2011年05月06日

■日がな一日

 連休は最後の夏を目指す高校球児の息子の合宿に、父兄として初めて参加した。現職時代から中々時間が取れず、他のご父兄の理解で助けていただいてきたが、選挙がやや遠のいた今年だけはと、昨年の駐車場当番以来の後方支援。もっとも伝統校では「何を」という事はなく「もしも」の時の待機が仕事。入学式以来の間近で見る子供達は大きく成長し、頼もしさも感じた。

 前日には親が同窓生の縁で、気仙沼高校の一行が八王子へ来て試合を行った。学校は直接津波の被害から免れたが、自衛隊や消防の支援基地となっていて、グランドにはテントと重機が並び練習ができないそうだ。OBや父兄の支援でこの連休中は東京周辺で遠征を続けるのだが、「せめて食事の用意だけでも」と申し入れをしたが、千葉へ移動をする車中で済ませると早々に出発した。「野球ができるだけで感謝です。」と挨拶する生徒達の爽やかさに高校野球の真髄を見た感がした。是非、困難を乗り越え宮城の復興の為にも頑張ってほしい。

 いつもは原理主義を貫く高飛車な高野連も、被災地に関しては転校や複合チームも容認する柔軟な姿勢を示しているが、かけがえのない高校生活、しかも未曾有の災害後の事、野球に限らずどういう形でもチャレンジできる例外を作ってあげてほしいと文科省にも陳情した。子供達も震災の影響で春のブロック大会中止を受け、夏は一発勝負の公式戦となるが悔いのない頑張りを期待したい。

 日がな一日、グランドで埃だらけになるのも懐かしく、悪くない連休だった。


hagiuda1 at 18:21│この記事をクリップ!