【稲盛和夫氏の“会計学”からの学び】

 各々に気づきがあり、仕事、業務に活かしてい
きます。稲盛和夫氏の“会計学”は、京セラフィロ
ソフィとともに、真摯に仕事や経営を行なった中
でまとめられた考え方です。

◎ミスは直せば済むと思うな
 製造や開発の仕事は、ちょっとしたミスが、それ
まで積み上げてきた成果をいっぺんに台無しに
することがあります。大事故や不良品の山も、小
さなミスから発生することがよくあります。
 そのような事態を避けるためにも、現場では正
しい作業方法が指導
され、かつ、マニュアルや
研修による教育
も徹底され、慎重な上にも慎重
を期して仕事が進められていきます。
 一方、事務部門の場合、計算ミスや文章の誤り
を軽く考えがち
です。誤りを指摘されても簡単に
訂正してしまうケースがよく見受けられます。
 しかし、事務部門でも、少しの間違いが、会社
経営に大きな影響を与え、取り返しのつかない
問題を起こす可能性があります。
 ミスの重大性は、事務部門であろうとも、製造・
開発部門と何ら変わりがない
のです。
 一流の会社には一流の事務部門が必要です。
どの部門にいようと、全ての社員が完璧な仕事を
目指していくことが大切なのです。

●99点の仕上がりは0点と同じ
 私どもの会社では、『99点の仕上がりは0点と
同じ』
という“行動指針”があります。お客様に提
供する商品(すなわち決算書や試算表)に、一つ
もミスがないよう、完璧な商品として提供して、初
めてプロとしての仕事になる
のだ、ということです。
 今の時代、働き方改革等により、時間をかけず
に如何に効率よく業務を遂行していくかを意識し
て仕事をすることが多いと思います。‘時間をかけ
ない’ということは、‘手抜きをする’ということでは
ありません。正確で、しかも付加価値のある仕事
を遂行しなくてはなりません。いくら早く業務が終
わっても、ミスがあったら一からやり直すことにな
ります。その時間を考えると、当初から如何にミ
スのない仕事を進めていくかがポイントとなりま
す。『99点の仕事は0点と同じ』なのです。 
 真剣にミスの無いよう業務に取り組みます。