2011年06月10日

■教科書採択

 内閣不信任は否決したものの、菅総理の退陣は避けられない状況だ。既に辞意を表明した総理の下で2次補正予算含め、予算の審議は不可能がゆえ、退陣圧力は党内からも強まるだろう。
  一方、自民党は連立参加の是非を巡って意見が分かれているようだ。外交・安保・教育はもとより、バラ撒き4Kの撤回含め、基本政策が異なる政党が本格的連立を組むのは現実不可能だが、他の新しい政策をフリーズさせてでも原発・復興対策に特化して期限を切って閣僚を送るなら、私はやむを得ないとも思う。いずれにしても、閣外協力も含め、知恵を出して一日も早く復興のめどをつけてほしいと願う。

 さて、地元では明治神宮崇敬会の50周年の式典が行われ、顧問として新装のオリンパスホールの舞台でご挨拶の機会を頂いた。一つ間違えれば、列国の植民地化も危惧された時代を、維新創業で新しい時代を切り開いた先人の偉業は真に我国の近代化に大きな影響をもたらしたが、この時代、明治天皇ご自身が率先して道徳を守り推し進めていく御決意をお示しになられたのが教育勅語だ。わずか6文12項目315文字だが、その後の日本人の公教育の礎と精神的支柱として大きな役割を果たした。戦後GHQの方針もあり、昭和23年には国会で排除・失効が確認された。もっとも、この決議の有効性を巡って法的解釈も様々な意見があったが、年月と共に忘れられてきたのは残念だ。
今の時代に照らしても、義勇の一節だけ無理な解釈をしなければ、我国の伝統的な道徳観が伝わり、充分通用する中身だが、左翼にとっては虫唾が走るのだろう。
折角、教育基本法の改正を成し遂げ、初めての中学校教科書採択が近づいているのに、政権交代により出版される教科書は日教組好みの記述が多く力が抜ける。全国の教育委員の皆様には偏った現場まかせの採択ではなく、専決できる権能をしっかりと行使して、是非自身の目で教科書を手に取り、子供達の将来に責任を持ってもらいたい。

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