2018年11月02日

俺はただ吸ってないだけ。

タバコ吸わなくなって10ヶ月。
「禁煙」とか「辞めた」とか言うと拘束力が強い感じがして嫌なので、「今吸ってないだけ」「吸わなくなってる時期」ということにしています。少し気楽で、なかなか良いです。
結果として、今、まったく吸いたいと思わなくなっているのだから不思議。

吸えないストレスよりも、吸うためのストレスが勝ったんです。
子供が生まれたってのもあるけど、何よりまあ、時代ですね。
喫煙所を探したり、ビルの陰で人目を忍んで吸ったり、乗換えのたびに喫煙所に走ったり、仲の良い友人から「まだ吸ってんの?」と言われたり、電車で見知らぬ人から「タバコくさっ!!」と罵られたり、長時間吸えないことが分かってその時間ずっと吸いたいと思いつつも吸えないのを我慢しなければならなかったり、まあ、この時代、タバコ一本吸うのに乗り越えなければならない障壁が多過ぎる!
あほか!
そんな面倒臭い(煙草臭い)ことしてられるか!
と、よりストレスの少ない「吸わない」を選択した次第です。

禁止されたとか嫌いになったとかではなく、選択的に「吸っていない」だけなので、喫煙者にも寛容です。
時々、タバコ場の空気が恋しくなって喫煙所に行ってみたりします。
空気と言っても、もちろんあの独特のゆるゆる感のある会話が楽しみたいのもあるけれど、それよりも、文字通りタバコの匂いが恋しかったりして。
で、匂い一吸いで満足している。副流煙でじゅうぶん楽しめる(むしろ害)。
ていうか行かなくてもまったく問題ない。

いざ、タバコを吸わなくなると、何か色々楽でした。
まず、家の外で台本を書く場所が、格段に増えた。
以前は、タバコが吸えてコーヒーがたくさん飲めて机が広くてあまり騒がしくなくて、と、最初の条件分岐がタバコでした。でも今は違う。
その条件分岐が無いだけで、選択肢が数倍に広がる。
スタバでも書ける。定食屋やスイーツショップでも書ける。図書館や公民館でも書ける。
テーブルと椅子さえあれば良い。画期的。
自宅より外の方が集中しやすい自分にとっては、これはかなりのパラダイムシフトでした。

喫煙所を探す必要もないし、人目を忍ぶ必要も無い。乗換えのたびに喫煙所に走ることも、友人から文句を言われることも、見知らぬ人から罵られることも、長時間吸えないことが分かってその時間ずっと吸いたいと思いつつも吸えないのを我慢することも、無い! ぜんぶ無い!! なんて楽!!
そしてお金が減らない!
ストレスが軽減されてお金も増えるなんて、なんていいんだ!


20歳過ぎ、学生の頃に吸い始めて15年以上。
途中、結核で入院した時期などを除いて、ほぼ毎日1箱吸ってました。
台本書いてる時期は量が増えたり。
『コーヒー&シガレッツ』という映画に憧れたり、流れでジム・ジャームッシュみたいな作り方に憧れたり。
それが日常になってしまっていたけれど、意外と簡単に日常の外に追いやれました。

そんなこんなで、10ヶ月。

太った。

いや聞いてたけど。
タバコ辞めると太るよって。
なんかご飯が美味しくなるんですってね。
そんなに美味しくなったような気はしてないんだけど。
なのに。
太った。
マイベスト体重を8kgオーバー。

確かにね、大盛りとか食えるようになっちゃったんだ。
チャーハンセットとか。
もう一品、足せるようになってた。
胃袋が?胃袋が。
あるいは脳が。
満腹中枢が。
危険です。

先人いわく、食事の量が増えるってのもあるけど、何より酒量が増えたと。
そうなんです。
飲み屋で、タバコを吸ってる時間は、実はあんまりガブガブ飲んでないみたいなんです。
これが、タバコを吸わなくなると、いつもタバコを吸っていたはずの時間の分、飲むようになっている。
なるほど。
それまで2時間の飲み会で10本タバコを吸っていたとして、1本吸う代わりにお酒を3口余計に飲むようになったとしたら、合計30口、ジョッキ換算で5〜10杯多く飲むようになっているではありませんかなんということでしょう。

そんなこんなで、お酒もちょっと控えるようになりましたとさ。

実は健康診断での肝臓の数字がびっくりするくらいアレだった、っていう年齢的な要因も関与しているのですが、そこはまた、改めて。

hakoniwa_enbukyoku at 17:50│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote  | 社会

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