PCのメモリをテストするのによく使われているMemtest86というソフトがあります。 一般にはFDやCD-Rに焼いてそれでブートして使うことが多いかと思いますが、 PXEでネットワークブートして使うこともできるようなので、実際に試してみました。

Memtest86 と、それから派生した Memtest86+ がありますが、よくアップデートされていて最近のチップセットにも対応している Memtest86+ を使うことにします。
これはFedora Core 3のISOイメージにもisolinuxディレクトリ以下に含まれています。 なぜかx86_64版のイメージにはありませんでした。

今回は最新版を使うために Memtest86+ の「Download - Pre-Compiled Bootable Binary (.gz)」 からバイナリをダウンロードしました。 これを解凍してできたmemtest86+-xxx.binを、サーバの/tftpboot/linux-install/以下にmemtest86としてコピーしました。

ネットワークで起動する環境はすでに整っています。 (PXEでネットワークブートしてLinuxをインストール
memtest起動用にPXEブート用のサーバ側の設定ファイル /tftpboot/linux-install/pxelinux.cfg/ 以下の設定ファイルを以下のように変更(青字部分を追加)しました。 これで、boot:プロンプトで memtest と入力すれば、Memtest86+が起動してメモリテストが始まります。

default fc3
prompt 1
timeout 150

label fc3
  kernel vmlinuz
  append load initrd=initrd.img devfs=nomount
label memtest kernel memtest86
Memtest86専用の設定ファイルにするなら以下の1行だけでもできます。 この場合は、boot:プロンプトは表示されずに、自動的にMemtest86+が起動します。
default memtest86

次回はこれをシリアルコンソールでやってみた時のメモについて投稿します。 シリアル接続すれば、テスト結果のログを取るのに便利ですね。

以下のページを参考にしました。
@IT:PCのメモリテストを行うには
Memtest86 - KOBUN