2010年12月17日

■国民不在の税改正

忘年会シーズンで夜な夜な宴席を廻っている。現職でなくなった事で招待されない会もあれば「こんな時だから良かったら」と新しいお誘いもあり、捨てる神あれば拾う神あり。もちろん呼ばれない会には関係が悪くなったのでは無く正式に私を招けば現職も呼ばなくてはならない組織上の事情もあり、配慮をいただいている。毎年一年の締め括りにお会いしていた皆様に会えないのは淋しいがこれも試練と乗り越えたい。
 地元町会では市議初挑戦の前年から始めた忘年会が21回目を迎えた。町内の仲間の皆さんが生バンドで演奏して激励いただくのも、この会の慣例で皆さんと来年への結束を誓った。

 政府では税制大網が閣議決定された。本来なら国会議員が最も忙しいこの時期に小沢前幹事長の対応をめぐる会合は活発だが与党内での税制議論は聞いた事も無い。法人税減税は国際競争力を考えれば賛成だが、雇用確保や設備投資へつなぐ政策フレームが見えず、その穴埋めには相続税控除縮小等で個人増税になる。特に東京の様に相続課税が偏在するところでは大きなダメージになり、歓迎出来ない。税は生き物であり、簡素、公平を求め続けなくてはならず、完成形は無い。だからこそ多くの国民代表である国会議員が激しい議論を積み上げながら一年ごとに作り上げる必要があり、財務省と政府税調だけでは真の国民の声は吸い上げられない。
連日、延々と続いた自民党税調が懐かしい。


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