2011年12月23日

■危機管理


北朝鮮の金日成総書記が死亡した。死亡日時も原因も公表通りでは無いのは彼の国の当然だが、20日正午から特別放送があると承知していながら街頭演説の為に官邸を離れた総理も間抜けなら選挙区に帰っていて国家安全保障会議に欠席した拉致担当相でもある山岡国家公安委員長の醜態は言うに及ばない。ただでさえ不適切な大臣とされているのにそのまた責任を警視庁の事務方へ転嫁するとは・・・。
この国の危機管理意識の低さに背筋が凍る出来事だった。

 いずれにしても体制が代わるこの時が拉致・核・ミサイルと言った対北政策を一気に転換するチャンスであり米・韓はじめ国際社会と連携しプレッシャーをかけなくてはならず、安倍元総理や中山元大臣らと緊急に集まり様々な提言を民主党筋にも伝えているのだが、政府の動きは鈍く先は見えない。
いくら国会閉会中と言えども外務や拉致特の委員会開催は当然の対応なのに自民党の開催要求に対してなしのつぶてで永田町は本当に冬休みに入ってしまった様だ。

翻って我国では本日天皇陛下が78歳のお誕生日を迎えられ国民皆様と心よりお慶びを申し上げたい。
皇后陛下と共に被災地を毎週の様に廻られ追悼と励ましを送った姿に現地の人々はどれほど勇気づけられただろう。その後体調を崩され心配だったが、お元気に公務に戻られたご様子。
 永田町ではにわかに女性宮家の構想が話題となってきた。皇統の危機は問題意識を持たなくてはならないが旧宮家の復活や養子縁組含め伝統と正当性が薄まらず、国民が最も納得できる制度設計の為には細かい議論が必要だ。そもそもその前に皇室に敬意を払わない民主党政権でこの議論が本当に出来るのかが心配だ。私も在任中、平沼会長の下で「皇室の伝統を守る国会議員の会」事務局長を務め、当時の皇室典範改正議論に深く関わった経験を持つ一人として、直系の男系男子のみにこだわりは持っていては危機回避はできず、ここは冷静に幅広に知恵を集める必要があると思っている。一方、彼らが消費税で揉めているこの時期になぜこの議論を持ち出したのか何か背後に企みがあるのではないか?と胡散臭く思えて仕方が無い。ここは静かな環境のもとで超党派の議員、有識者、共に時間をかけた議論をしてほしいし、その議論の途中で是非戻って働きたい。


hagiuda1 at 17:23│この記事をクリップ!