2017年12月27日

【ご報告】家族が増えました。

大変ご無沙汰しております。
もはや2017年も終わろうとしておりますが、大きなご報告です。

2017年11月3日(金)、午前9時20分、一人の人間がこの世に現れました。
3184g、51.5cmの女の子。
古川家の新しい家族。

この時、名前はまだありませんでした。
今はもうあります。
創理(つくり)といいます。
いくつか由来を籠めていますが、それを語るのも野暮なので、ご想像にお任せします。

この件、早く報告したい報告したいと思っていましたが、色々タイミングを伺っていたら、彼女が現れて以降の怒涛の日々に追われて、こんなに遅くなってしまいました。
今は忙しくも楽しく、睡眠もまともに取れないながら、動いている娘を見るとすべてを許容してしまうという、完全なる親馬鹿を発揮しております。
息子だったら可能な限り放任主義でいきたいと思っていましたが、娘となるとまた複雑な心境です。

以上、不肖古川、親になりました。
生み出してくれた妻に、そして生まれてきてくれた娘に、感謝しかありません。
これからも、家族ともどもどうぞよろしくお願い申し上げます。

20171103_100749

― 報告以上 ―

さて、ここからは記録です。
ご興味のある方だけ、どうぞ。


■出産予定日まで

出産は唐突にやってきました。
もともと11月2日が予定日だったのですが、妻はいつものように、不定期なお腹の張りに耐える中、過ぎ去っていくかに思われました。初産は予定日より遅れるという話も聞いていたので、まあそうなのかもねー、くらいに過ごしていたのです。

10月に臨月に入ってからというもの、僕自身は、演出現場が二つあったり別件の台本書かなきゃだったり高校演劇の審査員をしたりとバタバタでしたが、「生まれちゃったら次いつ行けるか分からないから今のうちに色々食べておこう」と、夫婦で外食三昧の日々でした。ラーメン、焼肉、寿司、そば、ファストフード、居酒屋、定食屋その他諸々。時間の許す限り、妻の希望7、僕の希望3くらいで、行きつけの店から久々の店、初めての店と色々巡りました。

11月2日も、そんな風にして、幡ヶ谷の名店『特麺コツ一丁』を訪れたのです。
ボリュームもニンニクも化学調味料もたっぷりの毒々しいラーメンですが、夫婦揃って大好きなお店。どちらかが勝手に行くと匂いでバレ、行けなかった方が嫉妬する、そんなラーメン。
店までの道中、妻はお腹のハリで動きづらそうにしながらも、食べたい気持ちが勝り、何とかたどり着いて実食。
いつもはトッピングしないのに、今日に限って温玉のせを食べる妻。食べ終わるなり、「大盛りにすれば良かった」と呟く。僕でさえ並盛でお腹パンパンなのに、既にお腹パンパンの人がまだ入ると呟く神秘。

帰宅してバナナを食べながら、見るとも無しに日本シリーズを眺めていると、「水が出てきた!」と妻が叫ぶ。
破水でした。


■破水から入院まで
最初から最後まで、ほぼ完全に立ち会いました。
タイムライン形式でお送りします。

11月2日(金)

21:59
病院に電話。「車で来てください」とのこと。

22:02
陣痛タクシーに電話。7〜8分後に自宅前に迎えが来るとのこと。

22:10
タクシー到着、自宅発。
陣痛タクシーの運ちゃんは気さくでガンガン話しかけてくる、と聞いていたが、
非常に普通のおじさん。特に会話は無し。

22:30
JR東京病院に到着間際、運ちゃん、入り口が分からず一度通り過ぎる。
明らかに通り過ぎたと感じ、厳しく指摘。Uターンして病院前へ。

22:35
病棟に着くなりそのままLDR(陣痛分娩室)へ。
助産師さんによるチェック。破水であることを確認。
出産への緊張で手足の震えが止まらない妻。
服を脱ぎ、ガウンに着替え、巨大なナプキン(産褥用)を付ける。

22:45
妻の手足の震え、落ち着く。
買い出しのついでに、実家などへ連絡。

23:05
点滴開始

23:25
不規則な陣痛始まる。
ストローを刺したペットボトルで水を提供したり、
ストローを刺したポカリスウェットを提供したりする。
以後、隙あらば提供することになる。

23:50
本陣痛と子宮口が開くのを待つ間、妻が洗顔したがる。
メイク落としを欲しがったので、ついてに携帯の充電器などを取りに、一度電車で自宅に戻る。


11月3日(土)

0:40
終電近くでLDRに戻ると、妻は洗顔、トイレも済ませており、
一度目の点滴も終了していた。この点滴はとある予防接種らしく、
産む前までに2回、4時間以上の間を空けて打つ必要があるとのこと。
つまりあと4時間は産みたくても産めない。
この頃、陣痛の周期が一定になり、回数が増える。
横になったまま、体操などをして過ごす妻。
ここぞとばかりに、執筆中の台本をチェックし始めるも、
当然ながら、全く集中できず。

1:00
助産師現る。エコー検査や子宮口チェックなどするも、引き続き様子見。

1:30
唐突にティッシュを持ってベッドの近くへ行ってみる。
特に妻に気遣う何かをするでもなく、自分で自分の鼻をほじった。妻爆笑。

1:45
陣痛の周期が2分〜5分間隔となる。
ずーんという痛みも増してきたという。

2:00
「痛い」を何かに言い換えて乗り切ろう作戦。
「面白い」を提案するも却下される。
妻が「来てます」だねと言い、その後少し、
「来てますか?」「来てますね」というやりとりを繰り返す。

2:20
そろそろ助産師さん来るかな?と噂していたら、本当に現れた。
点滴2回目スタート。もう一度エコーモニターを付ける。

3:00
お腹の痛みが、股下の方に移り、痛みの種類が変化したという。

3:10
助産師さん現る。一時間毎らしい。今回もまだ様子見。
2回目の点滴終了。
痛みでつらい発言。夫としては手を握るくらいしかできないが、手を握っている。

3:45
痛みの激しさが増し、触られても痛いとのことで、手を握ることさえもNGに。
妻としては、見られていることすら嫌、みたいになっていた模様。
少し離れた仮眠用のベッドの片隅で、
視界に入らないよう、目立たないように過ごしてみる。

4:15
妻、気持ち悪くて吐いてしまう。コツ一丁のニンニクの香り高らかに。

4:45
痛みはどんどん強くなる。相当しんどそうだ・・・。
ここからしばらく、ただひたすらに痛いだけの時間が続いていく。

6:30
痛みの質が変わったとのこと。男にはわからない。
手も握れず、見てもいけないという二重規制は緩和してくれた。
診察の結果、子宮口が3〜4センチまで開いたとのこと。

7:30
さらに痛みが増し、しんどくなる。
どこまで増すのだろう。男にはわからない。

8:00
産科医によるチェック。
子宮口全開!オープン100%! 分娩に立ち向かう。
いきみスタート。助産師さん時々いなくなる。
油断すると息が荒くなってしまうので、ゆっくり深呼吸できるよう、
隣でサポート。芝居で発声や腹式呼吸について学んだことが役に立った。
過呼吸の人を落ち着かせた経験も役に立った。
息の整え方が上手いと助産師に褒められる。
助産師、無闇に夫のサポートを褒め、頻繁にいなくなる。
※この日、同時間帯に3名の出産があったらしい。
 見たところ、助産師チームは3〜4人ほどで回していた印象なので、
 そりゃ頻繁に居なくなるわけである。

8:50
助産師も医師も不在。
しかしいきみは続けてくれとのこと。
妻がいきむたび、産褥ショーツがぷっくり膨らむ。
明らかに露出しているようで、股間が盛り上がってくる。
現物を見ると人生観が変わってしまう予感がしたので、申し訳ないけれど、
あくまで産褥ショーツの上から確認していた。
しかし、膨らんだ瞬間にできるショーツと足の隙間から、
物凄く膨らんでいる股間がチラ見えする。産チラ。
ガン見えしていたら危なかったかもしれない。

8:55
助産師たち再来。
時間が時間なので、きっと朝礼か申し送りをしているのだろう、などと話していた。
※後日、同日に3名同時出産だったと知ると、
 朝礼どころではなかったのではないかと申し訳なく思った。

9:05
産科医師到着。いざ分娩。
妻のいきみが激しさを増す。僕はそのいきみで首が上がるのを支える。
一度に二回のいきみで頑張るも、なかなか決着が付かない。
妻は「いきみ方が上手〜。巧い〜」と妙に褒められる。
僕は「いきみの合間の深呼吸の手伝いが素晴らしい〜」と妙に褒められる。
どうあれ、褒められて嬉しくないことはない。

9:15
「次で出るよ!もう出るよ!」と言われ、2〜3回ほどいきみチャレンジ。
なかなか出ない。僕の台本の締切付近のようだ。

9:20
「次出るよ!」と言われてから4回目のいきみチャレンジ。
生誕!!
元気な女の子。出てきた瞬間におんぎゃー!!と泣くものだと思っていたけど、
それはそれは大人しかった。しばらくして泣き始める。
すぐに体重計的なケースに乗せられ、
身長体重チェック、身体のパーツチェックが行われる。
五体満足、3184g、51.5cm の元気な女の子でした。



出産までの記録は、以上です。
その後の生活は、まあ、一変いたしまして。
これについてはまた改めて認めます。

ではでは。
2017年も大変お世話になりました。
皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
また来年!!

hakoniwa_enbukyoku at 23:55│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote  | 

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