【稲盛和夫氏の“会計学”からの学び】

 各々に気づきがあり、仕事、業務に活かしてい
きます。稲盛和夫氏の“会計学”は、京セラフィロ
ソフィとともに、真摯に仕事や経営を行なった中
でまとめられた考え方です。

◎不良在庫の処分は、リーダーが
                決断する

 売れる見込みのない在庫は、資産として価値が
ありませんから、思い切って処分することが大切
です。
 「現場の在庫」と呼ばれる仕掛品についても同
様であり、不要なものは断固として処分する必要
があります。その際大切なことはリーダーの決断
です。
 リーダーは、製品への愛着が強く、「ひょっとし
たら売れるかもしれない」という期待感から、なか
なか処分できないことがあります。そうすると、不
要な製品や仕掛品がたまっていくことになります。
もう使わなくなった資材や売れる見込みのない
在庫が、捨てるに捨てられずに現場や倉庫に眠
ったままになっているのも、リーダーの心に「いつ
か使えるのでは・・・」という思いがあるからです。
 現場の社員がいくら「もういらない」と思っても、
リーダーが思い切らなければ、不良在庫はなくな
りません。
リーダーが倉庫や現場へ足を運び、在
庫を自分の目で確かめ、いらないものは心を鬼に
して処分するべきです。
 現場の経営体質を強化できるかは、リー
ダー自身の決断にかかっている
のです。
●勇気が必要
 リーダーは仕事をしていくうえで、決断をしなくて
はならない場面が多く出てきます。仕事を誤りなく
進めていくためには正しい決断をすることになり
ます。その決断の場面では『勇気』が必要と
なります。
 真の勇気とは、自らの信念を貫きながらも慎重に
場数を踏むことによって身に着けたもの
でなくては
なりません。
 在庫管理も同じです。現場の経営体質を強化
するには、正しい判断と決断が必要
です。それに
真の勇気を持つことがリーダーには必要に
なります。
 リーダーが決断するには、様々なリスクや将来
展望等、様々なことを考慮しなくてはなりません。
 後々の後悔、失敗をしないために勇気が大事
ですね。