2011年02月11日

■地方議会

愛知では大村知事、名古屋では河村市長が当選した。お二人とも永田町ではさほ
ど存在感のある先輩では無かったがTVタックルの常連として全国的知名度は高く、
マスコミを意識したパフォーマンス選挙は功を奏した。もちろん既成政党への閉塞感や県民・市民の心を引く減税政策等勝因はあるだろうが議会を徹底的に悪役に仕立てる手法は二元代表制の我国の民主主義を危うくすると思えた。

 解散に追い込まれた名古屋市議会の報酬は諸手当てを含め年約1600万。とかく西日本の議会は高額で都議会より高い報酬は私も見直しの必要はあると思う。しかし一方で政令市の議会活動の内容や議員に当選する為の努力や出費、日頃の議員活動に掛かる経費等の報道は全く無く、あたかもそれが全て生活給の様に報じられるのはいかがなものか?市長自らが選任した報酬審議会と言う第三者機関がその機能を果たしていないとすれば実は市長が批判されるべき内容だが・・・。もう一点は評論家が好んで持ち出す欧州型のボランティア議会だが地方自治の在り方や機能が異なるのに報酬だけを外国と比較するのは乱暴な話だと思う。
 私はこれからの分権の時代、地方議員に課せられる使命は今迄以上に大きくなると期待する。単なるチェック機関では無く時に首長や行政側と対峠し、時に協力し市政全般を見渡し政策立案をする各分野で専門性の高い議員の存在が必要だと感じている。その為には議員の位置付けや権能は見直す時期に来ているのでは無いか?
生業の傍らでは無く人数は最小限に絞り、常勤職に近い形で議会棟に陣取り、日頃からチェックと提案、必要な会議をこなす専門職化を目指すか、それとも諦めて大人数で夜や日曜にボランティアでチェックだけ対応するか?いずれにしても多様化する市民ニーズや複雑な行政課題はかつての様な名誉職議員ではこれからは対応出来ないのは明らかだ。
議員のレベルが上がれば職員のレベルも上がり、自治の中身はいくらでも充実する。
もう一つ首長や職員にとって議員は少ない方がやりやすい事も忘れてはならない。
首長の独裁化、職員団体の怠慢にしっかり対峠するのも議員の役目である。
要は税の無駄と思う様な議員を選ばない事が第一歩かもしれない。


hagiuda1 at 15:00│この記事をクリップ!