日々のことわり

小説、ノンフィクションの読後感、個人的にオススメの面白かった、感動した本をつれづれに!

冲方丁

ばいばいアース5

人々が動物の姿をとる世界で、ただ一人毛皮も無くのっぺらぼうとしてうまれた少女。自らを受け入れてくれる世界を探す旅人となる。なんという世界観、なんというストーリー、この作者の着想は、その才能はめったに出会えるものじゃないと思います。最近なんと時代物で直木賞候補となりましたが、賞を取るか取らないかは関係なく稀有な作家として今後の作品が楽しみです。
ばいばい、アース〈上〉
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ばいばい、アース〈下〉
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冲方丁『マルドゥック・スクランブル(圧縮、燃焼、排気)』5

サイバーパンクSFにして、マトリックス、『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』の世界観、加速度的に戦闘能力を高めるヒロイン、知性をもつネズミの姿をした万能兵器としての相棒。戦闘場面の壮絶さだけでなく、カジノでの、読んでいるだけで胃の痛くなるようなギャンブルバトルの描写、とにかくこれだけの内容を圧倒的なスピード感で一気に読ませるこの作品、ぜひ一読を!!
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あさやん

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