2019年11月06日
『劇と暮らし』、近況、劇団員募集のこと、消費増税と演劇のチケット代のこと
『劇と暮らし』というプロジェクトが進んでいます。
都心も都心、霞ヶ関のオフィスビルで、若者たちと演劇を創っています。
上演作品は、2014年にuraniwaと銘打って上演した『厩火事』と『常時裏』の2本立て。当時を懐かしみながら、今、プロジェクト参加メンバーたちとともに楽しく苦しくリクリエイションしています。俳優を目指している人もいれば、演劇による社会貢献のために参加している人など、色んな人が参加していますが、作品創りにおいては細かく厳しくやらせて貰っています。
公演は11/18(月)〜12/13(金)で、基本は平日公演で1本ずつですが、飛び飛びで交流会があったり2本とも上演する日があったりと色々イレギュラーなので、詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ 劇と暮らし第1期『ビルと明日を変えていく演劇&人』
これが週4回、23:00までの稽古。帰ったら午前様、日付が変わる頃に帰宅しては、寝静まった家族を起こさないように缶ビールをそっと開け「演劇の稽古を23:00までなんてやるもんじゃねえよ・・・」とぼやきながら、一息ついてるうちに朝が来て、娘を保育園に送っていくという暮らし。まさに劇と暮らし。
それでもいざ稽古が始まれば楽しくて、あっという間に22:00を回ってしまっているという日々。
さすがに疲弊していたみたいで、先週は風邪気味でした(もう治した)。
昔は不摂生したり体調を崩したりすると痩せたものでしたが、アラフォー男子はどんどん膨れていくんですね。先輩が「加齢とともに体質変わるよ」と口うるさく言っていたのはこれだったんですね。実感しています。
食ったら食った分だけ太る。分かりやすい。
動いたら動いた分だけ痩せたりしない。解せない。
人間の身体って面白い。
この稽古と並行して年末の短編集企画の演出のこと考えたり、来年2月の大阪での企画のこととか、3月の書下ろしについて検討したり、4月に脚本・演出を務める劇団トローチさんのプレ稽古させて貰ったり、そりゃあまあ慌しく過ごしております。
今週末11/10(日)は劇作家協会せりふWSのトークセッションに登壇するのでした。
大先輩マキノノゾミさんがチェーホフ『かもめ』を素材に実施するWSの締め括り。
このWS自体が凄く興味深い。
見学もまだ募集してるようなので興味ある方はぜひお越しください。
そう、そして、劇団員を募集しています。
『【お誘い】劇団員を募集します。育休中だけど』
ちょぼちょぼ反応いただいてありがたい限りです。
ひょんなことから、ここ数年の箱庭円舞曲作品を支えてくれていた常連組の鈴木ハルニ、林和義という心強い仲間が所属してくれまして、古川、白勢と合わせて今4人。
引き続き募集しておりますので、“劇団員”という、友人でも社員でもない謎の関係性に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
消費税が上がりましたけど軽減税率とかキャッシュレスとか即位礼正殿の儀とかラグビーW杯とかであっという間に消費税10%が日常に浸透しちゃってて怖いですね。現金で買い物すると10%かよ、値上がったなーと実感しますが、同時期に爆発的に喧伝されたキャッシュレスだとその値上がった抵抗感がスルーされてしかも還元があるとかで目くらましされて何か得するような気がするような気にさせられてますけれども増税は増税ですからね、無駄な。じわじわと国に圧迫されていく私たちの家計。
そして演劇も、特に小劇場の人たちも、チケット代上げないとですよ。今まで3,000円とか4,000円とかでやってた方々も、ちゃんと10%以上上げてください。じゃないと破綻します。予算ギリギリとかトントンでやってる団体さんは、キャストの事務所やスタッフ、各種業者への支払いの際の消費税と振り込み手数料で赤字になったりしますからね。ギャラに軽減税率もキャッシュレス還元もないですからね。
演劇のチケットは高い論もあるけど一概に安くすりゃ良いってもんじゃなくて、映画もここ30年くらいずっと1,800円だけどそれもおかしくて。そりゃ業界も疲弊しますよ。並行にクリエイターへの還元も目減りするし、お客さんは離れていくし、クリエイターとして活躍すればちゃんと儲かるという道筋が薄れてるから目指す人も減るし、目指す人が減るってことは目指す人に関わる人も減るってことだから血縁的な直接的な、観客の入口にいるはずの観客も減っていっているということで、実はそれは少子化と人口減少を続けている日本にとっては致し方ないことなのだけれど、・・・ああ、もっと詳しく書きたいけど今日はこのくらいにしておくしかない。書き出すと止まらない。
一旦筆を置きます。
稽古行ってくる。
都心も都心、霞ヶ関のオフィスビルで、若者たちと演劇を創っています。
上演作品は、2014年にuraniwaと銘打って上演した『厩火事』と『常時裏』の2本立て。当時を懐かしみながら、今、プロジェクト参加メンバーたちとともに楽しく苦しくリクリエイションしています。俳優を目指している人もいれば、演劇による社会貢献のために参加している人など、色んな人が参加していますが、作品創りにおいては細かく厳しくやらせて貰っています。
公演は11/18(月)〜12/13(金)で、基本は平日公演で1本ずつですが、飛び飛びで交流会があったり2本とも上演する日があったりと色々イレギュラーなので、詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ 劇と暮らし第1期『ビルと明日を変えていく演劇&人』
これが週4回、23:00までの稽古。帰ったら午前様、日付が変わる頃に帰宅しては、寝静まった家族を起こさないように缶ビールをそっと開け「演劇の稽古を23:00までなんてやるもんじゃねえよ・・・」とぼやきながら、一息ついてるうちに朝が来て、娘を保育園に送っていくという暮らし。まさに劇と暮らし。
それでもいざ稽古が始まれば楽しくて、あっという間に22:00を回ってしまっているという日々。
さすがに疲弊していたみたいで、先週は風邪気味でした(もう治した)。
昔は不摂生したり体調を崩したりすると痩せたものでしたが、アラフォー男子はどんどん膨れていくんですね。先輩が「加齢とともに体質変わるよ」と口うるさく言っていたのはこれだったんですね。実感しています。
食ったら食った分だけ太る。分かりやすい。
動いたら動いた分だけ痩せたりしない。解せない。
人間の身体って面白い。
この稽古と並行して年末の短編集企画の演出のこと考えたり、来年2月の大阪での企画のこととか、3月の書下ろしについて検討したり、4月に脚本・演出を務める劇団トローチさんのプレ稽古させて貰ったり、そりゃあまあ慌しく過ごしております。
今週末11/10(日)は劇作家協会せりふWSのトークセッションに登壇するのでした。
大先輩マキノノゾミさんがチェーホフ『かもめ』を素材に実施するWSの締め括り。
このWS自体が凄く興味深い。
見学もまだ募集してるようなので興味ある方はぜひお越しください。
そう、そして、劇団員を募集しています。
『【お誘い】劇団員を募集します。育休中だけど』
ちょぼちょぼ反応いただいてありがたい限りです。
ひょんなことから、ここ数年の箱庭円舞曲作品を支えてくれていた常連組の鈴木ハルニ、林和義という心強い仲間が所属してくれまして、古川、白勢と合わせて今4人。
引き続き募集しておりますので、“劇団員”という、友人でも社員でもない謎の関係性に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
消費税が上がりましたけど軽減税率とかキャッシュレスとか即位礼正殿の儀とかラグビーW杯とかであっという間に消費税10%が日常に浸透しちゃってて怖いですね。現金で買い物すると10%かよ、値上がったなーと実感しますが、同時期に爆発的に喧伝されたキャッシュレスだとその値上がった抵抗感がスルーされてしかも還元があるとかで目くらましされて何か得するような気がするような気にさせられてますけれども増税は増税ですからね、無駄な。じわじわと国に圧迫されていく私たちの家計。
そして演劇も、特に小劇場の人たちも、チケット代上げないとですよ。今まで3,000円とか4,000円とかでやってた方々も、ちゃんと10%以上上げてください。じゃないと破綻します。予算ギリギリとかトントンでやってる団体さんは、キャストの事務所やスタッフ、各種業者への支払いの際の消費税と振り込み手数料で赤字になったりしますからね。ギャラに軽減税率もキャッシュレス還元もないですからね。
演劇のチケットは高い論もあるけど一概に安くすりゃ良いってもんじゃなくて、映画もここ30年くらいずっと1,800円だけどそれもおかしくて。そりゃ業界も疲弊しますよ。並行にクリエイターへの還元も目減りするし、お客さんは離れていくし、クリエイターとして活躍すればちゃんと儲かるという道筋が薄れてるから目指す人も減るし、目指す人が減るってことは目指す人に関わる人も減るってことだから血縁的な直接的な、観客の入口にいるはずの観客も減っていっているということで、実はそれは少子化と人口減少を続けている日本にとっては致し方ないことなのだけれど、・・・ああ、もっと詳しく書きたいけど今日はこのくらいにしておくしかない。書き出すと止まらない。
一旦筆を置きます。
稽古行ってくる。