2011年05月13日

■賠償スキーム

 天皇、皇后両陛下は連日のように被災地を訪れ、避難所の方々に暖かい激励のお言葉をかけられている。膝を折り、お一人お一人を心配される姿は、被災地に大きな励みと勇気を与え、改めて皇室の尊さを国民も知る事が出来るのではないだろうか?
一方で、国会議員の被災地視察には現場から悲鳴があがっているようだ。担当委員会等、必要最小限の視察はやむを得ないが、防災服をわざわざ新調した民主党の新人が写真だけを取りに行くような訪問に、先方の行政当局からは自粛の要望が出ている。自民党は党組織を使い、自己完結で対応しているが、経験の浅い与党は結局、先方を煩わせてしまっているのが実態だ。あえて擁護するとすれば、政治家が一度あの惨状を見ておく必要はあると思うので、用の無い一年生は自分達の車に乗りあって、連休中にでも行っておくべきだったのでは…

 国会では東電の賠償枠組みが決定したようだが、金融機関や社債権者の負担はなく、政府が最初から支援を前提とするのも腑に落ちない。もちろん、原子力政策を進めてきた責任は共有せざるを得ないが、役員報酬の大幅カットや遊休地の売却等きちんとした東電自身のリストラを進めなくては国民の納得は得られないだろう。よもや電気料金の値上げで穴埋めをするような事のないよう、国会でのしっかりとした審議を同志の皆さんに求めたい。


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