2011年02月18日

■方便

 鳩山前総理の「方便」発言に仰天した。在任中、沖縄に米軍海兵隊が抑止力として必要だと発言した真意が方便だったとの事。
 予算委員会は菅総理が社民党との協議を思いかばって沖縄基地関連予算の「削除」を匂わせた。2/3の再議決の数合わせの為またも大切な安全保障をないがしろにする姿勢はもはや一国の宰相の体をなしていない・・。これで沖縄の基地問題は更に迷路に入り日米関係の信頼は更に疑問符が付く。もっとも社民党の賛否以前に民主党の16人が会派離脱を表明し、予算関連法の成立はほぼ絶望的となった。
 党に籍を置きながら会派だけ別にするというのは永田町的にはあり得ない話で非常識な事なのだが「菅政権はダメだ」という彼らの主張に妙な説得力があるのが情けない。
 いずれにせよ、内閣総辞職か解散総選挙以外道はなさそうだ。心して準備をしたい。

 さて、八王子では明神町の裁判所跡地に建設を計画している簡易裁判所庁舎にエレベーターをつける、つけないで国と市が争っていたが市側に軍配が上がった。
 ご案内の通り地裁、地検が立川へ移転するに伴って地検の建物を改修して税務署、登記所等が入る国の合同庁舎に変える事と地裁は移転をするが簡易裁判所だけは新築して存続するというのが、私が在任中に決定した内容だ。残念ながら合同庁舎は政権交代によって全く前へ進まない。裁判所は建築確認申請が出されたが、2階建てなのにエレベーターの計画が無い事から市が不許可にしていた。市長から「萩生田代議士が不在になってから国との風通しが悪く強権的なのでここは争ってみようと思うがどうか?」と尋ねられ私も同意した。障害者が車椅子で来庁した時はどうするか?の質問に国側は職員が担いで上がると答えたそうだ。国は自らがバリアフリー法を施行し公共施設へはエレベーターの設置を義務付けている。当然の責務として市側は主張をし、計画変更が叶ったが、本当は一番困っているのは国の担当者かもしれない。コンクリートから人へは実は人に優しくない予算である事を一日も早く国会に戻って訴えたい。


hagiuda1 at 13:23│この記事をクリップ!