NASAが新しいスパコンとして、SGIの Altix 4700 を導入するという件。
NASAの最新スパコンは1024個のCPUと4TBのメモリを搭載 - GIGAZINE

このスーパーコンピューターは8月に稼働を開始するそうですが、1024個のデュアルコアCPUと4TB(4000GB)のメモリなどが搭載されており、OSはLinuxとのこと。なお、これは1つのLinuxで動いているシステムとしては、世界最大規模だそうです。

詳細は以下のプレスリリースの通り。
SGI - Press Releases: NASA Selects SGI To Provide Largest Shared-Memory System In The World

Dual Core の Intel Itanium 2 を 1024個(つまり2048core)搭載した Linux single system image (SSI) というのが今回のニュースバリューでしょうか。
cat /proc/cpuinfo | grep -c processor を実行すれば、結果は 2048 となるはずです。
これはなかなか見られないでしょう。単純にすごいと思います。
この1台の SSI で 13.1TFlop/s というのも、すごいんじゃないでしょうか。

でも、kernel panicが起きたら、1024CPU全部落ちちゃうんでしょうね、、。

今回の導入は、現在使われている Columbia Supercomputer のリプレースのための4段階のうちのひとつで、まだ評価の段階のようです。
ITmedia News:NASA、IBMのスーパーコンピュータを採用 というニュースもありましたが、おそらくこれも評価機の段階でしょう。
ちなみに、512coreのシステムは既に2006年12月に導入されているようです。
NAS Division Images

Columbia Supercomputer は1世代前の SGI Altix 3700 Bx2 で、512CPU x20システムで合計 10240CPU となり、 TOP500 Supercomputing Sites の 2007年6月のリスト の 13位となっています。
System Statusで Columbia のいろいろなステータスを見ることができます。

TOP500内の SGI Altix 4700 を見てみると、10位にドイツの LRZ: Höchstleistungsrechner in Bayern (HLRB II): The SGI Altix 4700 が入っています。
256CPU(512core) x19システムで合計 4864CPU(9728core)
62.3TFlop/s

日本では、地球シミュレータで有名な JAMSTEC | 独立行政法人海洋研究開発機構にある JAMSTEC スーパーコンピュータシステム の SGI Altix 4700 が 59位に入っています。
128CPU(256core) x10システムで合計 1280CPU(2560core)
16.384TFlop/s

NASAの Columbia を最終的にリプレースするのはどんなコンピュータになるのでしょうね。
楽しみです。