【稲盛和夫氏の“会計学”からの学び】

 各々に気づきがあり、仕事、業務に活かしてい
きます。稲盛和夫氏の“会計学”は、京セラフィロ
ソフィとともに、真摯に仕事や経営を行なった中
でまとめられた考え方です。

透明性のある経営をする
 会社が厳しい競争に打ち勝ちながら、さらに発
展していくためには、経営をガラス張りにする
ことが大切です。
 あらゆる機会を通じて、会社の置かれている状
況や事業方針などの情報を、社内にできるだけ
オープンにしていく
べきです。こうして情報
を共有化することにより、全社員の厚い
信頼関係と強い団結力が生まれてくる
のです。
 もし幹部だけが、経営情報を握っているようで
あれば、みんなのベクトルを揃えることはできま
せん。それでは会社が今、どの方向へ進んでい
るのかわからなくなり、社員は会社に対して不信
感を持ち、結果としてモラルや士気の低下を招く
ことにもなります。
 そのため、例えば、月初の朝礼で全部門の実
績を発表
したり、経営方針発表の詳しい内容を
全社員に伝えたりする
など、様々な機会を通じ
て会社の状況や方向をオープン
にして、
経営の透明性を高めていくことが全社員の力
を結集して事業を進めていく基盤となるのです。

公明正大であること
 経営には、リーダーが持つリーダーシップが重
要です。そのためには、リーダー自身が「自分は
常に公明正大である」と言い切ることです。
公明正大に事業経営に邁進することです。
この公明正大さが経営者自身を強めて、経営
者の勇気湧き立たせるのだと思います。
経営者には勇気が必要
 勇気の基は「いかに公明正大な仕事をしてい
るか」ということです。従業員を引っ張っていく迫
力や、自信、勇気を持つこと
が経営者にとって
一番の得策です。

 透明性のある経営とは、経営者自身が
公明正大であることとともに、経営者の勇気
が最も必要であることが言えます。
 一点の曇りのない経営者の行動が、一点の曇
りのない経営につながっていくものだと思います。