aamall

2007年07月12日

CSOの独り言

Panama

別にVanHalenの曲ではない(古)。

SEMの業界にいれば、これが何を意味するか誰でも知っている。
そして、広告代理店はこれを脅威と捉えるのだろうか。

電通が発表したように、4マスと呼ばれるテレビ、新聞、雑誌、ラジオの広告費が軒並み落ち込む中、インターネット広告費は増大。雑誌のそれの同額に近い。

Panamaとは、オーバチュアの新システムだ。
そして、最大の配信先は言うまでもなくYahoo。

これの意味するのは何か?
言うまでもなく、アドワーズ(Google)化だろう。

オーバチュアは通来その入札価格によって表示順位が決定された。
これは、カネがものを言う、とも評せるが、広告主にとってコントローラブルなシステムである事も意味する。

私もこれらの相談に乗ることもある。
通常毎月30万位掛けられる前提なら、これ用の広告戦略が打てる。
また、私の知る会社(ちなみに豊田さんのお知り合い)はこれだけに毎月600万掛ける。かなりのビッグワードを狙っているが、それでも収益が出れば問題はない。

オーバチュアは、旧来のシステムの特性上、広告代理店が一手に手掛けていた。アドワーズももちろんそうだったかもしれないが、ここには決定的な差異がある。そう、アドワーズはある意味コントローラブルではない。表示順位が入札価格とは一致しないからだ。オーバチュアメインになるのもうなずける。

しかし、Panamaはそうではない。
アドワーズ化によって、広告表示順位は入札価格とは無関係になる。

入札価格によって表示順位を決めた方が、Yahooに有利になるのではないかと思うかもしれないが、そうではない。事実、Googleの方が一回の検索あたりの広告収入ではYahooを上回る(別にトップ表示になる広告を誰もがクリックするわけではない)。

Yahooはいわば当然の道筋をたどっている。

Googleでトップ表示の広告を作るのは、当然Yahooのそれより難しい。
カネを掛ける、ではなく、「クリックされる広告」を作らなければならないからだ。

こうなるとまた変化が起きてくる。
カネを積むのではなく、ROIやCPA(Cost Per Acquisition)を重視した広告戦略を考えなくてはならない。

広告主も、代理店も、また転機を迎えている。


Why Yahoo’s Panama Project Is Important(日本語訳)

Panamaの新機能

Yahoo Search Marketing Commercial API Program


ランキングモデル


hairstamp at 17:03│Comments(0)TrackBack(0)clip!CSOの独り言 

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