【京セラフィロソフィーからの学び】

各々に気づきがあり、仕事、業務に活かしていきます。
個々人としてもすばらしい人生を送るために‘心を高める’ことを継続していきます。
同じ想いを共有する仲間を増やしていきたい、と強い想いがあります。
京セラフィロソフィーは、稲盛和夫氏が「人間として何が正しいのか」を自分自身に問い、
真摯に仕事や経営をする中で、生まれた考え方です。

倹約を旨とする
 経営(人間)とは、余裕ができると経費に対する感覚が甘くなりがちです。
結果、社内の各部署で無駄な経費が膨らみ、会社全体では大きく利益を損なうことにな
ります。一度このような甘い感覚が身につくと、経営状況が厳しくなったとき、改めて経費
を引き締めようとしてもなかなか元には戻りません。
 従って、経営者はどのような状態でも、常に倹約を心がけなくてはなりません。
“出ていく経費を最小限に抑える”ことは、経営者も従業員にとっても、最も身近な経営
への参加
です。

●人間の考え方の変化
 人間の考え方は、どんどん変化していきます。ある時期にすばらしい考え方を持って
いたことで事業もうまくいき、人生も順調にいっていたとします。しかし成功して環境が変
わるとその人の考え方も変わり、次第に堕落していきます。せっかく成功させた事業を失
敗させ会社をつぶしてしまう。このようなこともあり得ます。
 経営者が持つ考え方は変化するものであり、それにつれて経営状態も変わっていきます。
 「倹約を旨とする」という考え方も地味ですが、「現在は過去の努力の結果、将来は今後
の努力できまる」
という考え方は、売上規模が大きくなっても変えてはいけないものです。
企業の根幹となる考え方とは、環境に左右されるものではいけません。

●立派な経営を維持させるには、立派な考え方を持続する
 5年、10年という短いスパンでの成功は簡単かもしれませんが、中小企業を経営し長き
にわたって従業員を守り、繁栄を維持させていくのはとても難しいことです。
今日うまくいくからといって、明日の保証はありません。今日もガンバリ、明日もガンバリ、
最後まで努力し続けなければなりません。
 経営者は、会社の繁栄を維持していかなくてはなりません。従って、努力を延々と続け、
慢心することがあってはいけないのです。中小零細企業の頃「倹約を旨」とし、質素に頑
張ったならば、その後会社が立派になってもそれを持続していかなければなりません。
よほどの克己心がなければできません。

「倹約を旨とする」とは、中小零細企業だけでなく、大企業でも持ち続けなくてはならない
ものです。
初心は忘れずに!