「稲」俳句会のブログです。「稲」は、山田真砂年(やまだ・まさとし)の主宰する俳句結社です。

お決まりの散歩コースが三つある。今日は、その内のBコースを歩いてきました。
この時期、富士山の見える日は多くありません。今日も霞んで、よく見えませんでした。
その代わりに何種類かの花を見かけました。郵便局の生け垣には、時計草と螢袋と未央柳が鮮やかに咲いていました。紫陽花の兼題が出ているので、紫陽花に注意して歩きましたが、未だ見かける機会は少ないようです。
時計草螢袋

未央柳額の花

4月29日(土)、30日(日)で、小諸俳句田んぼの畦塗りと小山家の味噌仕入れ体験吟行を楽しんできました。
畦塗りは畦塗り機でみるみる畦を塗ってしまいました、というより畦を作ってしまったという感じ。mm見物は、田んぼの角の畦を塗るところです。畦塗り機を180度向きを変えて、後部に設置されていた畦塗り装置を前方にして、バックで進みながら角の部分を塗ります。その後、虚子の散歩道を歩いて句作。13:00から、高濱虚子記念館で句会。14名が参加。
畦塗機1畦塗り2畦塗り3

翌日(30日)は、小山家の味噌仕入れ体験。歳時記では「味噌仕込み」は冬の季語だが、小諸では4月末頃仕込まれるそうで、呼び方は「味噌仕入れ」というそうだ。大釜で、大豆を煮て潰した後、砲丸投げの砲丸より大きめの大豆玉を作る。当日は50個くらいあっただろうか。その団子を皆で細かく刻む。刻んだものをちょっと味わってみると、ほんのり甘く大豆の美味しさが口中に広がる。総勢15~6名が無心に包丁でトントン刻む。初めはぎこちなかったが、すぐに慣れてきて作業もはかどる。途中、振る舞われた甘酒を交代でいただきながら包丁でトントン刻む。刻んだ豆団子に、米麹、塩さらに甘酒とあめ(大豆の煮汁)を加えて満遍なくまぶす。それをあたかも蟻塚のごとく(句会に投句された表現を拝借)積み上げて、布で包んで3~40分ほど発酵させる。摘まんで口に入れると味噌の基のような味で、胡瓜につけて食べたら美味しそうだった。その後、空気を含まないようにしながら、直径15センチくらいの玉にする。その玉を、味噌樽(三石樽?)に、勢いよく叩きつけるように投げ込む。これも空気を抜くためらしい。三年寝かせると美味しくなるそうだ。皆、作業に熱中して俳句が出来なかったとこぼすが笑顔だった。今後は、田植え、草取り、稲刈り、餅つきなどの体験見学会を企画して頂けるようです。楽しみです。
味噌仕入れ1小諸味噌仕入れ2小諸味噌仕入れ3





「こもろ日盛俳句祭」の打合せで晩春の小諸へ行ってきました。小海線の車窓から夢見るような満開の桃畑が見え、途中下車がしたくなりました。残念ながら写真は撮れませんでした。今月、もう一度行くので写真にチャレンジしてみます。桜は終わりかけていましたが、小諸八重紅枝垂桜が満開で美しかったです。また、念願の小諸市の天然記念物コモロスミレを見ることが出来ました。嬉しかった。
「こもろ日盛俳句祭」は、俳句の林間学校ともいわれ、全国から多くの俳人がやってきて、午前中吟行して午後から句会をします。ベテランから全くの初心者まで一堂に会して楽しく句会をします。句会のお世話は、19名の著名な中堅俳人のスタッフ俳人の皆様です。7月28日(金)から30日(日)の三日間開催します。1日でも2日でも勿論3日間通しでの参加も出来ます。是非ご参加下さい。
小諸虚子記念館前の小諸八重紅枝垂コモロスミレ

  小諸高濱虚子記念館前の      海應院のコモロスミレ
  小諸八重紅枝垂桜

今日、いつもの散歩コースを歩いてきました。富士山は霞の奥で見えませんでしたが、視線を少し西に向けるとさねさし相模の海が煌めいていました。
今日のテレビで、1日8000歩歩く日が、一週間に1~2回あると長生きするそうです。一週間に一度や二度は一生懸命歩きましょう。歩けば、良い句材に出会えます。

藤棚
見事な藤棚です。他にも鳶尾(いちはつ)やマルバウツギ、野いちごの花に出会いました。

鳶尾 マルバウツギ クサイチゴ

先日、大船フラワーセンターを吟行してきました。
温かな好天気で、春休みなので子連れのママさん達と、高齢者の二人連れ、三人連れが芝生やベンチで美味しそうにお弁当を食べていました。玉縄桜は終わっていましたが、多種多彩な桜が見事に咲いていました。残念ながら、御衣黄桜は蕾でした。桜の他、石楠花が盛りでした。夏の季語の著莪の花も沢山咲いていました。温室にはバナナの花がぶら下がっていました。
写真は、二輪草、石楠花、バナナの花、桜(大提灯)、ゼンマイ、木苺の花、ミツバツツジ、著莪の花
二輪草 石楠花 バナナの花 桜_大提灯
ゼンマイ クサイチゴ ミツバツツジ 著莪の花





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