24日(土)にXP祭りで牛尾剛さんの
A-3 XPが日本のソフトウェア開発の未来を実現する(牛尾 剛さん) – 10:30〜11:30
という講演を聞きにいきました。

いくつか驚いた話があったので、メモ的な感じで書いていきます。
・海外のオフィスでは、愚直にプラクティスを実施。プログラミングが集中できる環境を徹底気に作っていた。

・上司がプラクティスを理解している。

・アジャイルの導入率、世界では95%、日本で31%。日本は圧倒的に低い。

・DevOps は西洋文化の上に成り立っている。我々、日本人は西洋文化のインストールが必要。

・以下の3つのマインド設定が世界に追いつくには必要
1.生産性マインド
少ない作業量で高付加価値。無駄にレポートを書かない。
Be Lazy.やるべきことを抽出して、それに手中する。
→江戸時代から続く働くことの価値観を変える必要があるだろう。

2.主体性マインド
ダイバーシティ:自分のままでていい。全員違っていていい。常識なんてない。
自分が幸せになることに責任を持つ人が大人だという概念。
上司は、よく「今、ハッピーか?」と聞いてくる。
→個々の業務範囲を明確にしていないとできないことだろう。
→目標の設定に合理的な理由がないと無理だろう。

3.雇用形態マインド
流動的な雇用環境。よく雇われるが、よくクビになる。
能力というより、適所がなくなるとクビになる。
エンゲージメントレベルが高くないとすぐに辞められる。
窓際族がいない、よく勉強しないと、クビになったり、そもそも雇われない。
→日本に比べOECD諸外国は、18~22歳以外の大学生が多いのはこのためかな。

講演の最後でブログをアップしていた。
メソッド屋のブログ

また炎上するとか?なって言っていたけど、書かれいていること的を得ていると思う。
このブログの4. マネージャーの指示でチームが動いているの中で、
「上の人の判断ではない、自己組織チームを構成する。」とあるが、これは、日本の教育では出てこない発想だと思う。どのように西洋文化をインストールしていったらいいのか悩みどころだ。