【稲盛和夫氏の“会計学”からの学び】

 各々に気づきがあり、仕事、業務に活かしてい
きます。稲盛和夫氏の“会計学”は、京セラフィロ
ソフィとともに、真摯に仕事や経営を行なった中
でまとめられた考え方です。

『ダブルチェック』は、
 人に罪をつくらせないシステム
 会社は、人の心をベースとして経営を行なって
いきたいものです。そうすべきです。
 社員全員が強い心の絆で結ばれ、お互いに信
じあって、働ける仲間となれるように努めます。
 しかし、強いようでいて弱いのもまた人の心で
す。普通の人でも「魔がさした」としか思えないよ
うな、取り返しのつかないことをしてしまうことも
あります。
 例えば、今月の実績が厳しいので、つい数字を
操作してしまう。ふとした拍子に、会社のお金を
黙って借り、あとで返すつもりが返せなくなる。
 社員がそんな過ちを犯してしまうようなことがで
きないシステムが、『ダブルチェック』です。
 『ダブルチェック』を徹底することで“人に罪
をつくらせないシステム”
こそ、そこで働く人間に
対する思いやり
であると言えるのです。


●リスク管理
 人間の心は弱いものです。誰も見ていない、自
分だけならわからない、など思ってしまうこともあ
るでしょう。しかし、それをやってしまって、もし見
つかったらどうなるか、を想像するようにしないと
いけません。行動をおこす前に、ひと呼吸おいて
考えるべきなのです。
 リスク意識を持ち、その後を想像することで、思
いとどまることができる
と思います。
 それでも迷う時があっても「ダブルチェック」
第三者がチェックすることができれば、事前に回
避できることになります。
 会社内でこのチェックの仕組みを作っておくこと
で、弱い人間の出来心を防ぐことができるでしょう。
 仕組みによるリスク管理が必要ですね。