HTスケートボードスクール 多田 ハジメ ブログ

HTスケートボードスクール理念「人々とスケートボーディングを繋ぐ架け橋である」 多田 肇(ただ はじめ)1973年11月神戸生まれのプロスケートボーダー。スケート歴26年。1987年14歳で始め入門3年目でプロ転向。10年目の1997年AJSA全日本スケートボード東京大会プロストリート部門で準優勝。日本で2位となる。現在HTスケートボード・スクール運営中。日本で常時きちんと開催されるスケボースクールを最初に開校させた第一人者の多田が、スクールの様子や役立つ情報を掲載します。「流行にとらわれず本質を見極める」といったスピリッツも伝えていきたいと思います。(こうやって皆さまと繋がっていられることに感謝しております)

クッションゴムに関するご質問

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先日このブログで「ご質問の募集」をお伝えしたところ、さっそくご質問をいただき、ありがとうございます。ご質問者さんの勇気と行動によって、このブログで、より深い部分を楽しまれたい方々の空気が盛り上がればと思っています。今回は新米さんよりクッションゴムへの質問を頂きました。

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<ご質問>
恥ずかしながらすごく初歩的な質問をさせていただきます、何気無くブッシュゴムの交換の際に気付いたことなんですが、シリンダータイプのブッシュの場合ベースプレート側の向き(上下)は綺麗にツルツルした面とスパッと断面が切ってある方はどちらが上下なのでしょう?この前リニューアルしたインディペンデントの純正を購入したさいブッシュの断面に波紋がついてあることに気づき、あれこれどっちが上下なんだろ?ともしかして今まで上下まちがっていたんだろうか?度々ブッシュが体重をかけた際めり込んだままの時があったので、そういうのも影響してるのかなど気になります。多田さんが過去におっしゃっていたブッシュを育てるを試してみたいのですが、申し訳ないのですが、こんなくだらない質問に答えて頂けると幸いです。(2017年8月19日
新米さん)
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<多田からのお返事です>

素晴らしいご質問をありがとうございます。最初はどんな方も同じ疑問を抱かれると思います。インディーの交換クッションゴムは、元々ついているものと同一のものを購入することは不可能で、購入するなら、どうしてもグレードアップタイプになります。それは元々着いているものが非常に簡単なものであり、わざわざ同じものを買う人は居ないだろうというインディー側の考えだと思います。(しかしそのチープで単純なゴムで、道具依存型ではなく、自分の技術依存で最高の滑りをすることこそクールだ!という文化的な発想もスケート界にはあります)

インディーが純正で交換用として販売するクッションゴム(以降ブッシュ)は、グレードアップタイプのみが選択可能で、ざっくりとSOFT、MID、HARDなどがあります。

ぼくも本国アメリカのインディペンデント社(正式にはサンタクルーズにあるNHS社)に日本の代表として訪問し、インディー開発者と直接話した思い出があります。当時LOWモデルが初めてリリースされたばかりで、あまりにもクッシュの造りがダメだったので(世界中で割れたという報告があった)、インディーは対策として元々のブッシュに良いものを使うのではなく、ビジネスとして「交換品でグレードアップ・ブッシュがありますよ」と謳う形でアクセサリー・リリースしました。そのときにHIGHハイ(正確にはインディーではハイと呼ばずにSTANDARD標準と呼びます)の交換用クッションゴムもリリースしたという経緯があります。本当かどうかわかりませんが、グレードアップ・クッションゴムはイタリアのラベタという会社で作ったと言っていました。

話は変わり、ぼくはインディー、サンダー、ベンチャー、トラッカーなど何十年もトラックをアメリカから仕入れて、わざわざバラして見つめて来ましたが、良くも悪くもアメリカ人は日本人ほどディティールにこだわりません。全員ではありませんが、殆どの人が「本質である滑り」が大切なので、ショップでサービスを観察していても、自分で買って帰るようなことはせず、お店の人まかせで、組んでいる光景も見ようとせず、「できたよ〜」と店内で声をかけられて、初めて取りに来て「サンキュー」で確認もせず店を出ていきます。ブッシュをどちら向きに入れるとか、アクスル部のスピード・ワッシャーをちゃんと入れ忘れていないか?などを心配したりしませんし、抜けていても最後まで気づかないでしょう。(あとで「あの店はダメだ」と文句はいいます)

クッションゴムと言うものは案外適当に作られており、断面の処理も丁寧ではありません。そして一流のブランドでもクッションゴムに関してはこの感覚が進化しないのです。ですのでBONESハードコアブッシュの様にちょっと努力すれば交換品としてベストセラーになるのです。逆に言うと、スケートボードの世界は本当に大手が入れない特殊さがあり、もし大手の発想で、完全機械製でレーザーカットで作った様な完璧なデッキを渡されても、スケーターは気分が引く所があるのではないでしょうか?味がないのです。

一度に約5枚プレスするデッキだから、3枚目の中央にくるデッキのキックが一番マイルドに仕上がるわけで、それをお店で好みと経験で自分で良い板を見分けることも楽しみの一つなのです。そしてシェイパーによって角の落とし方も変わってくるし、いまではトップブランドでも中国製が大半ですが、ほんのすこし前まではアメリカ本国では、メキシコ人労働者の方々がニスを拭いたり、プリントを載せたりしていた。そしてお昼のチャイムがなるとみんな手を止めて、広場でサッカーなんかをする光景がありました。文化なのです。

クッションゴムに関しても、仕上がりは凸凹だけど、まあそんな奴らが良しとしたんだから、日本人である我々もワイルドに使ってやろうか!というのが心意気であり、異国の文化を楽しむことの一部だと思います。ですので、クッションゴムはバリがはみ出ていることもしょっちゅうですし、日本人ならガーンとなるほど、クッションゴムの大切そうな部分に気泡が入っていることもあります。アメリカ人からすれば「それがおまえの生きるか死ぬかにかかわることか?」「それよりもSKATE HARD!(ハードに滑れ!)」と言うのではないでしょうか。

そうした本当の世界を知っていただいた上で、本題に入りますと、トラックは「ベースプレート部」と「ハンガー部」に分かれます。もしプリン型の台形クッションゴムの場合は、面積が大きい方をハンガー側に向けます。クッションゴムはハンガーの上部と下部に組み込みますので、広い面が内々↓↑へ向く感じです。

これをぼくなりの理論で説明しますと、
クッションゴムの「面積の広い面」は、食いついて固着させたい。
クッションゴムの「面積の狭い面」は、なるべく自由に可動させたい。
と考えることができます。

そうでなければ、ベンチャーやサンダーの様に、クッションゴムの両面を広く作れば良いわけで、わざわざコストを掛けて台形に絞って作る意味がないからです。

じゃあなぜ、可動するハンガーの方に狭い面を向けないのか?と言いますと、手で動かす時はボードを固定して、ハンガーを動かされると思いますが、乗っている時(ライディング時)は、ハンガー部がウィールと共に路面に固定され、逆にベースプレート側がデッキと共に揺れたり可動しているのです。実はベース側が動いている側のです。ハンガーは路面を掴んでじっとしています。

そう考えると、クルマのサスペンションアームと同様に、メス側のアーム(ハンガー)にブッシュという硬いゴムが固定され(クルマの場合は一体式となったゴムを穴に突っ込んで、中央のくびれで固定してあります)、雄側としてリンクしているシャーシ側(デッキやベース側)を揺らしてあげる。そっちに面積の狭い方を向ける、ということは理にかなっていると思われます。

ツルツルの面と、スパッと切った面に関しては、残念ながらアメリカのメーカー側は「気にしていない」と言いますか、正直に言えば「直したいけど面倒くさいし、コストも掛かる」というのが正直なところだと思います。ですがやっぱり使わされる我々スケーター側としては、迷わされたくないですよね、、摩擦効果を考えて、ツルツルをカップワッシャー側、スパッと切った様なマット(グリップしそう)な面をハンガー側に向けたくなると思いますし、そうします。ぼくは昔トラッカーの片面が特にツルツルで、自分の理論ではそれがとても嫌だったので(面に滑られると、ゴムの持つ本来の反発力や回復力=ヒステリシス・ロスが発揮されないので)、自分で面をサンドペーパーで傷をつけていたこともあります。

クッションゴムの自分好みの調整はとても微妙で、ちょっとでも硬いとものすごく不自由に感じ、ちょっとでも柔らか過ぎるとマニュアルやフリップ・スタンス時に余計な筋力を消耗します。また前後同じが好きな人もいれば、ぼくのように前3:後7の固さを好んでいる場合もあります。そして前後同じが好きな人でも、測定器で履かれたとすれば、本人の勘違いで、前後の差が本当はあるのに、左右の足の筋肉量の差で同じだと錯覚している場合もあると思います。

ですので理論すると切りはないですが、ご自身の好みのセッティングを、いつもレンチ片手に現場でサッと2〜3分で滑ってみてバッチリに決められるクールな判断が出来るようになれば、プロと同様の判断力になりますので素敵だと思います。


多田 肇




今週でラストです!HTスクール春の会(1001回目の投稿)

hajime tada 2017

いつも当ブログをご覧下さりありがとうございます☆

今週末で「HTスクール春の会」が終了しますので、宜しくお願い致します。今シーズンも本当に沢山の方が、スケートボードを真剣に頑張って下さいました。本当にお疲れ様でした☆

次回、「HTスクール秋の会」は、9月中旬〜10月にスタートしますので、宜しくお願い致します。

話は変わりまして、いままで頑張って書かせて頂いてきました当ブログ。私本人30年以上も滑り続け、この世界の「全ての感動」をやり終えた者として、誤解をおそれずに言いますと「自分自身への出来事ではもう喜べない世界」にまで到達してしまっています。(もちろん生徒さまと過ごさせて頂くお時間は、みなさまとお会いできるという意味では私の生き甲斐であり、本当に楽しく感謝しております!)

ですので、私がこれ以上スケートボードの世界で喜びを感じ続けるには「他人を助ける」「目の前の方が喜んでくださる」ということが唯一、私に残されたこの世界を楽しく感じる方法だと感じております。これは今急に思ったことではなく、gスケートパークで大規模なHTスクールを始めさせていただいた頃から10年以上ずっと感じていることです。そしてその気持は一切ブレずに益々強くなっています。

当ブログ(HTスクールブログ)が皆様の何かの参考になれば、これほど嬉しいことはありませんが、私が一方的に綴る内容以外にも、みなさまが知りたいことはあるのではないか?と思うことがあります。

しかし、この場で実技のノウハウへのご質問に答えてしまっては、有料でHTスクールに来てくださっている方への不公平となりますので(これまでも出来るだけ実技については、当スクールの生徒さまもご理解くださるだろう範囲内を意識して答えてきました)、

もし読者の皆様の中で、私に聞きたい実技以外の質問(メンタル面、環境、感情、リスク、迷っていること、不安なこと、嫌な気持ちになったこと、スポンサーとの付き合い方、チームとは、大会とは)などがありましたら、このブログでお答えできればと思っています。そしてもしこのスタイルが、今後の当ブログの新しい形の一部になればと思っています。

私は、もう人には勝つ必要もありませんし、偏見や誤解があっても「そうですね」と落ち着いて対応し、それによって何かが危うくなるという立場でもありません。ということはカッコをつけたり、自分を過大に見せる必要がないところまでこれました。別に気取らずに、誤解されてもいいのです。スケートボーダーとして失うものがないのです。

その余裕によって、他では受けられないアドバイスを、このブログで出来ればと思っています。そして私のアドバイスは必ず自分もちゃんとやってきたことしか言いません。

人生は結局みなさん一人ひとりの気持ちが良くあることが大切です。だから、「これは正しい・間違え」という感覚に縛られず、みなさん一人ひとりの感じ方を大切にできればと思っています。しかし全員が共通していることは、親に産んでもらって、成人するまで保護してもらって、食べ物・電車・ガス・水道・何もかも全部他の人の働きによって今があるので、それの感謝を忘れている人に対して「あなたの気持ちを大切に」とは言いたくありません。

こんなことを書いてしまうと質問しにくくなるかもしれませんが、スケートボード界に対する些細な質問や疑問があればおっしゃってください。またやはり、私は実際にHTスクールにお越しくださる生徒さまを優先にすることが道理(えらそうな言葉ですみません!)だと思っておりますので、そこはしっかり差をつけることは、ブログ読者さまにご理解いただけましたら幸いです。


話は長くなりましたが、今年は特に猛暑。熱くても速乾性の長袖を着たり、帽子やタオルで日光を防いで、楽しくスケートボーディングしてください。

ボードはウソをつきません。あなたがそういう指示を与えているだけなのです。きっちり美しすぎるメイクが出来たとき。ぜんぜんダメな動きに成ったとき。すべてはあなたの足の指示です。これほど忠実で可愛いスケートボード。ぜひ手なづけてあげて、ますますカッコいいスケートボーダーになってください☆

PS:ご質問やお便りはコメント欄から宜しくお願い致します。

2017年7月26日
1001回目の投稿
神戸市 六甲山からの風を感じながら
多田 ハジメ


HTスクール 2017年7月8日

いつもありがとうございます☆
昨日は梅雨の合間の晴れにめぐまれ、HTスクールを開催させていただきました。

参加される生徒さまは、みなさんスケートボーディングに対する姿勢が本当に真剣な方ばかり。感情が安定され、程よい緊張感で、和やかな気持ちでご参加くださっています。そして「できる・できない」に関わらず、講師が言ったことをちゃんと挑戦してくださる(行動をなぞってくださる)お姿に、わたしも大変感謝しながらレッスンさせていただきました。またそれぞれの生徒さまが、部分的には、先生になってもらっても良いほど、美しいフォームでこなしてくれたシーンもありました。

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↑奈良県からご参加の生徒さまのオーリー!学校の科目もちゃんとされ、他にも沢山の物事に興味をもち、どんなことに対してもとても勉強熱心な生徒さまです。(当スクールは大人の方限定のレッスンですが、その情熱で特別にご参加頂いております)

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↑大阪府からご参加の生徒さまのオーリースタンスです。スケートボードは一見4輪の乗り物ですが、当スクールのお越しの皆様なら、どの部分のウィール(タイヤ)に重心がきちんと乗っているか分かっていただけると思います。この日も基礎編レッスンとは思えないほど、難しいバランストリックを頑張って挑戦してくださいました。レッスンさせて頂きながら、私が心のなかで「これはもっといける」と感じることは、どんどんお伝えしてゆきます。それらの点と点の技術は、将来必ず繋がりますので、楽しんで頑張ってください!

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↑地元神戸市からご参加の生徒さまのオーリー!入門されてまだ1ヶ月ですが、既にノーズがここまで上がっています!HTスクールにご参加くださる皆様は、競技の為のスケートボーディングではなく、心身の健康や、お仲間の方々と一緒に同じことへチャレンジする楽しさを大切に頑張ってくださっています。もちろん上手く滑られる様になることは、とてもカッコイイことですので、「本当に乗れているライダーになってもらうこと」を目指してレッスンしております。

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↑地元神戸市から一年ぶりにご参加くださった生徒さまのオーリー!たとえお時間が空いてしまっても、ずっとHTスクールを覚えて下さって、再びご参加頂けることに非常に感謝しております。フラットでのバランス感覚が素晴らしく、レッスン中も何度もこちらが見とれてしまうぐらいでした。今回改めて、「複数の生徒さまでレッスンすることはとても良い」と感じたことは、生徒さまがお互いに刺激し合えるということです。先生は出来てあたりまえ(上手くなって頂くためには本当は「単なる隣の人が出来た」と見て欲しいのですが)。でも隣りにいる生徒さまがメイク出来れば、その現実の波が参加者全員に広がります。急に空気が変わるのです。技によって出来るひとがドンドン入れ替わることも面白く、滑る人の数だけアートがあるなと感じました。

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昨日は本当に暑かったですが、みなさま水分補給に気を付けながら本当に頑張ってくださいました!
お疲れさまでした☆



 

オーリーの知識

新米さんよりオーリーに関するご質問をいただきました。新米さん、またブログを読んでくださっている皆様、いつも誠にありがとうございます。m(_ _)m

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 多田プロが昔に投稿したエンド・ウォークの重要性、今でもウォームアップに必ず取り入れており、着実に上手くなれてる気がします。自分の身体のクセなども理解してくると、ますます楽しく滑れます、しかし私には悪いクセがあるのか、恥ずかしながら進行方向のオーリーが苦手でフェイキーだとめちゃくちゃ安定してしまいす。ちなみにグーフィーです。
 進行方向へのオーリーがなかなか出来ないのは初心者のころにフェイキーばかり練習してしまい、フェイキー癖が染み付いてしまったのかと分析しております。こういった場合、身体のクセをとり進行方向の練習を徹底すべきか?あるいはフェイキーは才能だ!と割り切って練習すべきでしょうか?
 割と真剣に悩んでおります。多田プロのアドバイスをお願いします。
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以下私、多田 ハジメからのアドバイスです↓

 ご質問お伺いしました。フェイキー側(後進・バックワードとも言います)のオーリーの方が上手くいく方は実は結構いらっしゃいます。なぜなら、
前進オーリーの様にテールを真下に蹴るのではなく、フェイキー側オーリーだと、斜め後方(自分の真下のエリアより外)へ蹴って、それを現在の位置にボードを引き戻す形になるからです。

1、
前進オーリー:
 自分の真下(エリア内)に蹴り落とした板を、次はちょっと前方へ突き出す様に引き上げてやらなければいけない。

2、
後進オーリー:
 自分の真下のエリアよりもちょっと外側に蹴り出した板を、次のアクションで引き戻してやる動作。(この原理に基づけば、「進行方向側の末端」を蹴るノーリーも同じことになります。)

 おそらく新米さんは2の動作のほうが出来ているかも知れない☆ということです。
人の骨格は「押し出す」よりも「引き戻す」方が自然で無意識にできてしまうものです。テールを遠くへ蹴ることで、本来「押し出す」はずの次のノーズの擦り上げアクションを、「引き戻す」形で解決できるのです。

 ちなみにその場停止したオーリーでは、どちらのタイプも試すことができ、私も教える時に、教科書通りは1ですが、前足での引き上げがご理解できていなさそうな方々の為に、2を提案することはあります。しかし2はノーリーかバックワードオーリーの時以外は、高さに対してロスする方向へのアクションですので、高さを出すためのオーリーとしては良くありません。ですので最終的には1の本当の蹴り方をマスターすべきだと思っております。

 私はスケートボーダーで在るためには2つの相反する思考を同時に持ち合わせることが必要だと思っておりまして、一つは神さまから与えられた自分らしさ(気持ちよく自分が得意な技や動き)を満喫して滑ること。これは誰もマネができません。例え他の人に同じことができても感じられる満足感も人によって異なります。手の先から足の先のフォームまで、私たち一人ひとりが「この世にいる間」しか目にできない滑りです。言い換えれば、その人だけが説明書を握って生まれてきたようなものです。

 もう一つは、苦手なことを克服する楽しさを知ることです。経験がある私がこの正体を明かすと、「自分は苦手だ!」と思い込んでいる技の中に、
実は得意なことが20個ほど隠されていると思います。ですので苦手なことを克服することを、適切に言い直すと、気づけていない得意なことを探し出す作業だと言えるのです。皆様の能力を出し切れていないことが必ずまだ存在するのです。HTスクールではゼロから教えさせて頂くだけではなく、年数を続けられておられる生徒さまへは「いまの◯◯さんに、それが出来ないわけはありませんよ!」と苦手意識の克服にも力を入れています。

 この2つの思考のとおり、ぜひお得意なことを更に深める日、他に気づけていない得意なことを発掘する日、などにわけて楽しんでみてください。私の場合は、たくさんの生徒さまのお陰で、責任感として自分が克服し今では好きになれた技も沢山あります。

 あと忘れてはいけないことは、メイクよりも何よりも貴重なことは、スケートボーディングに関わらず、ものごとに挑んでおられるお気持ちです。私はマスターされた方の素晴らしい流しのオーリーよりも、入門者の方が恐怖心と戦いながらされる練習される姿から方が、心を打たれます。そこには上級者が失いがちな謙虚さがあるからです。感動だけではなく、上達という意味でも、長年多くの人々をレッスンさせて頂いてきて感じることは、「伸びしろ」は、その人がもつ能力ではなく、残された謙虚さにあるということです。


 メイン、バックワードともに頑張ってください☆

多田 肇


スケートボーディングを人生のストックに

わたし(多田)は、スケートボーディングが「楽しかった!」で終わってしまう「それっきり」のものではなく、そこから得た教訓は、私たちの将来にずっと役立つべきだと思っています。

それっきりで終わるものをフローと言います。流れて消えてしまうということです。逆に一度やったことが、末永く役立つことをストックと言います。蓄積という意味です。フローとストック。HTスクールが大切にしているのは、スケートボーディングによる経験を、人生の「ストック」にすることです。半年で辞めてもいい。5年滑り続けてもいい。とにかくストックにして欲しいのです。

例えばスケートボードは「パワー」ではなく「バランス」と「反応の早さ」です。人と比較して勝ち負けを競うものではなく、完全に個人の世界であり、自分の感覚を磨くものです。それは「生物としての能力アップ」なのです。

上手くやろうと欲を出せば出すほど、精神が不安定になり上手く滑ることが出来ません。ボードは常にあなたの司令を反映します。それはボードがちゃんと動いてくれない時でさえ。いつもあなたの心の状態を映してくれているのスケートボードです。

このように一見、がんばらない、興奮しないという「抑える技術」が、むしろ「より大きな成果」を招く、という、人間社会にも通ずる教訓が、スケートボーディングにはあると感じています。

HTスクールは、スポーツの経験は、人生に役立つものであるべきだと思っています。

2017年4月のHTスクール

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今月もスケートボードを熱心に学ばれる方々にお越しいただき、HTスクールを運営させて頂いております。↑最初は奈良県からご参加の生徒さま!この日、ハイスピード・プッシュのコツを掴まれ、プッシュがとても速くなりました!これ以上の速さは、並行して強力なブレーキングを学ばないといけませんので、ぜひ慎重に頑張って行きましょう!プッシュで足払いした瞬間の写真ですが、蹴り上げたソールがまっすぐ向いており美しいです。この後、半分下げたぐらいでソールがハの字方向に45度になり、テールに戻る頃にはきっちり横向き90度となります。HTスクールではプッシュに最適な足の角度は?ボードに戻す時に一発で安定あるスタンスに戻し、次のアクションにロスなく構えられる足の向きはどうするのか?こうしたことを学んで行きます。この日も本当に頑張ってくださいました!



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↑大阪府からご参加の生徒さまのノーズアップ!このあとノーズを踏んで、合計4輪が無事にバーを通過することになりますが、写真の次の瞬間にノーズを踏むアクションが待っているのに、写真ではノーズを踏むための前足が、あえて完全にノーズを踏んでいないのはなぜでしょう?スケートボーディングでは、それぞれのアクションに最高のスタンスを選んでいたら、時間をロスして前後のアクションの妨げになってしまいます。ノーズを踏みたい!しかし安定感も失いたくない。そうした時に、何十年もスケートボーディングしてきた人だけが、自然にやってしまっている熟練の知恵というものが存在し、そうした秘密を、HTスクールでは入門後すぐに学んで頂いております☆



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↑奈良県からご参加の生徒さまです!本当に上手になって来て、他にも素晴らしいお写真がありますが、HTスクールだからこそ、あえて基礎的なプッシュのお写真を選ばせてもらいました。頭が前足より少しリードしており、これはプッシュ後のバランスの良い加速を証明しています。ここで頭がリードしすぎていたり、前足の方が前方にでていれば、体幹がしっかりしていないということになります。
また、全体重を前のひざ一本で支え、かつボードという不安定な乗り物の上で安定させ、しかも速度がついている。素晴らしいことです。全身の柱となる前ヒザがしっかり曲がっているので、体勢が低くなり安定、プッシュの後ろ足も、より後方まで届くので、深く蹴る(ストロークする)ことができます。
技を技ではなく、その人にとって「単なる動作」となったとき。この時こそ「本当に身に付いた」と言えるのではないでしょうか。

HTスクールへお越しくださっている生徒さまは、みなさまレッスンの後に「ずっと滑っていたい!」と仰られる方や、休憩中もニコニコ話してくださり、人と人という形でのふれあいを楽しんでくださったりと、本当にみなさまのお人柄に感謝しております。HTスクールの参加者さまは、だれひとりとして、技術的に他人との上下を比べるという感覚をもっておらず(これは本当なのです)、みなさんがご自身主体でスケートボーディングを愛されています。そして凄いなと感心することは、それでいて他の生徒さまへの配慮もちゃんとしてくださるということです。

本当に見た目はわたしが先生をさせて頂いているだけであって、わたしも生徒さまからいつも沢山の事を学ばせてもらっています。

いつもありがとうございます☆

2017年 春休み 復活スケートが新しい

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春休みになり、神戸市中央区にある みなとの森公園 にもスケーターが増えてきました。

つい最近までは、「新しい生まれたてのスポーツ」という印象のあったスケートボードですが、

ぼくも1987年にはじめてブランクなく30周年という年月が経ちました。

そしてその長さは、当時おなじ時期に始めた人たちにとっても、おなじ時間が経ったわけです。

「ひさしぶりにやってみようか」

ぼくが最近「これは新しいムーブメントだな」という光景は、

今までは、入門者さん、スケートボードの世界に身を捧げているバリバリスケーターさんやマニアさん、こうした3タイプの方だけだった(中間レベル層が非常に少なかった)のが、

新しく、過去にライフスタイルや趣味でやっておられた今30歳以上の方々が、ふたたび「思い出し組(私の造語です)」として、再びスケートボードをエンジョイされている層が多く現れ始めたことです。

先日も みなとの森公園 で、アメリカ人とオーストラリア人の2人の30代スケーターに話しかけてみると、「15年ぶりだよ!」「昔はフリップも出来てたんだけどね!」「日本に来たばかりでセッティングが気に入ってないんだけどね!(笑顔)」「ワンフット・オーリーどうやるの?」と、とてもポジティブな口調で、素直に「いまの自分」で滑りを楽しんでいました。

こうした「思い出しスケート」される方が一つのムーブメントとして世界に共通して現れはじめているは、とても良い現象だと思っています。

思い出しスケートの方々は、過去の自分のマックス・レベルの技が出来ないこともあるかも知れませんが、それにクヨクヨすることなく、「あの時の楽しかった空気感を、もう一度味わうには、絶対的な上手さじゃないんだ!」という年齢を重ねた悟りによって、ふつうの社会生活から再びスケートボード・フィールドに戻ってきて、より寛大な心で楽しまれています。

ですから皆さん、昔の自分ほど技ができない自分を恥ずかしいと思わずに、どんどんフィールドに出てきて頂くことが、新しいムーブメントになると思います。

HTスクールで、もういちどあの時の世界へ飛び込みたい!という方へ、またもちろん、これからスケートボードを始められるフレッシュな方へのサポートもさせて頂きます☆

いつもありがとうございます。 

多田 ハジメ
 

ベアリングのお話

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ベアリングのパーツは5種類。
・アウターレース(外筒)とインナーレース(内筒)
・7個のボール
・ボールの間隔を保つリテイナー(工業的にはボールケージ ”ボールのカゴ”と言います)
・側面のシールド

になります。

ベアリングを掃除する時に一番痛めやすいのがボールケージで、BONES社の場合は柔軟性のあるクリアーブラウンの樹脂でできているので、外す時にどこかの一点だけを引き上げると、樹脂が反ってしまいます。ですのでどこかの一点を引き上げ(外してしまわずに)軽く脱落させ、新たにその反対側を持ち上げて外してあげると、ボールケージをゆがませずに外すことができます。

考えてみると、アウターレースはウィールを通じて常に「地面の存在」に従います。

そして、ライダーの体重はシャフトを通じて→インナーレースに掛かり(荷重し)ます。

ボールが、アウターレースとインナーレースの板挟みにあうのです。

と、言うことはもしライダーの体重が60キロとすると、一つのインナーレースに15kgも荷重することになり、インナーレースの真下に位置するボールは1個しか(通り過ぎる時でも偶然2個ぐらいしか)ないので、現実的に体重の数倍の負荷が掛かる着地も含めると、この小さな鉄の玉たった1個に20〜30kgもの重量が掛かっていくわけです。(BONESは激しい使い方をするコンペティターが「2年ぐらい乗ってもビクともしないよね」と言われる事が多いのは、普通ではなく、実はとんでもないことなのです。これは正しいメンテナンスを続けた上での話であり、ぼくの個人的な経験ではREDSシリーズは乗り心地がBONESらしくない事と、シールドの脱落が多いので、避けたほうが良いかと思います。)

話をたった1個のボールに体重が掛かるということに戻し、そう考えると、オーリーを停まって練習するような「静止状態」ではなく、走りながら着地したほうが(衝撃を支えるボールが、立ち代わり入れ替わり交代させている方が)、ベアリングに優しいことが分かって来るでしょう。HTスクールが「目に見えることだけではなく心の視力も養いましょう!」と言うのはこうした理由もあります。

7個すべてのボールに同じだけ負荷を分散するにはどうすればいいのか?という発想は当然でてくるわけですが、それは理論的には、やはり真下の地球の中心に近いボールが一番負荷を担うことになりますので、頑張って半分より下にある3個ぐらいのボールに負荷をうけおわせるという事ができれば理想ですが、それにはそうとう各パーツを精密(隙間がない状態)に造り上げることが必要ですが、隙間が減れば減るほど、今度は「機械抵抗」というものが生じるので、ワンプッシュでの伸びが悪くなると考えられます。

そこでBONESを作るパウエル スケートボードの創始者でありスタンフォード工学博士のジョージ・パウエルの意見なのですが(ぼくもサンタバーバラで直接ジョージに会って話を聞いてきましたが)、BONESベアリングは、スケートボーディングに使われるベアリングの品質表示に「ABEC」で判断させることに反対しています。

詳しくはこちらに掲載されていますので、気になる方は翻訳してみてください。

ABEC VS. SKATE RATED

http://bonesbearings.com/support/maintenance/


ぼくは以前、BONES・POWELL日本総代理店でスケートボード部門の代表をさせて頂いていた時に、これを翻訳して日本版に作り直して、全国のスケートショップに配布させてもらいましたが、

簡単に言うと、「F1マシンをオフロードで走らせると、激しい衝撃や砂埃によって、すぐにダメになってしまう。工業製品(例えば衝撃ゼロの静止状態で回すエアコンなどへの用途)の精密基準であるABECを、→そのまま、人の体重の何倍もの負荷が掛かったり、あらゆる角度から強引に着地したり、砂埃がまいあがるスケートボーディングフィールドに、せかっくのABEC規格を持ち込んだとしても、本質的な意味は薄いし、その評価に高いコストを使うのも疑問である」というものです。

ぼくも実際過去にABECでとても高い基準のベアリングをテストしたことがありますが、着地がとにかく硬かった。例えば自動車の構成は極端に言うと「鉄」で作られていますが、それではカチカチです。それを和らげるためにアームというタイヤを上下させる「腕」がついていますが、各アームの支点(関節)を金属同士で触れさせるのではなく、かならず間にブッシュという硬質のゴムを挟ませています。こうしなければ高周波のロードノイズを消せないそうです。(スケートボードのトラックをクッションゴム無しで、金属100%で作ったらもの凄い振動ですよね)

ちょっと極端な比喩ですが、実質金属だけのベアリングも、BONESになると精度も強度も維持したまま「やわらかい」乗り心地なのです。

ABEC基準の高いベアリングは、そうした金属感の高い乗り心地に感じで、ヒザに悪い気もして一日でテストを辞めた記憶があります。

そしてジョージはABECではなく、SKATE RATED(スケートレイテッド)というスケートボーディングの為のふさわしい基準を考案し、その精密さと乱暴に使われることへのタフさ、またコンクリートや高周波振動を繰り返すアスファルトの不快さをできるだけ和らげて、かつ路面状況を的確に伝えるというバランスの優れたベアリングをBONESというブランドで提供し続けています。(ちなみにぼくはメインのボードにSWISSセラミックBONES。サブボードにSWISS BONESを使っています。)

もちろんぼくはこれを書くにあたりアメリカのパウエルからも、日本の代理店からも、何も頂いておりませんが、少なくてもHTスクールからご購入いただいたボードに乗られている生徒さまには、ぜひお使いの道具に誇りを感じて頂いて、プッシュ一つが非常に楽しくなってもらえたらと思います。そして、日本の多くのスケーターさんにも、趣味をフィーリングだけで楽しむのではなく「理論的」にも楽しんでもらえたらと思っています。

今まで目で見えなかった世界。「いまボールが必死で回って、文句も言わずに自分を支えてくれてるんだ」と心の視力が芽生えれば、「今夜、オイルでもさしてやろうか!」と思えるかもしれません。そして自分で手を汚してメンテナンスすることで、道具の異変(オイルの粘度、サビ・埃や砂利の混入・オイル切れ・ケージの割れ・シールドの凹み、アウターとインナーレースのガタなど)に気づくこともできます。

ベアリングに関しては、お話するとまだまだありますが(ウィールとの兼ね合いなど)、大きな点を書かせて頂きました☆

あと、側面のシールドは、BONESの場合、スケーターが外しやすいように金属の薄いプレート上にラバーコートしたものです。縫い針の先をかるく表面のラバーコートに引っ掛けることで、シールドを外しやすくなっています。これも非常に歪ませやすいので、シールドもデリケートに扱ってあげてください。

そしてこれを読んで下さったことで、あくまでも沢山の考えのなかの「一つの考え」として受け取って頂き、けしてABEC式のベアリングを扱われておられるお店さまなどが気を悪くされる質問や発言をされないようにしてください。世界には様々なポリシーが存在し、みんな違うから、選ぶ楽しみもあるし、誇りの数もあると思っています。また、あえて良いものを外すロック的なクールさがあるのもスケートボード界独特の文化です。

ただ「ベアリングスポンサーを裏切ってでも、実はみんな使いたいのはBONESだ」と言われるほどの理由は確かにあると思います。もっというと「この人が作ったウィールがいかに凄いか」ということも気になってくると思います。

多田 ハジメ


HTスクール2017年 春の会スタート☆

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いつもお世話になります☆
お陰さまで、今月からHTスクール2017年 春の会をスタートすることが出来きました。引き続き、みなさまご遠方に関わらずご参加いただき誠にありがとうございます!

今シーズンをスタートして一番驚いた事は、生徒さんのみなさんが「これまでに習った所を、忘れていなかった」ということです。これは、生徒さまの努力がすべての要因ですが、私の教え方も常にアップデートしておりますので、それが影響していれば嬉しいです。

スポーツを始めた直後は、だれもがハッピーです。それを「やっているだけ」で幸せになれるからです。しかしやがて、周りの人たちと自分との差(違い)が気になり始めて「楽しむ」という本質を忘れてしまいがちになります。逆に得意技であっても、周りのみんながやっていないという理由だけで「こんな技できても必要ないのかな?」と思ってしまうかも知れません。

その為に「何かを学ぼう」とされる人には、「基準となる人」「ひっぱってくれる人」 時には「守ってくれる人」が必要で、そうした存在があれば、悩まさることなく、いつまでも「楽しむ」という本質を忘れずに滑ることができると思います。(昔何かで楽しかった経験がある人は、そういう存在がいませんでしたか?)HTスクールがそうした存在に成れれば嬉しいなと思っています。

今週末、来週末もご予約をお受けしておりますので、引き続き今シーズンもスケートボーディングを楽しみましょう!


PS:お写真は奈良県からお越しくださっている生徒さまのフロントサイドターン!程よく余らせたテールスタンス、踏み込んだテールの乗せ場がちょうど路面(地球)と平行になっている安定感など、今回も素晴らしいバランスを学んで下さいました☆

 どんな方に対しても、HTスクールでは、もし目標が360度ターンだとして、回っただけで「できましたね」とは判断しておらず、それがなぜかと言いますと、将来壁にぶつからない様に、例えば「それを2〜3倍の時間を掛けてスローに出来ますか?」と言う様な、HTスクール独自の深い問いかけをさせて頂くからです。

もし素早い360ターンだけで「出来た!マスターしたぞ」と思われている方でも、「ゆっくり回ってみましょう!」となると、まずは傾いた身体によって散らばっている重心をもっと中心点におさめ、走らせてしまっている後輪を走らせず、それによる不要な横グリップとそれに依存したフォームの修正など、沢山の学ぶべきことに気づく事が出来ます。

そして「そうか!」と一気に目覚められ、「ウィールの接地理解など、最初から学び直そう」と思って頂けるかもしれません。そして、はじめからお越しくださる方は、最初からクセのないフォームを学べると思っています。

いつもありがとうございます☆ 

多田 ハジメ

おはようございます。

本日もHT Sk8 Schoolをさせていただきます。また先のご予約も頂いておりますので、お会いできますことを楽しみにしております。

まだまだ寒いので、練習中の手袋や、休憩用のジャンパーなどお持ちくださいませ☆

シーズンの最初は、冬の間休んでいた身体へいきなり強度な指令をだす動きをしてしまいがちで、その為に背筋や腰、ヒザを痛めやすくなります。上手く滑る必要はありませんので、ゆっくり再開して行きましょう。

この春スケートボーディングを始めれたいという方がおられましたら、お気軽にご参加くださいませ☆

HT Sk8 School
多田肇オーリーレッスン動画









ぼくの推奨アイテム↓


↑バーティカルランプやボールやプルーといったスケートスポットを鑑賞することで、「あれを何と呼ぶのですか?」という質問力が付く入門者に最適なDVD。この一本は技の宝庫!スケートボーディングの「渋さ」を存分に味わえます。プロでさえ、この作品を観なおすことで、良い滑りには「余裕」が必要なのだと目からウロコ状態になります。ここのお勧め欄に乗せることで現在完売になっておりますが、チャンスがあれば是非ご覧ください。多田肇

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↑いまHTスクールで一番オススメするスケートボードDVDです。スケートボードからファッションやカルチャーといった後から派生した価値観を切り離し、本質的にスケートボードの魅力を追及するドキュメント作品です。一作目からの視聴をオススメします。多くの方が当ブログの推奨DVDを続けてご覧頂いておりますので、Amazonでも関連商品表示されるようになっております☆多田肇

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↑マイクバレリーは僕が感じているようなことをこのDVDのなかで代弁してくれています。競争をするな、ファッションで仲間を差別するな、思ったら行動しろ、というところなど涙なしでは観れない作品。ぜひライブラリーに加えてください。多田肇
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多田肇プロフィール
神戸生まれ。プロ・スケートボーダー。1997年AJSA全日本プロストリート準優勝。日本のスケートボード・スクールのパイオニア的存在。14歳で始め17歳でプロ転向。21歳で大手国内メーカーHASCOに入社。トニー・ホーク、マイク・バレリー、スティーブ・キャバレロ等、全米TOPプロ達の日本案内役を果たす。 2000年限定で渋谷に事務所を移転しドラマ、メディア活動に集中する。2007年には1年限定でメーカーに戻り部長就任。落ち込む売り上げを160%に回復させる。現在HTスケートボード・スクール代表。 Eメール ht.sk8school@gmail.com ツイッター https://twitter.com/ProSkaterHajime
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多田肇(タダハジメ)公式Twitter:スケートボード界の光と影を全部見てきました。対象読者:快適さやプライドよりも「成長」を優先するひとへ。
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多田肇イチオシです☆


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