Plaggerは4月ごろにいろいろと苦労してインストールして以来、 便利に使っているのですが、今回はあまりにも簡単にインストールできたので、方法をメモしておきます。
[2006年 12/3追記]
Plaggerは開発が活発なため、今後この方法ではうまくいかなくなるかもしれません。
公式ページの日本語Wikiに、インストールについてのページができる予定のようです。
WikiStartJa - Plagger - Trac
参考:subtech - Bulknews::Subtech - [Plagger] 「assets の罠」の罠
[追記ここまで]
ActivePerlのインストール
ActivePerl - Walrus, Digit.
などを参考にインストール。全てデフォルト設定。
[2006年 12/3追記]
トラックバック頂いたBlogやその他でも書かれていますが、この記事のとおりにインストールする場合は、
バージョンは 5.8.8.817 を使うといいかもしれません。
Index of /ActivePerl/Windows/5.8
以下の ActivePerl-5.8.8.817-MSWin32-x86-257965.msi です。
[追記ここまで]
ppmリポジトリの追加
Charsbar::Note - ppm for Plagger で書かれているように登録します。C:\>ppm ppm> rep add http://ppm.tcool.org/server/ppmserver.cgi?urn:PPMServer Repositories: [1] ActiveState Package Repository [2] Autonamed 1 ppm>[2006年 10/1追記]
ppmリポジトリの追加については、以下を参照してください。
Charsbar::Note - PlaggerをWindowsにインストールするときの注意点
私が最初に書いた上記の方法では、後々不具合が出る可能性があります。
具体的には、以下のようになるかと思います。
C:\>ppm ppm> rep add tcool http://ppm.tcool.org/server/ppmserver.cgi?urn:PPMServer Repositories: [1] ActiveState Package Repository [2] tcool ppm> rep up tcool Repositories: [1] tcool [2] ActiveState Package Repository ppm>[追記ここまで]
[2007年 10/6追記]
ppmリポジトリを公開されている Charsbarさんによると、現在は Plaggerをインストールする場合はリポジトリは tcool だけを使うようにしたほうがいいようです。
Charsbar::Note - いまさらながらWindows上でのPlaggerのインストールについて
1) ActiveStateやtheoryx5のリポジトリは、少なくともPlaggerをまともにインストールしたかったら消しましょう(うちのを追加するだけではだめです)ppm コマンドの rep delete で tcool 以外を削除すればいいということですね。
[追記ここまで]
以下のように表示されればOKです。
ppm> search Plagger Searching in Active Repositories 1. Plagger [0.7.9] Pluggable RSS/Atom Aggregator ppm>
Plaggerインストール
ppm> install Plaggerこれでインストールされます。
途中で、iconv.dll, zlib1.dll, libxml2.dll をダウンロードするか?などと聞いてくるので、 そのままエンターを押していきます。
最後に以下のように表示されてプロンプトに戻れば、OKです。
Successfully installed Plagger version 0.7.9 in ActivePerl 5.8.8.817. ppm>ppmを終了し、以下のようにバージョンが表示されれば、Plagger本体のインストール完了です。
ppm> q C:\>plagger -v Plagger version 0.7.9以上、私の場合、ここまで40分ぐらいでした。なんて簡単なのでしょう。
(以前はインストールを諦めた Encode::Detect もインストールされています)
module追加
Publish::Gmailで必要なモジュールがいくつかインストールされていませんでした。
[同日追記]
これは、私がインストールした時に、一時的に依存を外していたため、ということでした。
Charsbar::Note - Plagger.ppd(続)
現在なら以下のインストールは必要ないはずです。
[追記ここまで]
これらをインストールします。
C:\>ppm ppm> install Net_SSLeay.pm ppm> install Crypt-SSLeay ppm> install IO-Socket-SSL ppm> install Net-SMTP-TLS ppm> q[2006年 12/3追記]
SSLeayライブラリ関連
先日、別の環境にインストールしたPlaggerでAmazonアソシエイト・レポートGmailに送ろうとしたところ、
LIBEAY32.dllがみつからない等と言われてしまいました。
また、以前の環境でも、httpsにアクセスするとperlが落ちるため、ライブラリを変更しています。
これもトラックバック頂いたBlogやその他でも書かれていますね。
pomo123の日記 - Net::SSLeayに問題?httpsアクセスでperl.exeが落ちる
を参考にしました。
theoryx5をリポジトリに追加して、Crypt-SSLeayを上書きインストールし、
ssleay32.dllとlibeay32.dllをダウンロードして上書き保存します。
C:\>ppm ppm> rep add theoryx5 http://theoryx5.uwinnipeg.ca/cgi-bin/ppmserver?urn:/PPMServer58 [1] tcool [2] ActiveState Package Repository [3] theoryx5 ppm> rep up theoryx5 [1] tcool [2] theoryx5 [3] ActiveState Package Repository ppm> rep up theoryx5 [1] theoryx5 [2] tcool [3] ActiveState Package Repository ppm> search SSLeay Searching in Active Repositories 1. Crypt-SSLeay [0.51] OpenSSL glue that provides LWP https support 2. Crypt-SSLeay [0.51] OpenSSL glue that provides LWP https support 3. Net_SSLeay.pm [1.30] Perl extension for using OpenSSL 4. Net_SSLeay.pm [1.30] Perl extension for using OpenSSL or SSLeay ppm> install -force 1確認していませんが、これは ActivePerl 5.8.8.815 であれば、必要無いのかもしれません。
[追記ここまで]
assetsのコピー
Plaggerの三大罠 の一つ、assetsをコピーする必要があるので、その時のバージョンに合わせて Plagger-0.7.9 - search.cpan.org から Plagger-0.7.9.tar.gz をダウンロードして適当なソフトで展開し、 Plagger-0.7.9\assets を適当な場所にコピーします。 (私の場合は C:\Perl\site\lib\Plagger 以下にしています)
config.yaml
あとは目的に合わせて config.yamlを書けば、Plaggerライフの始まりです。
yamlの最後の改行を忘れずに。
とりあえず、以下の動作確認はできました。
- PlaggerでBloglinesのフォルダ別にGmailへ送る
- PlaggerでCOOKPADのピックアップレシピをGmailへ
- PlaggerでYahooのTOEICデイリーミニテストをGmailへ(改訂版)
謝辞
PlaggerがインストールできるWin32用のppmリポジトリを公開して頂いた、
Charsbar::Note
の管理人さん、ありがとうございました。
おかげで、とても簡単にインストールできました。
ちなみに、以前に苦労してインストールした時のメモは以下にあります。
- Windowsで Plagger 準備#1 ActivePerlインストール
- Windowsで Plagger 準備#2 初めてCPANを使う
- Windowsで Plagger インストール#1
- Windowsで Plagger インストール#2 Gmailで読めた
[2006年 9/10追記]
ActivePerl
のバージョンなど、環境によっては、うまくいかない場合があります。
しげふみメモ:Plagger簡単インストール記事その後
にいくつかまとめてあります。
[2009年 4/12追記]
現在では以下のような本も出ていて、Windows環境へのインストールについても詳しく解説されています。
さすが!と言わせる Plagger徹底攻略術 (単行本(ソフトカバー))