PCエミュレータの VMware Playerが公開され、私もRHELとSLESを試してみました
VMware Playerだけでは仮想マシンを作成することはできないということでしたが、すでにいろいろな方法が公開されて、 自分の好きなように仮想マシンを作成できるようになっています。
今回はQEMU付属のツールでディスクイメージを作成し、Linux(CentOS)をインストールしてみました。

以下のサイトを参考にしました。
μ memo: VMware Playerのみで新しいVirtualMachineを構築する
How-to: VMware player modification - hack a day - www.hackaday.com _
Install Gentoo Linux on VMWare Player on Windows XP | FuCoder.com
VMware Player with your own Windows XP Professional Virtual Machine
virtualization.info: How to launch ISO and use LiveCDs inside VMware Player

以下、ノートPCのLet's note CF-W2のWindows XP上で、VMware Playerを使ってCentOSをインストールする手順です。

1. 必要なものを準備
VMware Player
QEMU on Windows (qemu-0.7.2-windows.zip)
CentOSのインストールCD

2. ディスクイメージ作成
今回CentOSをインストールするフォルダを C:\VMware\CentOS として作成。
QEMU付属のqemu-img.exeを以下のようにファイル名を指定して実行。
ディスクイメージのサイズはとりあえず8GBにしてみました。

C:\QEMU\qemu-img.exe create -f vmdk C:\VMware\CentOS\CentOS.vmdk 8G
この時点で実際にできたファイルのサイズは1088KBでした。

3. VMwareの設定ファイルを作成
notepad等で C:\VMware\CentOS\CentOS.vmx を以下のような内容で作成。

config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
memsize = "256"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "CentOS.vmdk"
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
floppy0.present = "FALSE"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "CentOS"
guestOS = "redhat"
nvram = "CentOS.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d f3 a5 03 8c cb b9-ed bb 8f 10 a3 de b0 10"
uuid.bios = "56 4d f3 a5 03 8c cb b9-ed bb 8f 10 a3 de b0 10"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:de:b0:10"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = ""
tools.remindInstall = "TRUE"
ide0:0.redo = ""
メモ:
・今回はノートPCの内蔵CDドライブからインストールしましたが、ISOイメージからインストールする場合は、
ide1:0.fileName = "C:\ISO\CentOS-4.2\CentOS-4.2-i386-bin1of4.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
というようにISOイメージの置き場所と、ISOイメージを使う事を指定すればいいらしいです。
でも、この場合、2枚目以降はどうなるんでしょうか?
4ファイルのCDイメージじゃなくて、1ファイルのDVDイメージなら気にしなくてもよさそうですが。
[2007年 2/18追記]
今はVMware Serverしか使っていないのですが、 教えて!goo VMwarePlayerでlinuxのインストール で同じ疑問が質問されていたので、今更ですが手順を追記しておきます。
  1. インストーラーがCDの入れ替えを要求してきたら、Toolbarから CD-ROMをDisconnectします。
  2. VMware Playerを終了して Virtual machineを Suspendさせます。(デフォルトの設定で、終了したら Suspendとなる)
  3. vmxファイルを編集して、ISOの fileNameの指定を次のCDのファイル名に変更します。
  4. VMware Playerを起動します。(Virtual machineがResumeされる)
  5. Toolbarから CD-ROMをConnectします。
  6. インストーラーのCD入れ替えの OKを押します。
ちなみに、VMware Serverでは、メニューで VM → Removable Devices → CD-ROM → Edit... と選んで、 Use ISO image: で指定するISOファイルを変更すれば簡単に入れ替えられます。
[追記ここまで]
・ノートPCのメモリが512MBなので、とりあえず memsize = "256" としました。
・uuid.location, uuid.bios, ethernet0.generatedAddress については、最初の起動時に新しく作り直すので適当でいいように思います。
・guestOSの指定をどうするのがいいのか、よくわかっていません。
このページ によるとパフォーマンスにも影響するようです。
CentOSはRed Hat Enterprise Linuxの「クローン」ということなので、とりあえず、guestOS = "redhat" としてみました。
Virtual Machine Center からダウンロードした評価版のRHEL3では guestOS = "rhel3" となっていたので、CentOS 4なら "rhel4" でもいいのかもしれません。

4. CentOSのインストール
CentOSの1枚目のCDをCDドライブに入れて、CentOS.vmxをダブルクリック。
以下のようなダイアログが出ましたが、Createを選択。

The location of this virtual machine's configuration file has changed since it was last powered on.
If the virtual machine has been copied, you should create a new unique identifier (UUID).
If it has been moved, you should keep its old identifier.
If you are not sure, create a new identifier.
What do you want to do?
その後、インストーラが起動するのでいつもどおりインストールを進めます。
vmware-centos-inst1

vmware-centos-inst2


ディスクパーティションの設定では、「Disk Druidを使用して手動パーティション設定」を選択しました。
以下のような警告ダイアログが出ました。
デバイスhdaのパーティションテーブルが壊れています。
新規パーティションを作成するには初期化が必要ですが、本ドライブのデータを全て喪失します。 この操作は無視するドライブに関する以前のインストール選択を全て上書きしていまいます。
全てのデータを喪失しますがこのドライブを初期化しますか?
少しだけ不安になりましたが、ここでのデバイスhdaはバーチャルマシンのデバイスで、初期化しても問題無いはずなので、初期化を選択。
次のディスクの設定で空き容量を見ると、最初に指定した8GBになっていました。
vmware-centos-inst3


試しにパッケージはすべてを選択してみました。
インストール合計容量6152MBのようです。
終了まで3時間半ぐらいかかってしまいましたが、問題なくインストール完了しました。
vmware-centos-inst4

VMware PlayerでのCentOSですが、なかなか快適に使えています。
いろいろと遊んでみようと思います。

ちなみに、評価版のRHEL3ではVMwareTools-5.0.0-13124が入っていました。
VMwareToolsをインストールすると、もっと快適に使えるようになるようですが、VMware Workstationからでないとインストールできないようです。
やはりVMware Workstationが欲しくなってしまうかも。

VMware Workstation 5 for Windows日本語版



ここまで書いたところで、Technoratiで検索すると、同じ方法でFedora Core4をインストールする記事がありました。
本当に無償で使える「VMware Player」 ? Weboo! Returns.
hideさんの記事の方が簡潔にまとまっていていいですね。