2022.08.18 インタビュー記事より
アスクルのCEO吉岡氏のインタビュー記事。
ヤフーは2012年4月にアスクルと業務・資本提携契約を結び、アスクル株式の42.47%を取得し、アスクルはこの提携を機に個人向け通販LOHACOを立ち上げました。
そのLOHACOの刷新のことが記事にありました。
LOHACO単体でシステムやセキュリティ対策をしていると大きな費用がかかるため、Zホールディングスの基盤に移管し、固定費を年間6億円下げたとのこと。しかも、この移管では、「まずはきちんと動かす」を最優先にし、顧客から怒られても、従来の機能のいくつかを削いだと。それによって、リニューアル後によくあるサイトが止まるといったトラブルを回避したと。
記事の中では、移行期間は1年と500億円規模のサイトとしては、凄いなと思います。Zホールディングスの基盤とエンジニアリングのおかげでしょうか。
ヤフーとの協業体制も書かれていました。
DX全体像に関するキーワードとして「全体最適」をあげている。
サイト中心のサイバー空間と物流拠点などのフィジカル空間の両方での同期が大事で、アスクルでは、ASKUL EARTHと呼ばれるビックデータプラットフォームを2021年12月に完成させて、全データをプール・連携させることができている。
このプラットフォームで、データの利活用スピードは3倍になったとか。
また人材戦略の話しもありました。
社内研修で、SQLやデータの可視化について学ぶ3ヶ月ぐらいのカリキュラムがあり、80人が卒業している。これにより、専門のデータサイエンティストを呼ぶことなく、生産量の予測を立てることができるようになってきていると。
最後にZホールディングスとの人材交流が書かれていました。BtoCだけではなく、BtoBの分野でも。また、ソフトバンクとも始まっていると。
従業員が全体最適を考えるように教育され、自らエンジニアリングできる会社になるための取り組みとしてすばらしいなと私は感じました。私もECサイトの開発の経験がありますが、物流拠点との同期は、結構、苦労が多かったです。理想はリアルタイムなのですが、なかなか人手での更新箇所があったりで、難しいですね。
アスクルのCEO吉岡氏のインタビュー記事。
ヤフーは2012年4月にアスクルと業務・資本提携契約を結び、アスクル株式の42.47%を取得し、アスクルはこの提携を機に個人向け通販LOHACOを立ち上げました。
そのLOHACOの刷新のことが記事にありました。
LOHACO単体でシステムやセキュリティ対策をしていると大きな費用がかかるため、Zホールディングスの基盤に移管し、固定費を年間6億円下げたとのこと。しかも、この移管では、「まずはきちんと動かす」を最優先にし、顧客から怒られても、従来の機能のいくつかを削いだと。それによって、リニューアル後によくあるサイトが止まるといったトラブルを回避したと。
記事の中では、移行期間は1年と500億円規模のサイトとしては、凄いなと思います。Zホールディングスの基盤とエンジニアリングのおかげでしょうか。
ヤフーとの協業体制も書かれていました。
DX全体像に関するキーワードとして「全体最適」をあげている。
サイト中心のサイバー空間と物流拠点などのフィジカル空間の両方での同期が大事で、アスクルでは、ASKUL EARTHと呼ばれるビックデータプラットフォームを2021年12月に完成させて、全データをプール・連携させることができている。
このプラットフォームで、データの利活用スピードは3倍になったとか。
また人材戦略の話しもありました。
社内研修で、SQLやデータの可視化について学ぶ3ヶ月ぐらいのカリキュラムがあり、80人が卒業している。これにより、専門のデータサイエンティストを呼ぶことなく、生産量の予測を立てることができるようになってきていると。
最後にZホールディングスとの人材交流が書かれていました。BtoCだけではなく、BtoBの分野でも。また、ソフトバンクとも始まっていると。
従業員が全体最適を考えるように教育され、自らエンジニアリングできる会社になるための取り組みとしてすばらしいなと私は感じました。私もECサイトの開発の経験がありますが、物流拠点との同期は、結構、苦労が多かったです。理想はリアルタイムなのですが、なかなか人手での更新箇所があったりで、難しいですね。