞれに離党理由を正当化し、民主党批判を論じてますが大義に乏しく、次の選挙をにらんだ保身である事は透けて見えます。政治に離合集散はつきものですから全てを否定するつもりはありませんが、看板の挿げ替えだけで、もう国民は騙されないと思います。

 一方、谷垣総裁も年頭から対決姿勢を鮮明にしておりますが元々消費税の見直しを言い出したのは我党である以上、協議そのものの否定は誤解を受けかねません。もちろんマニフェスト違反の末の消費税アップがでたらめで「言う資格がない!」という気持ちは分かりますが、ここはどこが政権を担ってもいずれ手を入れなくてはならないテーマであり「協議に応じず解散が先」では解決になりません。デフレ経済の今、増税は私も賛成ではありませんが、税と年金の新たなルールづくりは時間をかけて議論のテーブルをつくっておかなくてはならないのではないでしょうか?

 同時に国民は、ちっとも進まない議員定数の削減や公務員制度改革を先送りして増税議論をクローズアップする事に不信感を抱いています。自民党が政権を奪還したらどうするのか?財政改革の明確な数値目標、時期、経済成長戦略の道筋をはっきり示す必要があります。「ここまでの努力はするので国民にもこれだけの負担をお願いしたい。そして、その後の社会保障はこの様になる。」という我党の主張と政府との違いをしっかりと説明しながら税と社会保障は政争の具にしない政治体制を与野党でつくり、前へ進めていかなくては民主党の前に日本が沈んでしまうと危惧しています。

 「自分達の身を切るルールづくりはつらかろうから落選中の我々に党内協議に参加させてほしい。」年末の総裁との意見交換でも「奪還の会」のメンバーと提案した事柄です。私達が目指すのはかけ声ばかりの「戦う姿勢」ではなく政策と未来へのロードマップを掲げた「真の戦う政治」です。


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2012年01月01日

■新年のご挨拶

 皆様お揃いで健やかに新しい年をお迎えの事と存じます。
私の力不足で議席を失い3度目の春を迎えました。
27才で八王子市議に当選以来、都議会、国会と19年余にわたり地元の皆様にお育ていただき、政治の道を歩ませていただく中で常に皆様と同じ目線で仕事をしてきた自負がありましたが、
こうして在野に身を置くと政治家然として見えなくなっていた事もあったと反省しております。

 私の所属する自民党も長期政権による官僚との馴れ合い、安易な世襲化、一年ごと代わる総理、立党の精神を忘れた姿に国民は「一度政治の流れを変えたい」と願ったのは分からないでもありません。
しかし、あれから2年余、政権交代から既に3人目の総理。
外交も経済も安全保障も日本は明らかに危うい方向に向かっていると言わざるを得ません。

 未曾有の大震災を経て、未だ多くの被災者が瓦礫の山に囲まれた仮設住宅で厳しい生活を送る中、政府の対応はあまりにも遅く政治の閉塞感は広がるばかりです。

 一方、地元にあっては在任6年間で取り組んできた街づくりがすっかり停滞してしまって各地から落胆の声が聞こえます。
国道16号の拡幅や20号バイパスの延伸、中央線の複々線化等は本来20世紀中に終わらせておくべきだった都市基盤整備ですし、圏央道八王子西インターのフル化や高尾駅の橋上化、
医療刑務所跡地の整備や市内に散在する国の出先機関を束ねる合同庁舎整備等は本市の将来を考えれば当然主張すべき重要政策であり、贅沢な公共事業とは思いません。
地域の実情が詳細に解からない国に対し、その街の歴史的背景や特殊事情、政策効果や将来の展望を正しく、説得力を持って伝える事も選挙区代表の大きな仕事のはずです。

 財政や社会保障、教育といった国の根幹創り、大局での議論の礎になるのは実はそれぞれ環境の違う全国の現場の声であり、その中から法律や予算が最大公約数の議論の結果として生まれてくるのです。
近所の皆さんと雪かきをしたことのない雪国の国会議員、火山灰で煤まみれになった事のない火山の街の国会議員では本当の議論はできず、政策には繋がりません。
そして、八王子も同様の状態が続いています。
私にとっての八王子市は選挙区以前の故郷であり、生活の場であり、政治を志す原点です。
とことん八王子の代表にこだわり、日本を変える原動力となるべく次の機会を目指して活動を続けてまいりますので皆様の一層のご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。

 私が変える!次の日本、そして自民党!


前衆議院議員
萩生田 光一




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2011年12月30日

■街頭演説

友人の会社が毎年行っているチャリティー餅つき大会に参加の後、今年最後の街頭演説に立った。寒風の中だが多くの方が足を止め、最後まで聞いていただき終了後は声を掛けて下さる方も…。民主党がダメなのは多くの国民が解かっているがだからといって元の自民党に戻るのでは納得できない。それが多数の国民世論だろう。ならばどうすれば元の自民党ではなくなるのか?答えは、今、落選中でそれぞれの地域の皆様に時に罵倒され、叱責され、それでも信じていただき激励いただいている私達こそが国民の本当の願いや想いを全霊に染み込ませ、現場感覚を磨き直して国政に戻り、党の体質や手法、政策の優先順位を見直し、真の国民政党へと生まれ変わらせる事だと思う。そして私にはその責任があると信じている。国民の目先をごまかそうと看板だけ付け替えた新党に走る輩は後をたたないが信条も理念もなき離合集散を繰り返している時間も余裕も日本にはない。私は古い自民党の中で良き歴史や伝統、国柄を重んじながら良い新しいものは取り入れていく、必要な改革は躊躇せず前に進む、真の保守政党としての自民党を心ある同志と共に創り直していきたいと訴えてきた。
来年はいよいよ勝負の年。今までの充電の全てをぶつけて議席を取り戻し故郷の皆さんにも御恩返しをする
一年にしたい。
今年一年のご厚情に感謝を申し上げると共に来年が皆様にとって素晴らしい年になる
事をお祈りし、今年最後の永田町見聞録を終わります。
 そしてこれから石森選対準備の会合です。


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2011年12月23日

■危機管理


北朝鮮の金日成総書記が死亡した。死亡日時も原因も公表通りでは無いのは彼の国の当然だが、20日正午から特別放送があると承知していながら街頭演説の為に官邸を離れた総理も間抜けなら選挙区に帰っていて国家安全保障会議に欠席した拉致担当相でもある山岡国家公安委員長の醜態は言うに及ばない。ただでさえ不適切な大臣とされているのにそのまた責任を警視庁の事務方へ転嫁するとは・・・。
この国の危機管理意識の低さに背筋が凍る出来事だった。

 いずれにしても体制が代わるこの時が拉致・核・ミサイルと言った対北政策を一気に転換するチャンスであり米・韓はじめ国際社会と連携しプレッシャーをかけなくてはならず、安倍元総理や中山元大臣らと緊急に集まり様々な提言を民主党筋にも伝えているのだが、政府の動きは鈍く先は見えない。
いくら国会閉会中と言えども外務や拉致特の委員会開催は当然の対応なのに自民党の開催要求に対してなしのつぶてで永田町は本当に冬休みに入ってしまった様だ。

翻って我国では本日天皇陛下が78歳のお誕生日を迎えられ国民皆様と心よりお慶びを申し上げたい。
皇后陛下と共に被災地を毎週の様に廻られ追悼と励ましを送った姿に現地の人々はどれほど勇気づけられただろう。その後体調を崩され心配だったが、お元気に公務に戻られたご様子。
 永田町ではにわかに女性宮家の構想が話題となってきた。皇統の危機は問題意識を持たなくてはならないが旧宮家の復活や養子縁組含め伝統と正当性が薄まらず、国民が最も納得できる制度設計の為には細かい議論が必要だ。そもそもその前に皇室に敬意を払わない民主党政権でこの議論が本当に出来るのかが心配だ。私も在任中、平沼会長の下で「皇室の伝統を守る国会議員の会」事務局長を務め、当時の皇室典範改正議論に深く関わった経験を持つ一人として、直系の男系男子のみにこだわりは持っていては危機回避はできず、ここは冷静に幅広に知恵を集める必要があると思っている。一方、彼らが消費税で揉めているこの時期になぜこの議論を持ち出したのか何か背後に企みがあるのではないか?と胡散臭く思えて仕方が無い。ここは静かな環境のもとで超党派の議員、有識者、共に時間をかけた議論をしてほしいし、その議論の途中で是非戻って働きたい。


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2011年12月16日

■Jチーム誕生

IMG_8417 黒須市長にとって最後となる第4回定例議会最終日、退任に向けての挨拶を傍聴した。3期12年に渡り堅実な財政再建路線を貫き、清掃作業の3人乗車を2人へ減らす等の行政改革で職員定数の削減に努める一方、窓口業務の夜間、土日開放で市民サービスの拡大を図り、就任時約3300億あった市債等を約1000億圧縮し基金も積み上げ経常収支比率も85%前後まで健全化に務めた経営手腕は市民にとっては地味な事かも知れないが全国の自治体と接してきた私にとっては賞賛すべき実績と思う。又、国の構造改革特区の第一号として不登校児の為の小中一貫校「高尾山学園」の設置は、市長の人柄を表す政策で見て見ないふりをしていた不登校のあり方に大きな一石を投じる教育改革だった。

 ハード面では戸吹運動公園や南口再開発、昭和の日制定記念の武蔵陵周辺整備、中学校の武道場建設、今はまだ形になっていないが明神町裁判所跡地の合同庁舎や南口医療刑務所跡地整備等、文字通り国政と市政で同じ方向に向かってタッグを組んでの街づくりは政治家としてのやりがいを感じる共同作業だったが、政権交代と私が議席を失った事もあって最後の2年間、国がらみの事業が止まってしまった事を申し訳なく感じている。この1年は計画停電やそごうの撤退、オリンパスの不祥事など直接市政に原因の無い事で選挙目当ての政争の煽りを受け、外から見て気の毒に感じたが公も民も全てにおいてこの街の事象を受け止めリーダーとして立ち向かう姿勢は58万八王子の市長として立派だったと敬意を表し、ねぎらいを申し上げたい。

 いよいよ新しい市長を選ぶ来年。私達は石森新市長の誕生に向け全力で取り組む決意であるし、石森さんには黒須市政によって健全化した土台の上での三多摩のリーダーとしての街づくりを目指し攻めの街づくりに転じて欲しいと願う。

 お隣の町田市に本拠を置くサッカーチーム「町田ゼルビア」が悲願のJ2昇格を果たした。Jリーグの理念通り地元の子供達が集まる「FC町田」からスタートし、継続と前向きな努力によって22年、グランドの整備等町田市の行政側のバックアップ体制も手厚く、サポーターも暖かく支え、文字通り市民が手塩にかけてのJチーム誕生を心からお祝いを申し上げたい。

 三多摩サッカー連盟会長の私が落選後2チームがJ2に降格して疫病神とひやかされたが、私の高校時代の阿久根先輩が社長に就任した「FC東京」もわずか1年でJ1復活を成し遂げこちらも吉報だ。J2残留のヴェルディと併せて多摩地域から3チームがJにいる事で子供達に夢と希望を与えられたらありがたい。

 さあ今度は会長が復活しなきゃだ。


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2011年12月09日

■延長なし

 国会は一川防衛相、山岡消費者担当相の参院での問責可決をもって本当に閉会してしまった。
両大臣の問責は必須で、来年の通常国会までには交代を余儀なくされるとすれば、その事を約束して会期を延長する知恵はあったはずだが、総理はとにかく店じまいをしたかったのだろう。
政府提出法案の成立は34.2%で平成以降最低、審議途中の法案も数多くあり、まやかしの公務員給与特例法も先送り。ならば人事院勧告の0.23%減だけでも実施をすべきなのに、最大支持団体、連合の反対にあって手付かずのまま、やはり目的は人勧無視の労使交渉の実現にある事が浮き彫りとなった。
攻める自民党も戦略なき解散要求だけではもどかしい。今朝の駅頭は雪混じりの凍える寒さだったが、被災地の冬はもっと厳しいのだろう。リーマンショック時の麻生内閣は越年で国会を開いたが、こういう時に年末年始返上で国会がその役目を果たせずいつ頑張るのだろうか?与野党共そんなに働きたくないのならいつでも代わってやりたいが…。


IMG_8150  今年も伝統のラグビー早明戦を観戦した。結果は後半残り1分で明治の反則による早稲田のPK成功で逆転劇。こちらももう少し延長があれば明治の再逆転もあったかも…。ハーフタイムには13-3と機嫌の悪かった森会長は「君はどっちを応援してるんだ?」と私に八つ当たりだったが、終了時には笑顔で「もう少しだから頑張れ」と両校の校歌を歌って別れた。会場では日本スポーツ振興センターの理事長に就任した河野氏や森会長と国立競技場の大規模改修についての意見交換も行った。皮肉にも「2016オリンピック招致の時には河野さんが都招致委員会事務局長で私が文科省にいて叶わなかった案が民主党政権下で進んでいますね」と苦笑い。IMG_8144
前回と立場は代わり、今度は私が都側でお手伝いする事となったが国立競技場だけでなく外苑周辺をスポーツパークに出来るよう在野から良いパスを送りたい。


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2011年12月02日

■問責決議

 防衛省の前沖縄防衛局長による不適切発言はいよいよ一川防衛相の問責に発展するようだ。もともと「安全保障は素人」と自負し、「宮中晩餐会より政治資金パーティーが大事」と戯言を吐き、とどめは沖縄の少女暴行事件を「詳細は知らない」と言うのだから防衛相としては間違いなく失格だろう。
沖縄の基地問題への鳩山政権からのでたらめな対応が全ての日米関係の信頼関係を崩し、経済にまで悪影響を与えている実態を考えれば、ここでの防衛大臣人事は全てに優先すべきはずだったが野田総理にはその認識が無かったのか?あるいはあっても自身で決められなかったのだろう。残された最後の総理としてのプライドは更迭だと思うが…。もう一つ、沖縄の地元紙にオフレコなど通用しないことも自民党政権では自然と学ぶ事だがやはり民主党では…。いずれにしてもアセス提出を前に沖縄基地問題は更に迷路に入り込んでしまった。

IMG_7712 八王子シニアの卒団式に続き恒例の引退試合が市民球場で行われた。同会では卒団する中3チームとここで高校を卒業する高3 OBチームで交流試合をする事が伝統となっており、同窓会も兼ねた実にユニークな企画だ。我が子が中3の時には現職で忙しく観る事が出来なかったが浪人の今年は不幸?にも参加できてしまった。久しぶりに会う子供達は皆大きく成長し誰だかわからない程変わった子もいる。IMG_7728高校野球を続けた者、違う道を歩んだ者と様々だが厳しい練習を共にした仲間の友情は時間を感じさせないチームワークで先輩としての貫禄を見せていた。双方、進路決定を控え悩み多い時だろうが、大いにもがき成長してほしい。日本では硬式野球はまだまだマイナーで練習場所等各チームが苦労している実態も改めて強く痛感し、環境整備に力を注ぎたい。

<メルマガの一言>
 震災の影響もあり、後援会行事が秋に集中してしまい関係者にはご迷惑をかけました。地区・団体代表者会議では今の国会の「ヤジ将軍」西田昌司参議院議員が駆けつけていただき品の良い?国政報告をしてくれました。
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2011年11月25日

■いちょう祭り

IMG_7540 第17回を迎えた後援会主催の映画会が場所を新市民会館オリンパスホールに移し、盛大に開催された。
以前も触れたが、本当は在任中に力を注いだ再開発事業だけに真先にお披露目をしたく、オープン直後の6月に予約をし準備をしたが、3月の震災を受け停電等の影響を考慮しこの時期に延期となった。もっとも35mmの映写機がないという不測の事態も加わっての事だったが…(H23/5/27『似て非なるもの』参照)
主催者としては初めて使うホールで導線等の使い勝手がわからず随分とまどったが、実行委員会の皆さんが念入りに下見や準備を行い、エンディングロールで3F→2Fを退場誘導をした為、大きな混乱もなく、無事終了する事ができた。
又、椅子のすわり心地やどこからも舞台が見やすい等参加者からの評判も上々で改めて国政の場から後世に残す良い仕事をさせていただいた事を誇りに感じた。オリンパスのネーミングライツが渦中にあるが、今後様々な文化が発信される施設になる事を願いたい。

 復興支援と大正100年をテーマに開催された第32回いちょう祭りは一日目は雨にたたられ出場者もびっしょり、お客様の出足も悪く、心配されたが翌日は朝から晴天で30万人以上の人出で賑わった。
私も各ブースを巡って激励をしたが今年は宮城県の女川町支援プロジェクトを市民団体の皆さんが進めていただき特産の直売等の出店が実現した。私が党の青年局長時代の中央常任会議の副議長を務めてくれた当時の須田県議が直前に町長に就任した縁もあり電話でイベントの状況を報告し併せて都での瓦礫処理の依頼の相談も受け、早速対応させていただいた。それ以外にも先月訪問した福島の野菜直売所等いくつかの被災地関連の皆さんも賑わいに喜んでいただき、ヨサコイのステージにも拍手を送ってくれた。
八王子の持つ市民力を改めて感じた「いちょう祭り」であり、携わっていただいた多くの関係者、ボランティアの皆様にも感謝をしたい。
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2011年11月18日

■サッカー 日本対北朝鮮

 22年ぶり平壌で行われたサッカー日朝戦は0-1で日本が惜敗した。終始闘争心を切らさずに攻めに徹した北朝鮮選手の戦いぶりは明らかに日本より優勢であり、素直に賞賛したいが、開催国としてのマナーの悪さは一体何なんだろうか?前日の入国時には不当な審査で選手が4時間も空港に足止めされ、練習時間はわずか30分に短縮。日本からのサポーターも5万人収容のスタジアムで150人に制限され、国旗・幕・鳴り物禁止、席を立つ事も許されなかったそうだ。国歌斉唱ではスタンドの大ブーイングで君が代をかき消す非礼。そもそもFIFAの定める規範意識の高さは選手のみでなく、開催国やサポーターにまで及ぶものでこのような不公平開催をなぜ認めるのだろうか?政治情勢がどうあれ崇高なスポーツマンシップに裏づけされているはずの国際ルールやマナーが守れないとすれば、その仲間に入る資格はないはずで、今後FIFAが厳しい制裁を与えるのは当然だ。

 奇しくも34年前の昭和52年11月15日は13才の少女、横田めぐみさんが中学校でのバトミントン部の帰りに拉致をされ、新潟の海岸から北朝鮮に連れ去られた日でもある。めぐみさんも彼の国のどこかできっと日本選手を応援していたはずだ。政権交代以降、拉致問題を政府が真剣に対応しているとは思えない。厳格なスポーツの世界でもルールを守れない国に対して必要なのは対話ではなくまずは圧力だ。サポーター席の確保やマスコミの同行数、国旗の持ち込み等「言っても無駄」と最初から諦める政府の姿勢は拉致問題を含め、北朝鮮に間違ったメッセージを与える事になる。少なくとも私が文科省にいたら「ならば第3国での開催」をFIFAに対して徹底的に主張し、正式議案に上程してでも条件を変えたはずだ。審判がいるスポーツ外交でもまともな交渉が出来ない今の政府が審判不在のTPP交渉で国益を守り、伸ばす事ができるのだろうか?
ましてや、国賓として訪日中のブータン国王夫妻の宮中晩さん会を閣僚4人が欠席し、防衛大臣にいたっては政治資金パーティーで「宮中よりこちらの方が大切だ」とスピーチしたというから非難の言葉もない。こんなことではアジアの親日国からの信頼も失い、皇室を尊ぶ国柄も崩れていく。


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2011年11月11日

■オリンパスホール

IMG_7363 市民文化祭の一環として八王子祭囃子連合会の発表会がいちょうホールで行われ、創設以来の名誉顧問としてご挨拶の機会をいただいた。今年は東日本大震災の影響で八王子祭りが中止され、各団体とも不完全燃焼の夏だった為、このステージへの思いも一入。本来なら全ての会員に舞台の機会を与えたいが、なにせ24団体と大所帯となり、ゲストを含む8団体が自慢の演奏、演舞で盛り上げた。
 通常はこの時期、いちょうホールの土日の利用競争率は高いのだが、今年から南口の新市民会館「オリンパスホール」が加わった事で行事が分散され、充実した文化祭が行われている。

 さて、ネーミングライツで向う10年間オリンパスホールと名付けられた市民会館だが、そのオリンパスが大変な事になっている。
 「1990年代の有価証券投資での巨額損失を穴埋めする為に不適切な処理があった」と、社長が記者会見で報告した。今後、証券取引等監視委員会が調査に乗り出す事となり、東京地検特捜部も重大な関心を寄せている。市内には関連企業も数多く、多くの従業員も生活しており、上場廃止ともなればホールを含めた本市へのダメージも否めなない。
レンズやカメラからスタートした同社だが内視鏡では世界シェアの7割を占める技術力を持ち、多くの人々の命を救い、健康を後押ししてきた企業だ。バブルに陶酔した一部の不道徳な経営者のつけを社全体が払うとすれば、真面目な従業員は気の毒だ。ましてや一流の監査法人が外部監査をしていながら20年以上も発覚しない、又指摘をしても契約を切られるなどが事実とすれば、国際社会における日本企業全体の信用を失墜する事にもなる。ここは一日も早く、事実関係を明らかにして、再出発する為にも日本らしいけじめの文化を世界へ示すべきだ。

 資源のない我国は今後も世界と伍していく為にも科学技術力で勝負をしていかなくてはならない。オリンパスは誇らしい成功例だったはずなのに製品の失敗ではなく投資の失敗、経営の失敗で失うものは大きすぎる。本市と深い縁のある企業として技術で前進する創業の原点に立ち返って再生を期待したい。


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2011年11月04日

■独りよがりの分権

 衆参の代表質問では野田総理の棒読み答弁が続いている。四日間で閉めようとした前国会からもう一か月以上も経っているのに、同じ質問に対して「すみやかに」を連発している辺り、多分前回の答弁を覚えていないのだろう。役所の答弁書の丸読みで自身の想いや言葉で答えていない為、論戦を聞いていても伝わるものがない。どうやら「準備不足」は閣僚だけでなく総理もらしい。

 自分の言葉といえば、行政のシステムも歴史的背景も学ぼうとせず、ただポピュリズムに走り、市民を煽ってごみ処理委託費を「ムダ遣い」と称して当選した小金井市長がわずか半年で辞意を表明した。
当選直後から三多摩の各種会合では心配をしていた事で、自区内に処理場を持たない小金井市は、市内から発生する可燃ごみ約1万3500トンを近隣の自治体や一部事務組合に委託をしてきたが、その費用を無駄と言われては各市が反発するのは当然だ。市長会でも先輩方が早くから修復へ向けアドバイスをしてきたが、あまりにも政治を知らずに市長になってしまうと自分が万能の王にでもなったつもりになるらしい。

 昨今、分権や地方の時代花盛りで、私も地方政治家出身としてその目指す方向を否定するものではないが、それをいうなら、「地方自治体のスタンダードを底上げし、基礎的自治体課題は自己完結できる環境を前提にすべき」と在任中から訴えてきた。

 都立八王子小児病院の移転問題が生じた時、私も含め市を挙げて反対を唱えたが、色々精査をすると都立病院がたまたま八王子市内に在ることに甘えて、本来、自治体が行うプライマリーケアもすべて依存している事が見えてきた。広域高度の二次小児医療を提供し、多摩の子供達を守る施設が、八王子市民だけの風邪や腹痛で占領され、機能が発揮できていない部分も多分にあった。その後は医師会の努力で、夕方からの準夜間の救急を夜間診療所に開設したり、東京医大・東海大の中核病院での小児救急24時間輪番制や、南多摩病院、小児病院跡地施設への小児科設置等、問題発生以前より質・量的にも充実を図る事ができた、もちろん都の継続的な支援も取り付け、NICUや医師派遣費を負担してもらっている。看板が無くなった事で不安を抱く市民はまだいるが、広い市域をカバーする小児医療のネットワークを作ったことは全国からも評価を頂いている事例だ。

 医療も福祉も環境も他所の市の借り物で済ませ、奇をてらった独自の政策・パフォーマンスで注目だけを集める選挙目当ての行政手法を改める為にも、きちんとした基礎自治体の行政サービス・スタンダードを国が定める必要がある。

 中央線の複々線化等、小金井市には近隣と足並みを揃えて取り組んでもらわなければ困る案件も数多くある。出直し選挙では三多摩の一員としての自覚ある市長が誕生する事を願う。


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2011年10月28日

■人事院勧告

 野田内閣は国家公務員給与を平均0.23%引き下げるとした平成23年度人事院勧告の実施見送りを決めた。理由は東日本大震災の復興財源確保に平均7.8%の給与削減法案の成立を優先するためだ。未曾有の大震災を受けてオールジャパンで復興財源を確保しなくてはならない時に、国家公務員にも我慢をしてもらうと言えば、国民の理解は得やすく、それに反対し、人勧を守れとする自民党は改革の出来ない守旧派政党のレッテル貼りをしたいのだろうが、ここには危険な政治意図がある事を見落としてはならない。まず、憲法上の問題だ。国家公務員は労働基本権が制約されており、労使交渉が出来ない代わりに人勧制度を尊重してきた。憲法を骨抜きに、又、都合良い例外を作りたい民主党の一部にとってはどうしてもつくりたい既成事実であり、政治主導の成果とでも胸を張るのだろう。
 もう一点は民主党の最大支持団体であり、労働者を守る立場にある連合が賃下げに了解を示している不気味さだ。国家公務員に限らず、地方教育公務員までの公務員に労働協約締結権の付与を求めている民主党と組合にとって、復興に名を借りた人勧無視の賃下げが大きな突破口に繋がる思惑が透けて見える。労使交渉が実現すればかつての国鉄のように国民の知らないところで賃上げや特別手当等が話し合われる事にもなり、スト権を要求する事も考えられる。身を切らして骨を切る大芝居に国民は騙されてはいけない。
 簡単な話で、政府は人勧に従って賃下げの後に時限立法の賃金カットを提案すれば野党も賛成し、復興財源は間違いなく確保できるのに…。

 プロ野球ドラフト会議、今年も悲喜交交のドラマがあった。息子の同級生でリトルやシニアの時代から対戦をし、つい先日まで練習試合等で観てきた高校生達が、いよいよプロに行くと思うと不思議な親しみを感じ、エールを送りたい。日本ハムが読売グループの圧力に屈せず東海大の菅野君を指名したのはドラフト制度の健全さを証明する爽快な結果だった。昨年の斎藤佑樹だって本音は在京希望だったと思うが、今や北の大地で皆さんに暖かく育てていただき、はつらつとプレーをしている。菅野君もプロを目指した以上、堂々とマウンドに立って次の子供達に夢を与えて欲しい。
 都政でも国政でも何党でもいいから政治家になりたいという卑しい話とは違うはずだ。


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2011年10月21日

■被災地支援旅行

 恒例となった後援会女性部主催の一泊旅行会が今年は福島県、茨城県の被災地支援も兼ね実施された。
東日本大震災の影響もあり、10月の開催は初めてで、運動会や文化祭等とも重なり参加できない地域の方々もいらっしゃったが、それでも400名余の一行は現地では今年最大の団体客との事で地元民放では夜のニュースになるほどだった。
宿泊先の磐梯熱海の旅館だけでも3月以降27000人のキャンセルが発生し300人いた従業員も半数が退職を余儀なくされ、どうにか営業を続けてきた苦労話を支配人が皆さんに吐露された。IMG_7146
宴席に駆けつけてくれた被災地の亀岡前代議士には、旅行に参加できなかった女性部の方が作ってくれた手編みの靴下カバーを「是非仮設住宅で暮らす皆さんへ」と手渡した。
風評被害に苦しむのは農家も同じで出荷が出来ず手塩にかけて育てた野菜や果実を泣きながら廃棄をしてきた実態、仲間が自殺をした悲しい事実を直接農家の代表からも伺った。
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そんな農家の皆さんが朝採り新鮮野菜を持ち寄って集まっていただく事となり、今回の主旨を理解していただいた女性部パワーで直売所は始まって以来の盛況で大げさではなく農家の皆さんは涙を流して喜んでいただいた。私達に出来る事は限りがあるがこういう支援で福島の皆さんに勇気を与える事が出来るならと来月19・20のいちょう祭りの陵南公園にブースを開設し福島農家の皆さんを招待する事となった。是非お立ち寄りいただきご協力いただければ幸いだ。
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 落選以来、再起を期して活動を共にしている「自民党奪還の会」のメンバーが八王子に集まり街頭演説会を行った。メンバーの選挙区を毎月順番に回りながら続けている演説会当番だったがたまたまその日の朝刊(※注)に私を含めこの会の記事が載った事もあり、多くの方々が足を止め演説を聞いてくれた。やはり、苦労を共にしている仲間の感覚は同じでこの思いを国政に持ち帰れば自民党は必ず変えられると確信した。現場感覚を磨きなおし、それぞれの故郷の声をしっかり聞いて仲間ともう一度素晴らしい日本創りに汗したい。
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※産経新聞 平成23年10月19日 水曜日
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2011年10月14日

■中華民国100年

 中華民国建国100周年祝賀 自民党訪華団(麻生太郎団長)の一員として一年振りに台湾を訪問した。日中国交正常化と共に台湾との正式国交が途絶えて以来、自民党青年局が日台外交の窓口となり、歴代の党青年局長が外交責任者を務めてきた歴史があり、今回その歴代と現役との合同ミッションに招かれた。麻生元総理、塩谷総務会長、古屋、下村先輩や党は変わったとはいえ平沼赳夫日華懇会長らにまざり現職ではない私が国賓待遇をいただくのはビザなし交流や免許証の相互利用、高雄-八王子の姉妹都市締結等で飛躍的に日台友好関係を向上させた人物と評価をいただいているそうで、かけがえのない日台関係に人後に落ちない頑張りをしてきた事を改めて誇りに思うと共にいつまでも大切にしてくれる事を光栄に思う。
もっともそんな事を知っているのは一部の政府関係者やかつての議員仲間であり、もっぱら日台両国のマスコミの注目は第44代次期青年局長に内定した小泉進次郎議員だ。夜の懇親会では「私が41代局長になった時には記事にもならなかったが、“えー?萩生田さんて、進次郎もなった青年局長だったの”と話題になれば光栄。八王子へいつ来てくれるんだ?」と先輩風を吹かして爆笑をかった。

 私達一行は羽田での結団式の後、わずか3時間で台北松山空港へ到着。昨年10月から就航した羽田-松山チャーター便は1日8便が連日満席に近い状態で運行されている。国交のない国と毎日定期的にチャーター便が飛ぶというのも不思議な話でどこまで彼の国に気兼ねをするのだろうと改めて思う。
台湾新幹線に乗り換え、まずは台中の健民国民小学校へ東日本大震災義援金拠出お礼の式典へ向かった。東海道新幹線とそっくりな車両にびっくりする小泉新局長に日本の鉄輪を導入してもらった経過やその事で空いた松山空港の国内線枠を羽田と結んだ経緯等を私からレクチャーさせていただいた。
因みにこの小学校は1999年の台湾大地震で校舎が倒壊し日本からの義援金で再建したことから「今度は日本の友人を助けよう」と児童達が小遣いなどから190万円もの義援金を送ってくれた学校だ。この時「日本の恩義を将来まで忘れてはならない」と校庭には「感恩亭」と名づけた東屋も建てられた。
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「感謝」「加油日本」とプラカードを掲げた子供達の歌や踊りの大歓迎には私達一行もハンカチで目頭をおさえる感激をいただいた。
分刻みの日程で台北へ戻り記者会見や与野党議員との意見交流、夜には王金平立法院長主催の歓迎レセプションに出席した。
22:00からはホテルのラウンジを貸切っての麻生団長主催懇親会。日本関係者だけの気のおけない会ではあるが既にレセプションで紹興酒での「乾杯 乾杯」の洗礼を受けた一行は目をこすりながらの集合、この時間日本では23時。早朝から集まった全国の地方議員代表達は(私も)さすがに眠さに勝てず24:00(日本1:00)には中〆となったが元気に飲み直す猛者もいた。
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 翌日は総統府での記念式典に出席。各国代表と共に馬英九総統に拝謁し握手を、一言、二言言葉を交わして会場へ移動するのだが事前に渡されたカードを担当者に提出する。氏名、肩書き、一ポイントの紹介が書かれているようで総統からは「ありがとうございます。1年振りですね。」と声をかけられた。確かに1年振りでそういう配慮は見習わなくてはと感じ、旧知の外交部幹部へ伝えると「AKBの握手券のまねですよ。」と嘘とも本当ともとれるコメントに大笑い。こういうウィットも台湾の明るさの一つだ。待合室ではラムズフェルド元国防長官とも再会を果たし、ペンタゴン訪問時の思い出話に盛り上がる一幕も。
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 式典では子供達から大学生まで台湾を代表する民族芸能、素晴らしいパフォーマンスを披露いただき、国家の意思を誇示する軍事パレードも目の当たりにした。
来年1月の総統選挙を意識した国費を投じた運動だと批判する団体が会場近くで抗議をしていたがこういう自由が保証されているのが中国との最大の違いだろう。それにしても世界中政治家の話は長い(笑)
式典後には日本の代表団だけが招かれた昼食会が催され改めて真の友人国として我国が特別である事をアピールされた。
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 今回の震災では台湾の緊急援助隊が真先に成田に到着したが中国の到着を気遣う政府によって一時空港での待機を強いられた。救援物資は560トン、義援金は193億を越える最大の支援国でもあるにも関わらず菅政権では正式な感謝さえ伝えなかった。先日、野田総理の所信表明に対する我党古川禎久青年局長の代表質疑に答える形で始めて公の場で謝意を表明するに至ったが、それでも台湾は日本を最も信頼してくれている素晴らしい隣国だと思う。
 中国の軍事脅威が増す中での台湾海峡の重要性、安全保障上も経済上も年間120万人の相互往来のある観光面でも今まで培ってきた信頼関係を更に積み重ね自由・民主主義・法の支配といった共通の価値観を持ったアジアのパートナーとして日台両国の更なる友好を願う台湾訪問だった。外交の大切さは国の大小では無い。是非、市民の皆さんにも姉妹都市高雄へも一度訪問いただければと願う。
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2011年10月07日

■「真に必要」?

 朝霞市の国家公務員住宅工事現場を僅か7分視察した野田総理は少なくとも5年間の建築凍結を決定した。東日本大震災の復興を考えれば当然の対応だろう。しかしつい先月の予算委員会では「真に必要な住宅」と答弁を繰り返し他の閣僚も追従した。そもそも事業仕分けで凍結を決めたのにいつの間にか解除が決まり、その決定をしたのが当時の野田財相だ。「政務三役で充分な審議の末、真に必要と判断した。」と言うがこの時は何分の視察をしたのだろうか?地元市との話し合いも無く、請負業者への違約金も明らかにされていない。
しかも5年後は自分が総理でない事は明らかであまりにも国民をバカにしたパフォーマンスに怒すら感じる。
 
 災害対策等で歩いてでも霞ヶ関に来なくてはならない人を対象とした公務員住宅の一定の必要性は私も認めるが当時党内でも厳しい議論がなされていたのを思い出す。
年収1000万を超える幹部職員が定年近くまで公務員住宅にいたり、あえて職場から離れた場所に開発をしてまで必要か?民間の家賃補助制度を充実した方が良いのでは?と・・・。

 そんな中、私が拘っていたのは多摩ニュータウンの再生計画に併せて分譲マンションの建替えや旧公団住宅の再生の中に加えてはどうかという提案だった。
先日、多摩市の諏訪団地では民間のスキームで高層化をし、床を売る再開発の手法で建替えの第一号がスタートしたが全てが同様に対応を出来る訳では無い。
元々国の住宅政策で始まったNTだが入居者の高齢化や建物の老朽化が大きな問題になっており、開発当初の新住宅市街地開発法が役目を終えた今、国からの特別な支援はなく地権者や地方自治体だけではどうにもならない状況が生まれている。
そもそも改築しなくても空き部屋だらけの賃貸エリアも珍しく無い。復興が落ち着き、公務員宿舎のあり方が検討される頃には是非戻って議論に加わりたい。
三多摩から役人が都心へ通えば鉄道の事も道路の事も学校の事も私が言っていた事が「真に必要」な事と解かるだろう。

 この連休は中華民国100周年祝賀式典に自民党歴代青年局長並びに高雄市との友好都市の功労者として招待を受け出席します。体育祭等行事があり、後ろ髪を引かれる思いですがかけがえの無い今後の日台関係の為にもお許し下さい。


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