中日の落合監督は大嫌いだった。
阪神の岡田監督の手ごわいライバルで、何度も優勝さらわれたんだから仕方ない。
だけど、落合の野球の基本は岡田とほぼ同じで考え方も似ていた。
いわゆる知能戦でお互い戦っていたのだ。
落合の方が優勝回数は多かった。落合は家族参加で祝賀会をするから彼の息子の福嗣君は
生意気なガキだとみんな思っていたかもしれない。
でも、こんなガキは結構好きだ。
偉大な親の七光りと冷ややかに見る人がいるが、彼は野球とは別の道を歩んだ。
岡田監督も息子を野球選手にしようとはしなかった。
お互い、別の道を歩ませるのがここでも一緒だ。
ブロガーはやがて声優になった。
声優と言っても落合の名は通用しない。
ちょい役を主体にたくさんの役をこなした。
最近、女性声優が引退したように声優界も厳しい世界だ。
ちょい役はほとんど個性が見えない。つまり下積みである。
転機と思ったのが、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」でかなりのわき役になったことだ。
自分は経緯をじっくり見ていたわけでないが、名前が出たら即座に興味を持つ。
銀魂の新八をしてた声優も仲間としてストーリーに絡む役だった。
落合福嗣はこうして実績を重ねていたわけだが、とうとう主役をつかんだ。
ただのマイナーアニメではない。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
つまり、両津勘吉である。
昔のリメイクが流行っている中でこの分野はなかなか成功しない。
だけど、彼の抜擢は落合の息子の知名度ではない気がする。
彼の特徴はおっさんの嫌味がかった態度でちょうど両津に似合っていたかもしれない。
また、無名の役として、たくさんの実績を積んでいる。
今、ただ一人の声優として大舞台に出ようとしている。
ともかく、主役おめでとうと言いたい。
追加:
福嗣君は
2018年にグラゼニで主役をやっている。
見逃していた。