http://www.asahi.com/science/update/0326/TKY200903260343.html
08年に世界で最も多く引用された科学論文は、東京工業大などのグループによる新しい高温超伝導物質発見の論文だったと、学術情報などを提供する米トムソン・ロイター社が発表した。この論文は同年3月に米化学会誌に載り、年末までの引用回数は249回にのぼった。
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論文は読んでないし、専門外なのでよくわかりませんが、すごいですね。
悲惨なポスドクの姿ではなく、こうした優れたポスドクもどんどん取り上げていってほしいと思います。アカデミック分野にもイチロー選手のようなヒーローがいれば理科離れは止められるはず。
仕事の打ち合わせが14時過ぎに終わり、速報ニュースを見たら9回裏。
日本が3-2で勝っていて、ダルビッシュが投げている状態。
取引先に電話をかける予定だったんですが、結果が気になってしょうがなかったので、決着が着くまで速報ニュースのリロード連打してました(笑)
ワンセグが付いていないケータイを選んだことを悔やんだのは今日が初めてですね。
周りの同僚も気になっていたらしく、「打たれた!」「ここにきてイチローの打席だ」「打った!」みたいなことを誰かしらが実況していました。
優勝が決まる前後の時間の日本は、確実に生産性を落としてますね。
国会議員ですら気になってたみたいだし。
WBC連覇:国会そわそわ ワンセグ見入る議員
http://mainichi.jp/select/today/news/20090325k0000m040095000c.html
試合が終わってから取引先に電話をしたら、先方も開口一番「日本勝ちましたね」だって。。
実は正月明け直後から仕事で沖縄に1ヶ月半滞在してました。
1月、2月といえど沖縄は暑い日が多く、普通に日焼けしちゃいました。
レンタカーの走行距離は合計3,800km。
3年くらいまともに運転していなかったので最初は不安でしたが、最後の方は土地勘もつき、カーナビなしであちこち行けるようになってました。
東京に戻ってきてからは、花粉症に悩まされています。
血液検査を受けてみたら、スギ花粉にしっかり反応し、これまで自覚症状のみで花粉症だと思っていたのがデータで裏付けられてしまいました。
最近は、病院で処方してもらった薬を毎日飲みつつ、マスクをして外出する等対策を徹底しています。
スギ花粉のない、沖縄に戻りたいです(笑)
■現状は―4大学で非常勤 年収140万円
塾の講師、図書館の棚卸し、学校の警備員――。いったい、いくつの職業を経験しただろうか。10年余り、年収100万〜150万円で暮らした。大学の教員には、100回以上応募。しかし、なしのつぶてだった。
新田伸也さん(46)が東北大学で理学の博士号を取得したのは96年。それから、長いフリーター生活が続いた。08年春、ようやく、国立の筑波技術大学
(茨城県つくば市)の准教授になった。「自分よりはるかに優秀な先輩たちが次々と脱落していくのも見てきた」と振り返る。現在の年収は約750万円。「自
分は幸運だった」と実感している。 東京都の男性(41)は02年に一橋大学で法学博士号を取得した。大学教員の公募に30回以上応募したが採用されず、
四つの大学で憲法や法学などの非常勤講師をしている。昨年の年収は140万円ほどだったが、「最近では一番高い方」という。
(記事全文)
元記事にイラストがあるんですけど、このイラストが...(笑)
「ようこそ博士課程へ」と書かれた看板を見て進むと、研究者の道は渋滞している。企業への分岐もあって、研究者への道よりすいているけど、その先の企業のセリフ・・・「特に優遇はしてないけど」
ある意味、状況を簡潔に表していますね。。
記事の最後に博士課程の定員を減らすかどうかで意見が分かれているというのがありますが、個人的には絶対減らすべきだと思います。明らかに需要と供給のバランスがおかしいわけだから。一端人数を減らして少数精鋭にして、それから社会の需要によって人数を増やしていけばいいのではないでしょうか。
経済産業省は、博士号を取得しても定職に就けず、非正規労働者の位置付けで研究を続ける理工系の「ポストドクター」(ポスドク)の就職支援に乗り出す。
高度な専門知識を持ちながら就職難に苦しむ若手研究者に4月から約1年間、民間企業で働く機会を設ける。実力が認められれば正社員への道が開けるという。
1月下旬から約200人の若手研究者の公募を始め、2月下旬に書類審査や面接を行う。このうちポスドクは60人で、独立行政法人の産業技術総合研究所と、家電や情報通信、食品などの企業との共同研究に研究職として参加してもらう。
このご時勢に、若手研究者(ポスドク)200人、学部・修士卒も130人支援するらしい。学部卒を支援する必要はあるのか?と思うも、研究支援職というのであれば納得。対象人数は少ないものの、380万円〜450万円の給料は相当魅力的なのではないでしょうか。
著者:あらし
2008年 東京大学大学院修了
農学博士
現在は某ベンチャー企業に勤務
連絡先はこちら↓
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