【稲盛和夫氏の“会計学”からの学び】

 各々に気づきがあり、仕事、業務に活かしてい
きます。稲盛和夫氏の“会計学”は、京セラフィロ
ソフィとともに、真摯に仕事や経営を行なった中
でまとめられた考え方です。

完璧を期せば、
       間違いが目に飛び込んでくる
 会計に限らず、仕事で必要な資料やデータは、
完璧であってこそ価値があるもの
になります。
 急いでいるからといって、慌ててつくったり、ある
いは人任せにしたような、いい加減な資料では、
少しも役に立たないばかりか、かえって重大な判
断ミスを招くことになるからです。「完璧を期す」
とは、事前に資料の内容を十分に検討し、上司
から急に質問されても、自信を持って答えられる
レベルでなくてはなりません。
 完璧を期て真剣に仕事に取り組んでいると
作成した資料に誤りがあれば、見直した時にそ
のミスが自然と目に飛び込んでくるのです。
 これは自分の仕事だけではなく、他の人が作
成した資料でも同じです。隅々まで資料に目を通
さなくても、間違いや矛盾のある数字が、まるで
助けを求めてくるように目に飛び込んでくるので
す。

見るべきポイント
 熟練した目を持つことで、資料の内容に誤りが
あれば見つけることができることになります。その
熟練した目とは、やはり経験値であると思います。
 その経験値ですが、年数をかければ自然に身
についてくるものではありません。いくら年数をか
けても無意識(何も考えずに経験するだけ)で行っ
ていると、熟練した目を持つための経験値は増
えてこないのだと思います。
 単純作業でも、創意工夫をして、前回よりも今回、
今回よりも次回をより良いものにしていくには、
こを見るポイントにして意識をしていくか
です。
 私たちは数字を見るのが仕事ですが、出来上が
った資料をみて、自然にその数字が大文字となっ
て目に飛び込んでくる、というような熟練した目
持つように日々努力します。